Buen viaje! よい旅を♪

訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

陸の孤島マチュピチュ、アグアスカリエンテス

2010年01月26日 | 2010年 中南米旅日記
 
ただいまの時間 25日夜8時前


アミーゴ、事件ですっ!




ワールドニュースで流れるらしいですけど、どうでしょう日本のアミーゴ?

ペルー、クスコは昨夜停電があり、ここマチュピチュ村(=アグアス・カリエンテス)も、
昨夜約10分間の停電と、今朝はかなり長く停電でした。

そして、今、大変なことになってます。
クスコとマチュピチュを結ぶペルーレイルが、連日の雨により、線路が水没。

正確な人数はわかりませんが、約2千人の観光客が足止めされてます。

日程にゆとりを持って旅をしているので、私は大丈夫。
でも、今日、明日フライトの人たちは、キャンセルや変更でてんやわんや。


私は大丈夫と伝えたばかりですが、本心は、
「もう、おうちに帰りたい。。。」

言葉が通じない。
日本人ツアー客を見つけたと思ったら、ツアー客は優しいが、
ツアーを引き連れている、添乗員さんは、
あらかさまに、詳しい情報を教えてくれない。

私のようなツアーに参加しないで、言葉も通じない国へ一人旅をしている
バックパッカーが気に入らないのか、はっきり言って、
ひどすぎるぐらいの避け方です。
自分とこのお客は、お金に見合うだけの対応で大事にしている。

分かるけど、確かに、『お客様第一!』で頑張ってるのは分かるけど
そんな会社、こんな異国の地に着てまで、
「ダイキライダッ!」
なんて、思いたくないけど、今のこの現状は藁にもすがりたい気持ちなのに。。。
                  
別のツアーも来ていて、会社名は伺ってないけれど、他社の添乗員さんはいろいろ教えてくれました。
                 本当にありがたい! 
               添乗員さんとの出会いも情報も、ありがたい。

情報によると、明日、ヘリコプターで、近くの町までピストン輸送だそうです。
ただ、どういう順番で乗り込むのか、まったく未知。
何時にどこに集まるとかも、未知。

7年前にも、同じような状況になったときは、ヘリへ乗り込む際
海外の殺気立った観光客で、暴力沙汰になったそうです。

            今日だって、ほんの少しだけど危なかった。。。

無事にヘリに乗れたとしても、大きな荷物は運べないとの情報。
どうすんのぉー、私の荷物!
今後の旅のための防寒対策で、パッキングしてるのに、荷物無ければ、意味な~い。


宿取れたからいいけど、高くなってるし、音がうるさいし最悪。
明日にはヘリに乗れる保証もない。

お母さんには電話で状況説明して、あわてる旅ではないから、
無理しないように言われて納得してるけど、先の見えない状況が疲れる。

町自体小さくて、温泉街みたいなところに、3日もいてすることない。
マチュピチュも、どうやら土砂崩れで上れないみたい。

                   なにがなんだか。。。。(涙)
いい経験ではあるけれど、関係ないとわかっているけれど、

『今年の富士登山、参加しないほうがいいのかも。』

と、本気で思ったりする。


アグアス・カリエンテスまで来て、実際にマチュピチュへ観光できていない人もいたり、
クスコからこっちにこれずにいる人もたくさんいるとのことだけど、
缶詰状態に似た、今のこの時間はしんどい。


あっ! そうそう。 あの男の子4人組。
日本にいたら避けるタイプと言ってはみても、ここはペルー。
心配して、探していたら、広場にいた。
案の定状況がわからずにいたので、私が今知りえる(添乗員さんからの)情報をご連絡。

話してみると、意外に礼儀正しかったです(笑)。
ただ、4人の人間関係は微妙な気がしましたが。。。。
そしてまたまた案の定、世界1周してるみたいで、
明日のクスコ発リマ行きのフライトに乗り遅れると、計画が台無しになるらしいです。
                   
若者4人組へ、何か、励ましの優しい言葉をこのブログに密かに綴れるほどの余裕が今はなし。
人のことより、自分のこと。

若者よ、ごめんね、ごめんねぇ。


携帯は通じるから、アミーゴの声が聞きたかったり、
AUアミーゴたちには、Cメール送ったり、送ってもらいたい! と思うほど
寂しくなっております。


こんな旅になるとは、思ってなかったなぁ。。。
まだ、旅が始まって1週間しかたってないのに、うちへ帰りたい。。。



時々、落ち込んだりもするけれど、私は元気です。