立川湯屋敷梅の湯 若旦那のフロント日記

コミック12,000冊!スーパーマニアック銭湯の裏事情!

行列できるわけだなあ in 「高瀬」さん

2018-09-21 23:00:00 | 和食

知人曰く、「ものすごく美味しかったよ」・・・若旦那なんかより、遥かにグルメな彼がそう言うんだから、これはもう間違いない・・・っていうか、絶対美味しいって昔から思ってたんだ、だって、いつもものすごく並んでるんだもん。

多摩大橋を渡って八王子に向かう途中、「江川亭」さんの隣ぐらいのところにやたらと目立つ鰻屋さんがありましてね、目立つって言っても、店が派手とかじゃなくて、とにかくとてつもなく不便な場所なのに、やたらと人がいるんです。



知人曰く、「駐車場は20台以上あるんだけど、早く行かないととめられないよ」まあ、それはどうやら週末の話だったんだけど、何事にも慎重な若旦那、平日にも関わらず、10時半に家を出ます、順調に走って到着したのは11時の開店数分前・・・あれあれ、駐車場に1番乗りしてしまった、もっともここは店舗の裏で、店先にも数台とめられるようになっていて、そっちはすでに満車だったんですけどね。

1番先頭で店に並ぶ、銭湯主だけにね(言うと思ったよ)・・・店前の駐車場にはすでに3台とまっていたけど、皆さん、車の中から様子を見ているようで、お店の前に並んびはじめたのは、開店3分前くらいからだった・・・平日ならオープン前に来ればまったく問題なさそうだ!

時間ぴったりにお店の方が現れて、暖簾がかけられ店内に!



誰もいない店内へすすむ・・・予約をしているかと聞かれる・・・どうやら平日なら予約もできるみたいだ!情報によると、週末は席の予約はできないらしい・・・ただ、鰻の予約はできるんだとか!つまり、席に座るには待たないといけないけど、せっかく来店したのに鰻が品切れという事態は避けることが出来るということだ!それほどの人気店ということなんですねぇ^^

テーブル席と、座敷とあって、さらに掘りごたつ席もあるようです・・・これは通りがかりの座敷を撮影させていただいたもので、今日の席は掘りごたつのところにしていただきましたよ^^

えっと、せっかくだから、色々食べて見ましょうね



まずはこれ!(鰻の骨唐揚(650円)」・・・こうして長いまま出てくるとそれだけで高級なんですよねー、良い鰻の骨だから、一本130円(すぐに計算するんじゃないよ、貧乏性が!)しっかりとした味付け、絶妙な揚げ具合、これはかなり美味しい、でもこれだけで朝なら2食、昼でも1食食べられると思うと悩んじゃうなあ・・・おつまみスナックみたいな感じですもんね^^



次はこれ!「肝焼き(1本380円)」・・・思ったより小ぶりですね、よく焼けていて、苦味も少ない、普通に美味しい・・・若旦那はもう少しボリュームがあって苦い感じの肝が好きだなあ(おまえはいつでもとにかくボリュームだな!)とっても高価ですからね、これは頼まなくてもいいかも知れません(また勝手なことを!)



次はこれ、「ヒレ焼き(230円)」・・・外はカリカリ、中はとろーっ・・・一つ間違うとめちゃくちゃ生臭さを感じかねない部位ですが、こういう風にして、いただけると本当に美味しくいただけます、これはお値段もおさえめ、オススメです。



まだまだいきますよ、次はこれ!「鰻の兜煮(450円)」じっくりとトロトロになるまで煮込んであって、山椒と生姜で臭みを最大限消してある、若旦那はこういう変な食べ物が好きだからいいけど、これで頭が5つ分、結構リアルに形もわかるし、苦手な人の多いビジュアルに苦手な人が多い食感かなぁ^^

続きましてこれは「くりから焼き(400円)」

調べてみますと、倶利伽羅焼きというのが正式な文字面らしく、これは何も鰻に限ったものではないらしい・・・例えば蒲焼きを作るときに出る、鰻の身の部分の切れ端や、さばいた鯛のヒレの部分などを串に巻きつけて焼くものの総称ということだ・・・俱利迦羅竜王というのは不動明王の変化神で、その姿は剣に巻き付く龍の姿で現わされるのだという・・・その巻き付く姿からきているというわりには、あんまり巻き付いた感はない・・・しっかりした身で、もちろん鰻の味なんだけど、これはぐるぐるした見た目も楽しさの一つかなあと思っていたので、ちょっと寂しいかなあ

他にも試してみたいメニューはあったんだけど、さすがにそんなに食べるとお腹いっぱいになっちゃうので、ここらでいよいよ鰻重いっちゃいます!

「うな重 松 肝吸い付(3480円)」

特上っていうのもあったんですが、単純に鰻の量ということで質は同じだというので、こちらにしました!肝吸いに変更したので180円プラスになりました・・・では、頂いてみましょう

・・・なんとまぁ、柔らかいなんてもんじゃないなあ^^最初は限界ギリギリまで蒸しているとかそういうことかと思ったんだけど、どうも、白焼きを終えた段階で骨抜きをし、その後蒸してからタレで焼き上げるという行程をとっているらしい・・・なるほど、それゆえのこの柔らかさか!・・・初体験のとろける鰻だなあ・・・この柔らかさだと、まず市販するのは難しいだろうから、まさにここに来ないと食べられないってことになるだろうなあ^^

タレは甘めなんだけど、とろみが少ないので、まとわりついてくる感じとかしつこさがまったくないので、ご飯にたっぷりかかっていても、一切お腹に持たれる気がしない!・・・これならいくらでも食べられるなぁ^^

結論!次回からは「竹 ご飯大盛(2700円)」を注文しようと思う・・・それだけで完璧だ!^^

初めての訪問で、行列のいいがよくわかりました・・・大変、美味しかったです、ごちそうさまでした!



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