IT'S NOW OR NEVER 

こどもと、ねこと、その親の日常雑事。
さて、初の海外暮らし、
どうなることやら。

ホリデーボケ

2012-01-07 23:09:05 | 日記
イランちゃんも結婚以来という16連休。
子どもたちは約1か月半の夏休み。

旅行から帰ってきて、日常生活に入るのにリハビリが必要というか
なんというか。
あまり関係のない主婦業のワタシでさえ

朝起きて洗濯して、また寝て、
起きたらご飯作って
また寝て、
あらぁもうこんな時間スーパー終っちゃうわー

な生活。

カミサマごめんなさい怠惰なワタシ。

タスマニア旅行4日目

2012-01-05 10:48:08 | 日記
最終日です。
フェリーの予約、夜便が取れなかったので
6日の朝8時に出港予定なので、
実質の最終日。
この日の予定は、フレシネ国立公園。
タスマニアの東側の海岸です。
細く張り出た半島の西側(コールスベイ側)から
約2時間コースのごく軽いハイキング。
峰の一番低いところをめざし、反対側の湾が一望できるところまでのコースです。

とはいうものの展望できるところまで行くので、ずっと登りになり
楽ちん、というわけではありませんでした。
(特にムスメちゃん)
でも、はぁはぁ言いながら道々見下ろす景色は



実に美しいのです。

日差しが強いので今回は日焼け防止のため
ワタシと子供たちは帽子をかぶり、
一所懸命登ります。





頑張って登り切った先に広がっているのは
ワイングラスベイ。
美しいワイングラスのようなカーブの
白砂の湾が眼下に広がります。

疲れた足を岩に座って休めて、景色を眺め、
下りに。

年を取ったせいか(笑)
登りより下りが筋肉的にキツイワタシ。
ひょいひょいと駆けおりていくムスコ。

年はとりたくないもんだ。

そのあと、ヨットハーバーのそばのカフェでランチにしました。



また生ガキとビールを一杯。

あとはひたすら北上してデボンポートに向かいます。
途中疲れると、ちょっと見つけたビーチに立ち寄ったりしながら。



白砂が、歩くと鳴るんですよ。キュッキュッって。
鳴き砂、ってこんなのでしょうか。

広ーい海岸線、真っ青な冷たい海。
でもほとんど人がいない。




また車は北上を続け、夕刻、タスマニア東海岸の漁港、セントへレンズで
晩御飯にしました。漁港なんだからおいしいシーフードがあるよね。
ムスコちゃんはロブスターが食べたい!と叫んでおります。

最後だからおしゃれな店に入りたいね、と、
入ったところが



高い。

ぎょ、高い。

で、ワイン一杯と生ガキと前菜だけ頼んだ私たち、
メインを頼まずにそそくさと出てきたのでした。

がはは、しゃぁない(笑)そばにあった小さなフィッシュアンドチップスの店で
テイクアウェィ。

お魚のフライとフライドポテトでお腹をいっぱいにして


カモメにポテトを投げるオニイ


フェリー目指して北上です。

フェリー乗り場には夜の12時前には到着し、
フェリーポートのそばで夜中に走ってたものだから
パトカーに止められてアルコール検査をさせられました。(無事でしたよ)

その時、後ろの座席をフラットにして子供を寝かせていたのをとがめられて

「フェリーに乗るために待っているところなんです。
これからすぐに待機駐車場に行って
そのままそこから動きませんから
どうぞ今回だけ許してください」

と、強面の婦人警官に必死でお願いしたら、

「ではこのまますぐに駐車場に向かってください。
またドライブしてるのを見かけたら罰金は700ドルですよ」

と、熟睡している子供の顔を見て、
見逃してくれました。
あとから聞いた話ですが、めったに見逃してくれることはないそうです。

朝まで車の中で寝て
6時半に乗船できるはずが、船が遅れたため
10時近くに再びスピリットオブタスマニア号に乗り込んだ私たちは
今度は昼間の船旅を
陸も船も何も見えない周り中海、を眺めたり、
トランプで大貧民をしたりしながら
メルボルンに帰ってきたのでした。
到着したのは夜の9時過ぎでした。


本当に楽しかったです、タスマニア。



タスマニア旅行3日目

2012-01-04 07:46:12 | 日記
今日の目的地はポートアーサー。

タスマニアは島の約37%が国立公園という風光明媚な美しい島ですが、
その過去には暗い歴史もあったわけで。
もともとは監獄島だったのです。

準世界遺産に登録されているというその流刑地跡のひとつが、
ポートアーサーです。

その前にホバートのそばにある1800年ごろに建てられた
囚人礼拝堂、裁判所、牢獄に行くことにしました。
ガイドツアーが10時からあり、たまたまちょうどいい時間について
案内していただきました。
1時間半くらいかかると聞いて、最初は
自分たちで回ってはいけない?と聞いたのですが
「広いからとても無理よ」と断られてしまったのです。

