IT'S NOW OR NEVER 

こどもと、ねこと、その親の日常雑事。
さて、初の海外暮らし、
どうなることやら。

入浴用浮き輪

2007-07-07 08:20:59 | 日記
死亡事故が起きている。
恐れていたことはやはり本当になった。

あの浮き輪は前から危ないと思っていた。
足を入れる穴の開いた、ビニールボートのようなもの。
アレをつけてひっくり返ったら、
手足の短いこどもはどうやって体勢を元に戻すことが出来るだろう。
ベビースイムを教えていたとき、
何の動作をしても、まず、こどもを岸(ってプールサイドね)につかまらせて
一呼吸入れて、終わり、にしていた。

あんなものつかっていたら、もしもの時に
自力で起き上がることが出来ない。大人が
目を離さないことを前提に作られている。

しかし、自分で浮いていられて、機嫌がよかったら、
つい目を離してしまうのが人情でしょう。

海でも、プールでも、アレを使ってる親子を見るたびに
怖いなーーー、と思っていたことは
現実になっていた。

オットの帰宅の遅い我家で、3歳のムスコと
生まれたてのムスメと、ワタシがお風呂に入るのは
それは大変だった。
だから、すこしでも、こどもが冷えず、
機嫌よく、
すばやく入浴できたらいいな、という気持ちはよくわかる。

でも、何かあってから後悔したって戻ってこないものがある。

あの道具の危険性の怖さは、
それが、一般的には分からないところにあると思う。
半、プロ(おこがましいけど)
の目には大変危険に映るのだけれど、
アラ危ない道具ね、って思う人は少ないでしょう。

便利なものには、落とし穴がある。