アラブ首長国連邦、原油価格高騰を背景にした金満ぶりは日本でも知られてきたところです。ドバイ国際空港の絢爛豪華さ、ものすごい建設ラッシュ・・
そして今度は、国民に安全なタマゴ(そして黄身の黄色いタマゴ)を食べさせるべく、巨大養鶏場の建設に動いています。
2年がかりでSeeh Al-Lebsaに建設される工場では毎日3500カートン出荷されるようになるとか。
このプロジェクトのきっかけの一つに鳥インフルエンザがあります。輸入元のサウジアラビア・インド・パキスタンにおける鳥インフルエンザの発生は当ブログでも紹介してきたところです。
国民に安心なタマゴを供給するために巨費を投ずる・・・オイルマネーの使い道といえば、「車庫にベンツが5台」「居間のトラの毛皮」の類、エキセントリックな話が報道されがちですが、本件はオイルマネーの正しい使い道といえますね。
余談ですが、この報道みていると「egg plant」「○○カートンのアウトプット」とか、工業製品の生産工場みたいな表現がユニークです。”養鶏場”じゃなくて”タマゴ工場”。 我々とアラブの文化的差異みたいなものが感じられますね。
ソースは8月20日付arabian business.com↓
http://www.arabianbusiness.com/528404-sharjah-plans-huge-egg-production-plant?ln=en
Sharjah plans huge egg production plant
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