だって、この建物の中でしょ?広いったって・・・と思って
中に入ったらびっくり。

案内のおばちゃんが大きな鍵束を持っていて
裁判所、礼拝堂、牢屋、と回る度に、古くて重いドアを開けてゆくのです。



独房です。

狭い階段を下りていくと狭い独房がいくつもあって
地下なので明かりもなかった当時
囚人は独房内で
バケツが2つ渡されるのみだとか。
そのうちの1つはトイレで、もう1つが飲み水。
ラグもなく、硬い床で体を伸ばすスペースもなく過ごしたのだとか。
もっとも狭い独房では天井も低く、立つこともできなかったようです。

裁判所の中には囚人たちが地下から上がってくる通路があり、
その狭い暗い通路の石の床には
順番を待つ囚人たちが寒くて足を床に擦りながら待っていたという印が
石の床を削って跡となって残っていました。

そして、



首つり台もありました。
あまり多くの人が死刑に処されたわけではないようですが
それでもここで実際に執行されたというところに立って、
床を落とすレバーを引くことができるなんて
何とも言い難い経験でした。
(床は固定されていてもう開きませんが、レバーは当時のままだそうです)

ここから案内のおばちゃんが
「さぁ、クイズよ。ちゃんと入口まで戻れるかしら?」
というので、子どもたちは放された犬のごとく駆け出していき、
私たちがのろのろと道をたどっていたらどうやら遅かったらしく
探しに来られてしまいました。

暗い中から、陽光さんさんの外に出られてホッとしました。
言い忘れましたが、この日からタスマニアは通常の気温に戻ったようで
(つまり最高気温が20度前後)日差しはきつくて痛いのに
風はひんやりしていました。

1時間ちょっとのドライブでポートアーサーに。
さすがにたくさんの観光客がいます。



広い敷地の中に、囚人たちが建てた教会や、官舎、もちろん牢獄跡などが残っていて
こんなきれいなところなのに、200年前は陰鬱なところだったのだろうなと
想像が難しいくらいでした。
入場チケットには、ハーバークルーズが含まれており、
船で海から流刑地を眺めることもできました。



監獄だらけ、そして、案内のツアーの英語漬けで
少々疲れました(笑)

さて、宿を探しに行ったらこれがないんですね。
この周りにはあまり。
仕方ないので昨日の宿にもう一度電話をして
泊まることにしました。

ずっとシーフードだったので、今夜は
「タスマニアビーフ!」



ムスコは500グラム完食。うぇぇ。




タスマニア旅行2日目

2012-01-03 20:53:07 | 日記
今日はロンセストンからホバートに向かうことに。
ロンセストンのそばのカタラクト渓谷というところにまずは行きました。
そこにはチェアリフトがあり、
雄大な景色を眺められるのです。
ま、どこに行っても雄大なんですが。



暑くて、日差しも強かったので
こんな景色の中、川やプールで泳いでいる人たちが本当に気持ちよさそうに見えました。
リフトを降りてから散策コースをめぐると



渓谷にこんな橋がかかっていたり
クジャクがあちこちに放し飼いにされていたり

突然何か横切ったなと思ったら



ワラビーだったり、
きれいで楽しいところでした。

ロンセストンはタスマニア第2の都市だそうですが
街中からわずか10分程度のところに
こんな素敵な場所があるなんて。

さてそのあと車に乗り込み、州都であるホバートへ向けて
出発しました。
途中、19世紀初めにイギリスからわたってきて
現在6代目という、豪農の農場を見学しました。







敷地内には小さな教会もあり、たくさんの建物があり、
広い牧場のあちこちにアヒルや鶏や羊や馬がいました。
遠くに見える文の向こうは果樹園だとか。

大変なことはわかるから、本気で望むわけじゃないのですが、
こんな広いところで
植物や動物に囲まれて暮らすのもいいなぁ、
誇らしいだろうなぁ。
と、思ってしまいました。

道の反対側には邸宅と庭園があり、これも素晴らしいものでした。

そのあと、ホバートへ向かう途中に
「ロスのパン屋さん」に寄りました。
ここは「魔女の宅急便」のキキのパン屋さんのモデルではないかと言われているらしく
日本人の間では有名観光スポットだそう。
ただしロスという町は本当に小さくて
メインストリートも200メートルあるかしらん。



私たちはそこでお昼をいただくことにしました。
私の頼んだ本日のスープセット。



石造りのパン焼きかまどで焼かれたパンがおいしかったです。
店の中にはちっちゃなキキとジジが飾ってありました。

お昼を食べたらまたホバートに向かいますが、
ロスブリッジという歴史的建造物らしい橋もわたったのでパチリ。



この国道は、ヘリテージハイウェイと呼ばれるそうで
道沿いにたくさんの歴史的建造物や由緒のある村などが点在しているとか。

さて夕方になっていよいよホバートに着きました。



ホテルも無事に取れて、



夕食まで少し時間があったので車で30分ほどのウェリントン山に行ってみました。
くねくねと急な坂を上って車を走らせると、1270メートルのウェリントン山の展望台に着きます。
風が強くて、寒くて、ワタシもしっかり上着を着、
イランちゃんにいたってはダウンを着込みました。



