COVID感染者が開催前の2450%増えた!という、なにやら五輪後を暗示するような報道。
G7が開催されたUKのコーンウェル。ここの感染者数が開催前日曜時点の人口10万あたり2.8から81.7になったというだけで十分衝撃的ですが、さらに局地的にみると冒頭見出しの数字が浮かび上がってきます。
St Ives and Halsetown村の数字が、6月13日までに週平均で同733.2/10万まで激増。
St Ives East, Lelant & Carbis Bayでは同294.9まで800%に。
Falmouth council wardsでは500/10万、Falmouth Eastでは600/10万で2000%。
800%だとか2000%だとか2450%だとか、まるで破綻国家の通貨暴落みたいな現実感ピンと来ない数字が羅列されていますが、これがフィクションでもなんでもなく、世界中から集まる一大イベントの「宴の後」に起こることだという現実が突き付けられています。
現地は風光明媚な観光地ですが、もともとブレグジットで外国人労働者が減っていたところに隔離者増でさらに逼迫。
今回の感染者増が、G7だけによるものか、あるいは観光客の持ち込みか、議論はあるようですが、いずれにせよ「人流」が増えればこうなるということで、こんなに感染者が増えたのは五輪のせいだ、いや、〇〇も要因だ、といった百家争鳴状態まで含めて日本の五輪後を暗示するような話ではあります。