インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

年々利用者が増えてきたインプラント。その

2017年01月01日 | 日記
年々利用者が増えてきたインプラント。


その施術とは、歯のなくなった部分の顎骨に穴を開け、人工の歯根を埋め込み、義歯を装着するというものです。


旧来の入れ歯と比べた場合、自然に食べ物を噛むことができますし、見た目の美しさにも優れています。


この治療法には、歯科医は勿論のこと、インプラントのパーツを作る歯科技工士の卓越した技術を置いて語れません。


そのくらい高度な技術がつぎ込まれた施術ということであり、その分高額になっているのです。


インプラント治療によって義歯が使えるようになるまで、3つのハードルを越えなければなりません。


第一に、歯茎を切り開き、あごの骨を削って人工歯根を埋め込む、それからあごの骨や周辺組織と人工歯根がしっかり結びつくのを待ち、歯根と義歯の間をつなぐアタッチメントをつけ、義歯をかぶせれば使用可能です。


というのがだいたいの流れです。


長くかかるのは、二番目の人工歯根の定着で、もちろん、いろいろなケースがありますが、2ヶ月くらいは最低でもかかり、長い場合は6ヶ月ほどかかるのが普通です。


インプラント治療の開始から、本格的な義歯を入れるまでにおおよそ3ヶ月から10ヶ月かかると押さえてください。


完全に歯がなくなってしまった部位にも使える治療法であるインプラント。


ですが、制約もあるので覚えておきましょう。


まず挙げられるのは、インプラント治療を受けるには条件があるという事実です。


糠喜びにならないためにも知っておきましょう。


いくつか例を挙げると、ガンで治療を受けている方や、糖尿病、心臓病などの持病をお持ちの方、顎の骨の強度に問題があったり、既に骨がなくなっているなどの方も、インプラント治療を受けられなかったり、準備に時間がかかるケースがあり得ます。


そのような場合は別の方法に頼るしかありません。


厳しい条件をクリアしない限り、インプラント治療は保険は適用されず、全額自己負担の自費診療です。


医療費控除の対象なので、ぜひ受けましょう。


医療費控除は職場の年末控除の対象ではなく、個人で確定申告をしてすでに収めた税金を取り戻す申告をします。


確定申告で医療費控除を受けたい場合、医療機関で必ず発行している領収書が医療費の支払い証明になるので絶対再発行されないと肝に銘じておき、暦年の1年分、しっかり取っておきましょう。


大きな効果を得られるインプラント治療ですが、そのマイナス面も知らなければなりません。


全ての患者に関わるのは、高額な費用です。


難しいケースでは数十万円かかるケースもまれではありません。


加えて、治療が失敗して障害が残るような健康被害も起こりうるという重大な問題もあります。


本当に深刻な例では、治療が原因で死亡することも過去にはありました。