街が一望で来て、ほんとうにすごい。
風に飛ばされそうでしたが。



かじかんだところで(笑)人間にガソリンを入れるため
宿に戻って車を置いて、走っている途中に電話で予約した店に。
夕ご飯は、当然シーフード。
タスマニアは水がきれいなので、シーフードがとても新鮮でおいしい。



またまた生ガキやスモークサーモンなどを食べ、地ビールとワインでお腹いっぱい。
店で偶然旅行中のお友だちに会いました。

たくさん食べて、お休みなさい。
明日はポートアーサーというところに行こうと思っています。

タスマニア旅行1日目

2012-01-02 07:57:00 | 日記
さて年明けと同時に1月1日の夜から6日にかけて
家族でタスマニアに旅行しておりました。
タスマニアは住まいのあるビクトリア州の南に位置する
ハート形をした島で、オーストラリア最小の州。
夏の平均気温が20度前後らしい。
今回の旅行はメルボルンータスマニア間をフェリーで移動し、
あちこち車で走り回るというプラン。
例によって行き当たりばったりで
往復フェリーしか予約を入れていないといういい加減さ。
いざとなったら車で寝りゃいいさ(笑)



これがこれから乗船するスピリットオブタスマニア号。
おお大きい~。家から20分くらいの埠頭から
夜の9時に出港です。8時15分までには乗船してねということで
結構ギリギリタイムに到着。

こちら予約した船室。



すごく狭いけど4人部屋でトイレもシャワーもついてる。
10時間の船旅、揺れたのでしょうが全く何も感じず
チビは上の寝台は怖いといって下に寝ることにしましたが
オニイも落下することなくあっという間に朝。

今日の目的地は南下して「クレイドルマウンテン」
ダヴ湖周遊コースをハイキングすること。

船が着いたデボンポートから、クレイドルマウンテンまでは
約3時間のドライブ。周りの景色がやっぱり違う。
広いんだけど、もう少し変化があるというか
ただただだだっ広い感じではないんだよね。
あまり車もいない国道を、はねられたワラビーやウォンバットや
タスマニアンデビルらしきモノをよけながら走って行く。
(500メートル毎くらいにあるんですよ)
タスマニアは北海道より少し小さいらしいけど
充分広くて雄大なんですけど、うまく言えないや。

国立公園に入場するためのチケットを買い
いよいよハイキングに。
世界遺産ですよ。
世界遺産に踏み入ってるんですよわしら。



このダヴ(ドーヴかも)湖の周りを一周します。6キロのコース。2時間くらい・・・のはず。
寒いよ、と聞いていたので長そで、長ズボン、上着も持って歩き始めます。

ところが、ところが暑いのよなぜか。
日差しは照りつけるし、足元はごろごろ石だし。

一枚脱ぎ、二枚脱ぎ。休憩。



さすがに水は冷たい。澄んでいて、清冽というのはこういうことを言うのだろうか。

そして、ホリデーシーズンで、有名な観光地で世界遺産なのに
混んでない。鳥の声と、自分たちの声だけ、という状況も多かった。



静かで、全体的には楽なコースとはいえ、アップダウンもあり、
ムスメちゃんは少し疲れて時々不機嫌。

ところどころで休みながら景色と空気を満喫。
子ども連れには2時間ではキツイな。
オージーの家族やカップルが大股で地を踏みしめてどんどん歩いていくので
道を譲ること数回。






さて、3時間かけて歩き通して、次はそばにあるタスマニアンデビルの保護施設に。
デビルなんて名前がついてるけどかわいい生き物で
猫くらいの大きさで、ツキノワグマみたいな模様と長い尻尾と、
男の子のしるしが、振り子みたいにぶらぶらしてるのがとってもキュート。
でも歯は怖くて、指なんか簡単に食いちぎられてしまうらしい。
が、飼育員のお兄さんが抱き上げてくれて
私たちにお尻のあたりを触らせてくれた。
ふかふかしてて、柔らかかったよ。



そこから泊まるところを探して少し北上。
ロンセストンというところに宿をとることにしました。

6時を回っていて、宿屋のレセプションが閉まっていたりするので
何軒か回ってやっと見つけたホテルはこんなところ。



ご飯を食べに行って、1日目はおしまいです。



タスマニアンオイスターのおいしかったこと。じゅるる。

A HAPPY NEW YEAR

2012-01-01 12:27:42 | 日記
あけましておめでとうございます

皆元気で新年を迎えるという、平凡な幸せこそがいちばんありがたいと、
心から感謝しております。






少しだけおせちも作ってお雑煮もお屠蘇もしましたよ。

こちら本日は36度の予報が出ております。
空は雲ひとつありません。
もう少ししたらまたプールでしょうか。



心穏やかな一念が過ごせますように。