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新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

WHOの研究開発優先順位トップはこの病気

2015-12-14 18:49:39 | 渡航医学関連

WHOの会議、今後のR&Dの優先順位の特に高いものを決定。

  • 今週おこなわれたWHO専門会議で、近い将来大規模流行を起こす可能性があり、かつ、治療手段のない疾患の優先順位が話し合われた。これは研究開発の優先順位のバックボーンとなるもの。集まったのは微生物学・ウイルス学・臨床・公衆衛生・免疫学・数学・コンピューターサイエンスなど広範囲から。
  • 緊急に研究開発が必要な最初の優先順位にリストアップされたものはクリミアコンゴ出血熱・EVD・マールブルグ病・MERSとSARS・ニパ・リフトバレー病。今後このリストは見直されてゆく。
  • 研究開発は診断・ワクチン・治療・行動介入・科学知識ギャップ修正分野でおこなわれる。

今後のR&Dの優先順位づけ。日本でも一類感染症に指定されている顔ぶれや話題沸騰の顔ぶれが順当に並んでいる一方で、ニパやリフトバレーといった意外なダークホースもピックアップされています。

ソースはOutbreaknews
http://outbreaknewstoday.com/what-emerging-diseases-concern-the-who-most-ebola-mers-and-nipah-make-the-list-92271/

What emerging diseases concern the WHO most? Ebola, MERS and Nipah make the list

Posted by on December 12, 2015

 


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