WHO進藤オフィサー講演 http://www.who.or.jp/2008/17102008.pdf
からかいつまんだ話。
ここのところろのタミフル耐性H1N1の話題を持ち出すまでもなく、新型インフルエンザ用の抗インフルエンザ薬備蓄は、耐性出現リスク考えるとタミフル単独はリスクです。
で、「ある北欧の国」の例。
タミフル
リレンザ
シンメトレル(アマンタジン):パーキンソン病の治療にも使われる薬。 耐性出現は多く、(インフル用としては)過去の薬と受け取る向きもあるが、まだまだ使い道あり
プロベネシッド:タミフル血中濃度をあげるはたらきあり。 新型フルの時、投与すべくタミフルの至適用量は未確立、ヒトインフルエンザの倍量説を提唱する向きもあり。 その中で、タミフル併用でタミフル血中濃度があがる(=タミフルをよりたくさん服用するのと同じことになる)薬を備蓄するのは一法。
ちなみに、日本の備蓄はタミフル大部分、リレンザちょっぴりです。