ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

3ヶ月でステージに立つ

2011年03月19日 | 日頃の活動

東北関東地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。



高齢者の徘徊のための対策集会で200人の前で吹いた。

 

私が作った練習曲集と練習用伴奏曲CDで練習すると大体3ヶ月で難しいテクニックは別として指使いはうまくできるようになる。

ほとんどの楽器は下手なうちは音まで汚い、というより、不快にさえ感じる。ところがフルスはどんなに下手な人が吹いてもまろやかないい音が出る。さらに、フルスの音色は始めて聴く人が多いので、非常に珍しがられ、しっかり聴いてくれる。
小学生が習うリコーダーそっくりの指使いであり、日本人には特に易しいので、3ヶ月もすると人前で吹いてもまあまあ何とかなるというレベルになる。

私は2年前、始めての人前で吹いた演奏は厚かましくも200人の前で一人で吹いた。そのときにフルスを吹きたい人をチラシで募集したら、5人の人が応募してこられた。やはり、それは私が上手だったからではなく、フルスの音色がよかったからである。

そのグループが15人になったので、二つに分けた。今年はそれらが、さらに増えて 現在12人と10人のグループになったのだ。

私には教えてくれる先生がいなかったから、どうしても自分でやらなければならなかった。
それで、個人的なテクニックの問題は別にして、オカリナやリコーダーでやっておられるように少人数のアンサンブルや合奏という形態でやっている。結構それが吹く人にも聴く人にも好評で会員がどんどん増えているのだ。これが日本的なフルスの普及のあり方ではないかと思っている。



最新の画像もっと見る