インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

無くなった歯をインプラントで補ってからというもの、

2019年12月27日 | 日記
無くなった歯をインプラントで補ってからというもの、前はしなかった口臭がするようになったということも歯科医院ではよくきかれます。


インプラントで見栄えがよくなってもこれでは意味がありません。


この原因としては、歯肉とインプラントのパーツの隙間などに日々のケアで取りきれない食べカスが溜まってしまったり、インプラント粘膜周囲炎や、それがさらに悪化したインプラント周囲炎になっていることも考えられるので、放置はできません。


こうした症状に気付いたら、放っておかずに診察を受けてください。


現状では、インプラント治療のほとんどは自費となるため高額の費用を一度に用意できない方もかなりいるようです。


しかし、クレジットカードの分割払いや、デンタルローンなどの名前をつけて独自の分割払いを取り入れた歯科医院が増え、柔軟な対応ができるようになっています。


手持ちの資金が十分でなくても、自分が希望する治療を始めることはあきらめなくて良くなりました。


一般的なインプラント治療は、段階が大きく3つに分かれます。


まず、人工歯根をあごの骨に埋入します。


あごの骨の中に人工歯根がしっかり定着するのを待ち、第三段階では、歯根にアタッチメント(連結部分)を接続し、さらに義歯をかぶせて完成という段階を踏みます。


長くかかるのは、二番目の人工歯根の定着で、もちろん、いろいろなケースがありますが、2ヶ月くらいは最低でもかかり、長い場合は6ヶ月ほどかかるのが普通です。


このため、インプラント治療を始めてから義歯を使えるようになるまで、短めなら3ヶ月ほど、長いと10ヶ月に渡る治療期間を要します。


耐久性の面で、インプラントはどうかというと、長期間の使用例が少ないため定説になっていませんが、歯科医の指導に従い、メンテナンスを欠かさなければ本来の歯同様の耐久性を得られると考えていいようです。


そうだとすれば、セルフケアと歯科医のケアによって長期にわたって維持できますが、他の自分の歯と同じように、ケアが行き届かなければ維持できなくなる異常も起こりうるということを忘れてはいけません。


どんなインプラントも当然、虫歯にはなりませんが、インプラントの周りが炎症を起こすことがあります。


インプラント治療は、治療そのものよりその後のケアが重要で、インプラントの土台を維持するために、毎日の歯みがきと定期検診やクリーニングはどこまでも続きます。


しかし、インプラントを入れたところに腫れや出血がみられた場合、それはインプラント周囲炎の可能性があります。


感染が重篤化する危険性があるので早急に診察してもらわなければなりません。