今日は彼岸明け。三途の川を挟んで、私たちが住んでいる世界を此岸(しがん)、そして向こう側の仏様の世界を彼岸といって、そこは煩悩に打ち勝ち悟りの境地に達した世界で、極楽浄土のことを言うらしい。仏教を開いたお釈迦様はもともと霊魂の存在は認めていないらしいので、そのへんはどうなのかとも思うのだけれど、古来の行事の彼岸。この行事は残された者達の心のよりどころなのかもしれない。この何年かで私にとってはかけがえのない人たちが何人も彼岸に行ってしまった。そのことで今まで以上に自分にも必ず訪れるその日を想うようになった。
我が家にはお彼岸に菩提寺のお坊さんが供養のお祈りに来る。義母が亡くなって以来の二十年近いのお付き合いだ。時々植木や草花をもってきてくれる。このクリスマスローズもそうだ。今年は綺麗に咲いた。ご住職も(よく咲いているね。これはもっと種類があるし、長く咲き続けるよ)と満足そうだった。
我が家にはお彼岸に菩提寺のお坊さんが供養のお祈りに来る。義母が亡くなって以来の二十年近いのお付き合いだ。時々植木や草花をもってきてくれる。このクリスマスローズもそうだ。今年は綺麗に咲いた。ご住職も(よく咲いているね。これはもっと種類があるし、長く咲き続けるよ)と満足そうだった。