IT'S NOW OR NEVER 

こどもと、ねこと、その親の日常雑事。
さて、初の海外暮らし、
どうなることやら。

タスマニア旅行4日目

2012-01-05 10:48:08 | 日記
最終日です。
フェリーの予約、夜便が取れなかったので
6日の朝8時に出港予定なので、
実質の最終日。
この日の予定は、フレシネ国立公園。
タスマニアの東側の海岸です。
細く張り出た半島の西側(コールスベイ側)から
約2時間コースのごく軽いハイキング。
峰の一番低いところをめざし、反対側の湾が一望できるところまでのコースです。

とはいうものの展望できるところまで行くので、ずっと登りになり
楽ちん、というわけではありませんでした。
(特にムスメちゃん)
でも、はぁはぁ言いながら道々見下ろす景色は



実に美しいのです。

日差しが強いので今回は日焼け防止のため
ワタシと子供たちは帽子をかぶり、
一所懸命登ります。





頑張って登り切った先に広がっているのは
ワイングラスベイ。
美しいワイングラスのようなカーブの
白砂の湾が眼下に広がります。

疲れた足を岩に座って休めて、景色を眺め、
下りに。

年を取ったせいか(笑)
登りより下りが筋肉的にキツイワタシ。
ひょいひょいと駆けおりていくムスコ。

年はとりたくないもんだ。

そのあと、ヨットハーバーのそばのカフェでランチにしました。



また生ガキとビールを一杯。

あとはひたすら北上してデボンポートに向かいます。
途中疲れると、ちょっと見つけたビーチに立ち寄ったりしながら。



白砂が、歩くと鳴るんですよ。キュッキュッって。
鳴き砂、ってこんなのでしょうか。

広ーい海岸線、真っ青な冷たい海。
でもほとんど人がいない。




また車は北上を続け、夕刻、タスマニア東海岸の漁港、セントへレンズで
晩御飯にしました。漁港なんだからおいしいシーフードがあるよね。
ムスコちゃんはロブスターが食べたい!と叫んでおります。

最後だからおしゃれな店に入りたいね、と、
入ったところが



高い。

ぎょ、高い。

で、ワイン一杯と生ガキと前菜だけ頼んだ私たち、
メインを頼まずにそそくさと出てきたのでした。

がはは、しゃぁない(笑)そばにあった小さなフィッシュアンドチップスの店で
テイクアウェィ。

お魚のフライとフライドポテトでお腹をいっぱいにして


カモメにポテトを投げるオニイ


フェリー目指して北上です。

フェリー乗り場には夜の12時前には到着し、
フェリーポートのそばで夜中に走ってたものだから
パトカーに止められてアルコール検査をさせられました。(無事でしたよ)

その時、後ろの座席をフラットにして子供を寝かせていたのをとがめられて

「フェリーに乗るために待っているところなんです。
これからすぐに待機駐車場に行って
そのままそこから動きませんから
どうぞ今回だけ許してください」

と、強面の婦人警官に必死でお願いしたら、

「ではこのまますぐに駐車場に向かってください。
またドライブしてるのを見かけたら罰金は700ドルですよ」

と、熟睡している子供の顔を見て、
見逃してくれました。
あとから聞いた話ですが、めったに見逃してくれることはないそうです。

朝まで車の中で寝て
6時半に乗船できるはずが、船が遅れたため
10時近くに再びスピリットオブタスマニア号に乗り込んだ私たちは
今度は昼間の船旅を
陸も船も何も見えない周り中海、を眺めたり、
トランプで大貧民をしたりしながら
メルボルンに帰ってきたのでした。
到着したのは夜の9時過ぎでした。


本当に楽しかったです、タスマニア。