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サンティアゴ巡礼ってどんな巡礼なの?

2015年01月20日 | ついにサンティアゴ巡礼 備忘録

サンティアゴ サンティアゴ。。。
と、ここのところサンティアゴ巡礼へ向けて、旅立つ準備でバタバタ中。

ブログの読者の中で、
そなたが言ってる「サンティアゴの巡礼」ってどんなものかいな?
っと、興味を持っていただいているかもしれないので、
私なりに、超ザックリした説明をさせていただきます。
(いろんな書籍、サイト引用です。)



ほぼ文字ばっかりですみません!


聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラとは?
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、キリスト教のエルサレム、ローマと並ぶ三大聖地のひとつ
サンティアゴとはスペイン語で『聖ヤコブ』のこと。
場所は、スペイン北部ガリシア地方に位置します。

この場所が聖地になった理由は諸説有りますが、メジャーなところで、
星の光に導かれた羊飼いが、野原で洞窟を見つけ、洞窟の中に十二使徒聖ヤコブの墓
を発見したと言われております。

聖ヤコブはスペインで布教活動(不振に終わる)をし、
エルサレムに戻った際ユダヤ王に迫害を受け斬首されました。

十二使徒最初の殉教者となったヤコブの遺骸は、復活を恐れたユダヤ王によってその地に埋葬を許されず、
ヤコブの弟子たちが彼の遺骸を船に乗せ、風の向くままに進みたどり着いた先が
現在のスペイン ガリシア地方だったわけです。

弟子たちは、船がたどり着いた場所にヤコブの埋葬を望みましたが、
時の女王ルパに許可されず、すったもんだがあった末に弟子たちの思いに根負けした女王が、
キリスト教へ改宗して埋葬が許可されました。


その後、スペインの地は怒涛の歴史を歩み
侵略を受け支配者が次々と変わり、聖ヤコブの墓は歴史の波の中にうもれていき


気が付けば、
あっ! 聖ヤコブを埋葬したお墓ってどこだ!
ヤコブ様の亡骸が行方不明ではございませぬかっ!!!

そんな大事な場所を忘れてしまうなんて、そもそも、この場所に埋葬されたの???
違うんじゃない???

となったかどうかはわかりませんが

長い間その存在も忘れ去られ、星の導きによってようやく813年発見されました。
ヤコブがエルサレムに戻ったのが紀元44年と言われているので、
見つかるまでとても長い年月が過ぎていますね



ホタテ貝が巡礼のシンボルになったのはなぜ?



4世紀ごろには巡礼のシンボルになったらしいです。
いろいろ諸説ありまして、
・ガリシア地方の名産品で、巡礼を終えた証拠として自分たちが食べた貝を持ち帰った
・聖ヤコブの遺骸を乗せた船底に付いていたところから、ホタテ貝はヤコブのシンボルとされ、
巡礼者が身に付けるようになった
・ビーナスの誕生に描かれているホタテ貝は『再生』を意味しており、巡礼を終えた人たちの魂が
【再生→生まれ変わる】という意味があるとされる

などなどだそうです。



キリスト教徒でなくてもいいの?

サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼者は毎年数万人います。
私がサンティアゴを知るきっかけとなった映画


物語でも描かれているように、サンティアゴ巡礼をする人の理由はそれぞれ多岐にわたります。
信仰のためだけでなく、観光やスポーツ、単なる目標達成のために歩く人もいます。
車や鉄道、バスで移動することもできますが、巡礼路は線路や国道に沿っていない道も多いです。
サンティアゴ・デ・コンポステーラで証明書がもらえる人は、
徒歩で100km以上、自転車で200km以上という条件があります。


なので、ハイシーズンは100km地点から一気に人が増えるらしいです。


道を進む方法も、徒歩や自転車、少数ながら中世のように馬やロバを使う人もいるようです

【サンティアゴへの道は、宗教に関係なく何人にも開かれている】
巡礼を題材にした書籍に書かれていた言葉を思い出しました。

サンティアゴ関連の本はほかにもたくさんあって、
著者の歩く理由も人それぞれ。
最近読んだ本で面白かったのは、
森和子さん著書の幻冬舎文庫から出されてる、


どんな内容か、背表紙に書かれている紹介を引用すると、

9年連れ添った年下のイギリス夫から、突然の離婚を迫られ、傷心と勢いで旅立ったスペイン。
目指すは聖地・サンティアゴ。
失業中のバックパッカーから巡礼オタク、果ては白馬連れ女子まで、国籍も目的も多種多様な旅人たちと、
ビール&トルティーヤをお供に歩いた44日間
男がなくても、旅がある! 傷心を吹き飛ばす、スペイン横断巡礼エッセイ。


森さんの巡礼理由、結婚したことがないけれどほんの少しだけ共感できるし、
彼女が出会う旅人たちもいろんな悩みや苦しみの中にいて、
みんなカミーノ(巡礼)っと言う旅の主人公でした


彼女のように英語が話せたら、私がこれから歩く巡礼ももっと有意義なものになるかもしれないけれど
私には私の巡礼があると思って、どうして巡礼に惹かれたのか?この道に何があるのか?
少しでも理解でき、心を浄化できるような旅になればいいなと思ってます


私のカミーノのきっかけになった、映画【星の旅人たち】は、
商業映画で、唯一サンティアゴ・コンポステーラ大聖堂内の撮影が許可された映画
(ドキュメンタリー番組などは撮影可能、TBS【世界遺産】【ふしぎ発見】とかはOK)で、
途中、途中の道や巡礼宿の雰囲気がわかるので、母に『DVD見てね!』と言っているのですが、

内容が
世界を旅したいと旅に出た息子ダニエル。
安定した人生を送って欲しいと願っていた父トムは、ダニエルの気持ちが理解できないまま、
旅立つ空港へ送り、カミーノで事故死したと連絡を受けます。
身元確認のためトムはフランスへ行き、ダニエルの思いを引き継いで、カミーノを歩きはじめ、
出会いの中で自分の気持ちが変化し、何が必要なのか気がついていく

っていう物語でして【作中のダニエルが40歳、旅先で亡くなる】という部分。

親としたら、これから旅立つ39歳(今年40歳)の娘と、
物語がリンクして見たくないんでしょうね。
『旅がしたい』と言って婚期を逃し、色々と衝突したこともあったわけで、
私としては、本当に素晴らしい作品だから見て欲しいんですけど。。。


作品を見るのは、私が帰国してからってことにしました

【星の旅人】【星の道】
サンティアゴ巡礼を示す言葉の響きが、なんとなく心地いい

世界中の人が歩く道に何があるかわかりませんが、
年間で1番巡礼者が少ない時期なので
期待していた巡り合いという【縁】もなにもなかった!
となり、
【何もないことに何か意味があるかもしれない!(えぇぇ!)。】
っと帰国後に必死に何かこじつけて、自分なりの巡礼の意味を見出してると思います


心の充電。心の浄化。ついでに歩いて体を鍛えなおす!
とにかく今は、自分自身心も体もボロボロに思えて
頭の中まっさらにして『素直』な気持ちになりたいです。

ボロボロと表現しつつ、見た目は至って健康優良女!体重増加右肩上がりです

何が自分に必要で、大切なのか。
巡礼中、考えすぎて知恵熱出るかも???
時間はたっぷりあるようなので、しっかり悩んで考えて、
一筋の光のような答えを見つけてきたいです!



オハナも着替えをしっかり持って、いざ巡礼!
彼女目線の巡礼日記が投稿されることはない(?)と思いますが、
マニアな方のために旅するあみぐるみ写真を投稿予定です!


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