小樽に向かう列車が花園橋下を抜けると右に分岐する線路跡が見えた。
そうだっ!予定を変更してこの線路跡(旧手宮線)に沿って歩いて見よう。
二十年前と変わらない小樽駅の駅舎を出る。
初めて訪れた頃はアンノン族やカニ族と呼ばれたバックパッカーが多かったが、今では外国人旅行者が圧倒的に多い。
駅前の道を海に向かって真っ直ぐ進み、線路跡に沿って左に折れる。
スタンドバイミー気分で線路の上を歩いたり・・
むかしはこんな感じだったなぁとか感傷にふけったり・・
人生色々だよなぁとか思ったり・・どうでもいいことが次から次へと頭に浮かぶ。
突当たりの小樽市総合博物館前で短時間の廃線歩きは呆気なく終わるが、旅はまだまだ続く。