※初夏の麦畑と農道(埼玉県吉見町)/ringonomeさん/写真AC
【俳句ポスト365】は愛媛県松山市が運営する俳句投稿サイトで、選者は、中級以上は夏井いつき先生、初級者は家藤正人先生です。
誰でも無料で投句できます。
5月の兼題(季語)は【麦の秋】でした。
※俳句歳時記
季語【麦の秋】夏(時候)
傍題:麦秋(むぎあき)麦秋(ばくしう)
初夏に麦が黄金色に熟し、収穫を待つころ。
「秋」は実りの時の意。→麦刈
例句:【麦秋のやさしき野川渡りけり/石塚友二】
妹の句:【村ひとつ額に入れたき麦秋や】(初級者部門/入選)
私の句:【どこまでも続くあぜ道麦の秋】(初級者部門/入選)
今回、私の句は月曜日にピックアップされる「類想」に入っていました。
「麦」の一語から、パン、ウクライナ、などを発想した例が多くあったようです。
また麦畑や丘など広い光景を連想する人も多かったようで、私の句はこちらに入るのでしょう。
実家にいた頃は、この時季になると毎年見ていた「麦の秋」、今年も見ることが出来ませんでした。
句を載せる写真を探していたところ、郷里に近く風景も似ている吉見町の農道の写真があったので、
いつものように写真ACさん(フリー素材サイト)からお借りしました。
最近は年賀状のみの付き合いになってしまったけれど、吉見町は同郷の友人、E・Hちゃんが嫁いだ町です。
E・Hちゃんを思い出しました。
私達が14、15歳の時…そんな昔のことです。
彼女の部屋(実家)は2階にあり、遊びに行ったことがあるのですが、窓から見えるのは広い田園風景でした。
その時「ここから稲妻を見るのが好きで!…特に加山雄三のレコードを聞きながら・・・」と言っていました。
ちょっと不思議でしたが、でも、何となくわからないでもありません。
加山さんの曲って、なぜかゆったりとした、広大な風景を想像させます。
今日、優秀句(金曜日は優秀句)を読みましたが、やはり皆さん秀句で、勉強になりました。
私は、取り敢えず類想から脱出しなくてはなりませんが、なかなか・・・
次回の兼題は【雷】です。
※SakuraR/写真AC
このお借りした写真のような、子供の頃はよく見た光景は我が家では見ることができません。
またまた難しいです。