流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

岩井堂観音

2019年10月16日 | 旅みたいな・・
成木川脇に立つ大岩に沿って幅の狭い石段を上がる。

大岩の上に立つと眺めもいいが、足下がスースーする。

岩井堂観音 (埼玉県飯能市岩渕746-1)

およそ一四〇〇年前、一人の旅僧がもたらせた観音像が嵐により転落し、成木川から浅草浦へ流れ着いた後、漁師の網で海上げされた観音像が岩井堂観音であるという口碑伝承が実を結び・・岩井堂縁起 より

浅草寺の本尊、観音像が約1400年前に流れ出したのがこの地だと伝えられているらしい。
成木川の流れ行く先は荒川、そして隅田川。理にかなっていると思えるから面白い。

昭和八年、岩井堂新築と同時に観音像の海上げ記念地、駒形橋の袂に駒形堂が新築された。

その後、駒形堂は平成十五年に再建された。本尊は馬頭観音。