インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

インプラント治療も万能ではなく、基本的には

2020年09月20日 | 日記
インプラント治療も万能ではなく、基本的には治療の選択肢がそれしかない患者さんに最適な治療方法になります。


抜歯した歯が多く、クラウンやブリッジが入れられない。


義歯では力が入らない、噛み合わせが良くないなどの理由で必然的にインプラント治療になる患者さんが多くを占めます。


インプラントは入れ歯に比べ、歯根がある分だけ噛み心地は自然で、噛み応えがある分だけ、食事も美味しく感じられます。


インプラント治療にかかる費用を合計するとインプラント一本を、標準的な治療で入れるなら30万円から40万円でしょう。


地域差もあり、歯科医院の規模によってできる治療にも差があり、歯科医の評判にも差があって、それぞれに料金はずいぶん違ってきます。


費用がどのくらいになるか、必ず見積もりを取りましょう。


できればいくつかの歯科医院を比べ、最終的に治療を受ける歯科医院を決めることが肝心です。


ここで重視すべきなのは実際にインプラント治療を受けてどうだったか、その評判です。


費用が高額なので、多くは一括払いだけでなく分割払いや、クレジットカード払いもできるようです。


普通、インプラント治療の全部が自費治療なので、費用を払いきれるかどうか心配になる方もかなりいるようです。


しかし、クレジットカードの分割払いや、デンタルローンなどの名称で信販会社のローン商品を使える便利な歯科医院も多くなってきました。


全ての費用を現金一括払いできなくても、受けたい治療を受けることが実現できるようになりました。


インプラントとクラウンの決定的な相違は、自分の歯根によって、あごの骨と結びついているかどうかの問題です。


虫歯などで義歯が必要になるケースでも、歯根部が健全であれば上からすっぽりとクラウンをかぶせる治療ができます。


その一方で、歯を抜いてしまった場合入れ歯以外ですと、なくなった歯根の代わりに、人工歯根を埋め込むインプラント治療を適用する可能性があります。


どんなインプラントも当然、虫歯にはなりませんが、インプラントの周りが炎症を起こすことがあります。


インプラントを維持するポイントは日頃のケアにあり、歯周病にかからないために、毎日のセルフケアと定期的なメンテナンスはずっと続きます。


けれども、万が一歯茎が腫れたり、インプラントの周りで出血があったりすればインプラント周囲炎を疑ってください。


放置は禁物で、炎症がひどくなる一方ですから至急歯科医にかからなければなりません。