立川湯屋敷梅の湯 若旦那のフロント日記

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幼虫のマットをかえた話

2018-05-03 23:00:00 | 日記

予告通り、幼虫飼育のマット替えをお送りしようと思います・・・やはり一部お見苦しい写真が含まれておりますので、閲覧注意ということでお願いしておきましょう。

さて、カブトムシの幼虫を育てている若旦那ですが、前回作業をしたあの時以来、10日間の間、一度も様子すら見ていない・・・そんなことでいいのかと思う方もいらっしゃるでしょうが、若旦那はある意味、プロ・・っていうかフロですから(つまらないジョークはさんできたな!)これでまったく問題ないのです!

若旦那が小学生の頃、仲間内では毎年のように皆で幼虫の飼育をしていたんですが、カブトムシにできる者はほとんどいませんでした、もちろん、若旦那も例外でなく、きちんと孵ったことはありませんでした・・・でも、中に一人だけ、毎年孵化に成功する奴がいたんです!

それは皆さんご存知のようにオマタ君なんだけど(知るわけないだろ!)あいつだけは、毎年、カブトムシにすることに成功していた・・・研究熱心な若旦那はある時考えたんです・・・なんで、オマタの幼虫だけが成功するのか?奴と俺の違いはなんなのか?と!

だって、幼虫に対する愛ははるかに若旦那の方が大きいのは明らかなんです、毎日のように様子を見るためにマットを掘り返し、手に取り大きさを確認し、マメにマットを交換し・・・孵化するその日まで丁寧に丁寧に育てているのに、一方、オマタはなんと幼虫が触れないんです、だから、ほとんどマットも替えずに、ただ、毎日霧吹きで水を補給してやるだけ・・・ん?それじゃん!違いそれじゃん!・・・なるほど、構いすぎるからダメなんだ!

・・・で、わかったんです、極力触れないこと、いじらないことが実は大切だったんですねぇ・・・というわけで、本来は3日に1度くらい霧吹きで水分を補給するのが一番いいかもしれませんけど、10日に一度、上の方のマットを取って糞を取り除き、水分を十分含ませて戻す・・・なんて方法でも十分対応できると思います。さて、今回はせっかくの連休で時間がありますので、マットの入替をしてみたいと思います、準備したのはこんな感じ!

大量の水を空きケースと「ふるい」です!

まずは少しずつマットを「ふるい」の上に乗せていきます!

幼虫はこのマットを食べながら大きくなり、もちろん、その代わりに糞をするんですね、こうして、マットを「ふるい」にかけていきますと、大きな糞だけを取り除くことができます、もちろん、マットを全部かえてしまってもいいんだけど、それだとものすごくコストがかかるので、若旦那のようにたくさん育てる時はなるべく無駄が出ないようにこのようにしてマットを有効利用していきます!そもそも、全部交換するよりは、古いものを残した方が良いとされているようです。

これが糞です!今回は10日間なので、それほどの量でもありませんが、1か月ぶりくらいにこれをやるとそれはもう大量の糞があらわれます・・・それこそ、10キロなんて単位で糞になっている時もあるんです、これはもう、多分、肥料とかにしかならないでしょうから、若旦那はこのようにして廃棄してしまいます!

今回もなんだかんだで5キロくらいはあるでしょうか?

そろそろ、孵化の時期も迫ってきているので、今回はより適正数量にするために、もう一つケースを増やして、1匹1匹のスペース確保に努めます。

最低でも、このくらいのスペースが必要ですから、幼虫の数に合わせてケースを用意しましょう、もちろん広ければ広いに越した越したことはありません・・・ちなみに幼虫は埋める必要はありません、元気のあるものは、あっという間にマットの中に姿を消します・・・逆に言えば、ケース内を見た時に、上に上がってきている幼虫がいたら、それは、スペースの確保が出来ずに、追い出された個体の可能性が高いですから、ケースを増やす必要があるでしょう。上に上がってきてしまう幼虫をそのまま埋めたところで、それはまったく解決策にはなりませんで、またすぐに上がってきてしまいますので、注意しましょう^^

今回はこの小さなケースを一つ増やしまして、このような体制になりました!

大きなケース5つと小さなケース1つで幼虫の数は67匹でした・・・残念ながら1匹は死なせてしまいました、少し対処が遅かったのかもしれません、悪いことをしてしまいました(涙)

ケースは幅よりも深さを重視するのが重要です、マットの表面はすぐに乾いてしまいますが、下の方はいつまでも湿っているからです、逆に水をやりすぎると上はカラカラ、下はベチョベチョなんて状態になってしまいますので、そこは注意が必要です。あまりに乾きが早いようなら表面に湿らせた朽木などを乗せておくと、かなり軽減されるはずです!若旦那はコスト的な点からもそういうことはあまりしませんけど、少量ならぜひ、やってみてください。

幼虫は結構適当に扱っても平気ですが、指でつまんだりするのは極力避けて、マットと一緒に掌に乗せて運ぶというようなやり方がいいと思います。何しろ、彼らは身体のよこにある気門という器官で呼吸をしていますので、そこに人の指が触れたりするのはあまりよくないようなのです!

さて、あとは風通しが良くて、直射日光の当たらないところに放置します・・・若旦那は基本的に倉庫の中に入れちゃってます^^少し風通りが心配ですが、例年、まぁ問題はありません^^

もしも、自分でも育ててみたいと思った方はデパートなどで幼虫を購入するか、若旦那にご相談ください^^自分で孵したカブトムシの可愛さは格別ですよ・・・お子さんと一緒にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね^^それでは、次回の報告を待て!(何を偉そうに!)

 

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