新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

照会・お便りetcはこちらへどうぞ
opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

認知症の新薬がシャーガス病に効くというけれど

2019-09-21 10:12:37 | 渡航医学関連

認知症の新薬(というのは大げさかもしれないけれど、一応、ジェネリックが出ていない期間)のメマンチン(メマリー)がシャーガス病に有効という報告。従来のnifurtimoxが副作用多くしんどい処で、日本のおじいちゃんおばあちゃん達が苦も無く続けられるメマリーが効くなら、こんな良いことはありません。

が、問題は薬価。成分量により、1錠134円~430円。一方でシャーガス病で悩む地域といえば、1日1ドルで暮らしてる人々がいっぱいいる地域。う~ん。

 

http://outbreaknewstoday.com/chagas-disease-alzheimers-drug-memantine-shows-therapeutic-potential-in-research-36004/?fbclid=IwAR2_jLjHk1hUGloPb85YXSCDneD3bG5WJeorkKsFMY_Wve5bwsUETFxxfKg

 http://www.okusuri110.jp/cgi-bin/dwm_yaka_list_se.cgi?1190018&%83%81%83%7D%83%93%83%60%83%93%89%96%8E_%89%96

Chagas disease: Alzheimer’s drug, memantine, shows therapeutic potential in research       

        
September 20, 2019

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 黄熱ワクチンは一生ものじゃ... | トップ | ミャンマーの薬局で「カゼひ... »
最新の画像もっと見る

渡航医学関連」カテゴリの最新記事