さて年明けと同時に1月1日の夜から6日にかけて
家族でタスマニアに旅行しておりました。
タスマニアは住まいのあるビクトリア州の南に位置する
ハート形をした島で、オーストラリア最小の州。
夏の平均気温が20度前後らしい。
今回の旅行はメルボルンータスマニア間をフェリーで移動し、
あちこち車で走り回るというプラン。
例によって行き当たりばったりで
往復フェリーしか予約を入れていないといういい加減さ。
いざとなったら車で寝りゃいいさ(笑)
これがこれから乗船するスピリットオブタスマニア号。
おお大きい~。家から20分くらいの埠頭から
夜の9時に出港です。8時15分までには乗船してねということで
結構ギリギリタイムに到着。
こちら予約した船室。
すごく狭いけど4人部屋でトイレもシャワーもついてる。
10時間の船旅、揺れたのでしょうが全く何も感じず
チビは上の寝台は怖いといって下に寝ることにしましたが
オニイも落下することなくあっという間に朝。
今日の目的地は南下して「クレイドルマウンテン」
ダヴ湖周遊コースをハイキングすること。
船が着いたデボンポートから、クレイドルマウンテンまでは
約3時間のドライブ。周りの景色がやっぱり違う。
広いんだけど、もう少し変化があるというか
ただただだだっ広い感じではないんだよね。
あまり車もいない国道を、はねられたワラビーやウォンバットや
タスマニアンデビルらしきモノをよけながら走って行く。
(500メートル毎くらいにあるんですよ)
タスマニアは北海道より少し小さいらしいけど
充分広くて雄大なんですけど、うまく言えないや。
国立公園に入場するためのチケットを買い
いよいよハイキングに。
世界遺産ですよ。
世界遺産に踏み入ってるんですよわしら。
このダヴ(ドーヴかも)湖の周りを一周します。6キロのコース。2時間くらい・・・のはず。
寒いよ、と聞いていたので長そで、長ズボン、上着も持って歩き始めます。
ところが、ところが暑いのよなぜか。
日差しは照りつけるし、足元はごろごろ石だし。
一枚脱ぎ、二枚脱ぎ。休憩。
さすがに水は冷たい。澄んでいて、清冽というのはこういうことを言うのだろうか。
そして、ホリデーシーズンで、有名な観光地で世界遺産なのに
混んでない。鳥の声と、自分たちの声だけ、という状況も多かった。
静かで、全体的には楽なコースとはいえ、アップダウンもあり、
ムスメちゃんは少し疲れて時々不機嫌。
ところどころで休みながら景色と空気を満喫。
子ども連れには2時間ではキツイな。
オージーの家族やカップルが大股で地を踏みしめてどんどん歩いていくので
道を譲ること数回。
さて、3時間かけて歩き通して、次はそばにあるタスマニアンデビルの保護施設に。
デビルなんて名前がついてるけどかわいい生き物で
猫くらいの大きさで、ツキノワグマみたいな模様と長い尻尾と、
男の子のしるしが、振り子みたいにぶらぶらしてるのがとってもキュート。
でも歯は怖くて、指なんか簡単に食いちぎられてしまうらしい。
が、飼育員のお兄さんが抱き上げてくれて
私たちにお尻のあたりを触らせてくれた。
ふかふかしてて、柔らかかったよ。
そこから泊まるところを探して少し北上。
ロンセストンというところに宿をとることにしました。
6時を回っていて、宿屋のレセプションが閉まっていたりするので
何軒か回ってやっと見つけたホテルはこんなところ。
ご飯を食べに行って、1日目はおしまいです。
タスマニアンオイスターのおいしかったこと。じゅるる。