タミフルの効かない(耐性)ウイルスが不気味にジワジワ世界中に拡大しています。
これはヒトインフルエンザH1N1の話なんですが、タミフル耐性のH274Yと呼ばれるものが世界中あちこちで見つかっています。英国・トルコ・香港・米国(ハワイ・カルフォルニア・フロリダ・・)・ノルウェー・日本・・・
実に不気味です。
ソースは7月12日付recombinomics↓
http://www.recombinomics.com/News/07120801/H274Y_Global.html
Global Expansion of H274Y Tamiflu Resistance
Recombinomics Commentary 16:42
July 12, 2008
また、日本国内においては、特に鳥取県で爆発的に増えており(explode)30%にまで達するとか。
こちらのソースは7月11日付necombinomics↓
http://www.recombinomics.com/News/07110802/H274Y_Concurrent_Tottori.html
H274Y Tamiflu Resistance Explodes in Tottori Japan
Recombinomics Commentary 22:15
July 11, 2008
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/flu2007/pickup/200802/505598.html
その後 5月に 日本は 1.6%と聞いて安心していました。
http://idsc.nih.go.jp/iasr/rapid/pr3403.html
鳥取県の情報を見ると 3月以降は大きな流行は
ないようですが、
http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/224781/H20W27.pdf
http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/233451/H20M06.pdf
その中で 耐性があるものが 流行っていたのでしょうか?
英語が苦手なので 日本語で書かれた鳥取県のデータがあると 助かります。
WHOには データがあるけど 鳥取県庁にはデータがないのかな?
これは症状などから鳥ではないでしょうか。。よろしければ教えてください。
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/07/html/d75767.html
これは症状などからどう思われますか。ご意見お聞かせください。
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/07/html/d75767.html
う~ん、新紀元ですね。私は北京時代にこれの誤報で走らされたことあるんでいささかなんですが・・
でも折角なんで、ちゃんと読んでみましょう。
*感染16万人に死亡1251人なら死亡率0.8%。H5N1ではなさそうですね。
*「肝臓、腎臓、呼吸器などの機能障害を併発」なら多臓器不全で、その死亡率0.8%は医学的にありえないですね。
*青島はドイツ系、日系の進出盛んで外国人が比較的多いところです。そこで毎日数万人規模の同一症状の患者が詰め掛けたら、日系や欧米系メディアが黙っていないはず。内陸部の奥地じゃなくて、「青島」という点からこのストーリーはちょっと難しいのではないかと。この「数万人規模で病院に押しかける」のは内科も外科も婦人科も耳鼻科も整形も何もかも全部あわせた全患者数ならわからなくはありませんが・・
というわけで、このストーリーそのものがちょっと難しいかなという気がします。
この記事、要約の最後のところでanalysis in detail is ongoingとあって、まだ詳細調査中とのことです。とりあえず現段階では話半分にしておいた方が良いかも・・・(確定したら全国紙報道になるかと思います)
According to the preliminary report from a local health laboratory, oseltamivir resistance prevalence have been dramatically increasing in Tottori prefecture located at west of the main island of Japan (30% of total isolates in the prefecture, analysis in detail is ongoing).
いけませんよね。冷静に考えて判断しないと。
しかししかし私は鳥取に住んでるし…。
もう焼き鳥をつまみに酒飲んで寝るしかありませんよね。ありがとうございしました。