流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

芝川・・野ばらの匂いに誘われて

2020年05月13日 | 旅みたいな・・
人の少ない芝川(旧芝川)右岸の河川敷を歩いて下流に向かう。

川岸に咲いたノイバラから、微かだが清楚な匂いがただよう。
純とか無垢などの文字が頭に浮かぶ。

足下にはちいさな野花が咲き誇り、これもなかなかいい。

十分に春を満喫して、歩を進める。

「領家水門」 (埼玉県川口市領家5-14-8附近)

領家水門は芝川(旧芝川)と新芝川(芝川放水路)の合流部にある。
(純径間 6.0m x 呑口高 7.7m)

竣功年は昭和40年。
前回の東京オリンピックの一年後に完成したらしい。造られてから半世紀以上経つ。

昇降装置はワイヤーロープ、滑車、駆動装置を使った昭和レトロなタイプで、地震などの災害発生時に水門の自重で閉鎖する装置は無い。