今日の天気は晴れ。
しかし、済南の街並みすら、はっきり見えない。
黄河も、河北平野も見えない。残念!!
誰も注目はしない。よかった、よかった。
また、どこかで、フルスを吹こう。
前の週、曲阜に行ったときには孔府の前でフルスを吹かなかったことをあとで、残念に思ったので、今回ははじめから、山頂でフルスを吹くことを心に決めていた。
千仏山は標高280メートルのほどの低い山だ。しかし、晴れていれば南には雄大な泰山、そして、北には済南の街並みが見えるはずだ。さらにその町並みに接するように長く横たわる黄河、その先は北京の先まで500キロメートル広がる広大な河北平野が見えるはずだ。
そんな期待を胸に、山頂に着いた。天気は晴れていたが、この地域特有のかすみで眼下の済南の街並みさえよく見えなかった。中国では晴れていても大体このような日が多い。
あまり広くない頂上には岩場があり、ここそこに人が集まっている。場所を決めて、研修生にカメラを渡し、撮ってくれるように頼んだ。曲は「竹田の子守唄」。この曲についてはこのブログで何度もふれたが、中国でも「祈祷」(チータオ)として知られ、研修生たちは歌詞を見なくても歌えるほどだ。中国では平和を祈る歌となっているので、こういう場所で吹くのは一番ふさわしいと思う。
これは実際は動画で撮っているが、中国ではYOUTUBEが使えないので、写真のみ掲載しているが、日本に帰った後、動画にして変更しようと思う。
赤いのは、登山の記念のリボンですよ。みんな、木にぶら下げています。