キジの鳴き声聞きながら・・

初夏のような陽気で陽射しが強い。
近くの林の中からケーン、ケーンという鳴き声が聞こえてくる。

そんな長閑な草原の中、キジの鳴き声を耳にしながらセリを摘む。
自分でも気付かないストレスが、体の中から少しずつ抜けてゆくのがわかる。

きれいに下拵えをしたセリを熱湯で5分ゆでて冷水にさらす。

きざんで皿に盛り、一味を振ったら生醤油をまわしかける。
ひとくち頬張ると春の強い香りが口いっぱいに広がる。これぞ春味！

セリの太い茎の部分は佃煮風の煮付けにした。
田舎っぽい料理だけど白メシにはピッタリの出合い・・だけど、この味は知らない人が多いかも。