Buen viaje! よい旅を♪

訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

【マチュピチュ】アグアス・カリエンテス 足止め2日目

2010年05月24日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
 昨日(1月25日)、そういえば、忘れちゃいけない大事なことがあったのを、

 すっかり忘れてましたっ!

 それは、夕方になって初めて大使館へ電話したこと

 
 電話したからといって、一個人のバックパッカー相手に何とかしてくれるとは思ってないけど、

 なんとなく、連絡したほうがいいように思えて電話した。

 【地球の歩き方】に載ってる緊急連絡先に、実際電話することになろうとは。。。

 
 ドキドキしながら電話した結果、





 結局、繋がらなかったんですけど~。

 緊急の、番号案内が流れて、そっちへも電話したけど、さっぱりつながりませんでした(汗)。



 さて、日付変わって 2010年1月26日 

 
 宿の騒音とドアをノックする音で目が覚め、


 『 チェックアウト 9時だから、早く出てよね。』

 と、宿のお姉ちゃんに言われ、時計を見ると8時30分!


 もう、ホントに嫌ッ!

 宿に泊まれなくってもいいぐらいに、今日は野宿してもかまわない!と思えるぐらいに、

 なんだか、朝からブルー、になってきました。



 
 大きなバックパックを担いで、トボトボと当てもなく村を彷徨う。


 前日に、一緒に写真を撮ったタイちゃん夫妻に再会し、

 タイちゃん、ひとりで行動している私を、それはそれはたいそう心配してくれて、


 『何かできることあったら、いつでも宿に来てなぁ~。』と。 


 今のところ(今日のところ)、まだなんとか大丈夫な私です。


 タイちゃん夫妻とぶらぶらと行動を共にして、気がつけば駅。

 駅のフェンスに張り紙。

 

 内容なんて、わかるはずもなく、

 

 とりあえず、見るだけ見る。


 
 駅の入口には、またまたオシロカップルに遭遇。 
             
 オシロと、現状をお互いつたない英語(笑)で話し合って、なぜかメアド交換。

 

 今日も、『ペルーレイルの運行再開』の様子はまったくなく、


 オシロに別れを告げ、


 再びタイちゃんと、話をしているうちに、偶然にも同じAU加入者と判明!

 タイちゃんバッテリーが切れて、職場に連絡できず困っているとの事なので、

 一石二鳥で、タイちゃん夫妻の泊まっている宿にお邪魔することに。

          バックパックを担いでウロチョロするのも疲れた。


 宿で充電中、まぁ~~~たりと部屋で過ごします。


 約1時間後、充電完了。


 いつまでも、新婚さんのお部屋に長居をするわけにもいかないので(汗)、 


 他の日本人を探すことと、情報を得るため、タイちゃんと別れ広場へ向かいます。     

 広場では、仮設の救護施設があったり、今現在足止めされている人を把握するための、

 受付窓口が設置され、

 

 建物の1階の窓口で、私も『氏名 年齢 パスポート番号』を記入します。

     この日、記入用紙を数枚書かされたんだけど、結局役に立たないままだった気がする。。。


 建物の中に入ると、無造作にバックパックが置いてあって、どうやら宿に宿泊しない人は、

 ここで寝泊りしているみたい。



 
 バックパックを担いだまま、本日の寝床を探し彷徨う私。。。


 警備にあたっている、ペルー軍?、ペルー警察?の人が、私を見て、

 『只今、こちらのお部屋が住民もおらず、
 オススメのお部屋ですけど、いかがデスカ?』

  

 的な、ジャスチャーで案内してくれました(笑)。


 ここ、写真では伝わらないけど、空気がとっても悪い!!!

 オマケに、窓ガラスがない箇所がある。


 泊まったら、絶対体調悪くなる!て、瞬時に思った。

 同じ建物内部でも、他の部屋はまだ全然まし。

 ここは、さすがに誰も寝泊りしたくないって、そりゃ思うよ。。。って感じの場所です。


 こんな、超ブルーな場所を見ても、まだ宿探す気になれず

 どんどんブルーになりながら、ペルーに来てついに覚悟しました。

 
 最悪、今夜はここで寝ることになるかも。。。と。




 どうとでもなれっ! というか、どうすればいいのかわけ分からん! となり

 不安満載の心情のなか、この時雑魚寝を覚悟した自分が、

 この旅で初めて強くなった気がしました。

             いや、ほんとこの部屋環境悪いから!!!                  





 荷物の置き引き、引ったくりに、厳重注意!

 なのが、海外旅行の鉄則ですが、もうね疲れちゃった私。


  
 盗られたら、盗られた時じゃ!


 と思って、この部屋に、バックパック置きっぱなしにし、広場へくりだします。

         私だけじゃなく、泊まってる人みんな荷物置きっぱなしにしてましたから、
                  きっと大丈夫!
   
 






 



 偶然にも広場近くで、食事の配給が行われてました。

 超ラッキ~♪
 

 もちろん、私も並びま~す!


 
         
      どんな食事かは、下記:貼り付け動画参照。


 気持ちはブルーになっても、この日は天気が良いのが救いです。

 青空の下で、のんびりしてると、ほんのつかの間だけど不安も忘れますもんね~。 
    


 配給されたお食事、頂きます。

 
 マチュピチュ災害2日目