Travel visionに渡航医学会 大越先生の講演がアップされています。
大越氏といえば、バンコックの医務官会議で乗務員訓練用モックアップ使いAED講習やっていただいたイメージが強く、管理人など、いまだにJALのイメージ残っていますが、いまや数々の要職を歴任されています。
航空機内の空気は強力なフィルタリング機能がはたらいているから(HEPAフィルター)、航空機の中で新型インフルをうつされる可能性は、世間に思われているほどには高くないのだよという事です。
余談ですが、航空機内の空気を清浄化するHEPAフィルターって、いまいちネーミングが良くないような気がします。 これ、写真を見ると、いかにも頼もしげな大掛かりな機械です。でも、「ヘパフィルター」って聞くと、何も知らない人は、掃除機の吸出し口についてるペラペラの紙フィルターみたいなイメージを想像してしまう。言葉のイメージとして頼もしげに響かない。頼りなげな感じ。HEPAフィルターをあらわす愛称というか、キャラクターというか、何か旅行業界で考えてアピールしてみてはと思います。
URLは↓
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=43305
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しかし、実際には新型インフルエンザの感染リスクを軽減するために旅行を自粛する必要はなかったと大越氏はいう。たとえば感染リスクが高いと懸念された航空機内だが、2009年8月の成田検疫所報告によると、約20万人に機内検疫を実施して感染が判明したのはわずか10人。感染者の周辺に座るなどした濃厚接触者に機内感染はなかった。
ちなみに同期間中に国内では500人が感染している。機内の換気システムには0.3ミクロンの物質も99.9%捕獲する高性能フィルターが使われ、3分に1回換気する。機内感染を起こすケースはきわめて少ないのだ。WHOも航空機での旅行は特にリスクが高いわけではないとしている。つまり、海外旅行をしても国内にいても感染リスクは同じといえる。
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ただ、防げるのは空気感染(一部飛沫感染)なので、接触感染について 航空会社はどんな対策をやっているのか 興味があるところです