インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

一般的にはインプラント埋入手術を日帰

2016年05月24日 | 日記
一般的にはインプラント埋入手術を日帰りで行います。


使われるのは部分麻酔で、入院することはめったにありません。


ただし、糖尿病や心疾患など、麻酔や出血に関わる持病がある場合は入院設備が整ったところで手術する必要もあります。


加えて、インプラントを支えるのに十分な骨の量がないとすれば、まず骨を形成する手術が必要です。


腸骨など自家骨の移植手術であれば手術が二回以上になる場合や、入院する場合もあります。


このような難しい治療を行う場合、治療計画は、歯科医と十分に話し合って、慎重に決めていきましょう。


新たな歯科医療の形として期待が持たれるインプラントですが、治療を受けるにあたって、歯茎が腫れてくるのではと気にされる方も多いでしょう。


この点は、歯科医の技量や、患者さん自身のコンディションにもよるので、必ずこうだと言い切れるものではなく、「やってみなければ分からない」という回答になってしまいます。


鎮痛剤を飲んで、腫れた部位を冷やすなどしても、なお痛みが引かない場合や、痛みが強すぎる場合などは、我慢せずすぐに歯医者さんに行きましょう。


人工物であるインプラントが虫歯になることはありませんがメンテナンスは自分の歯より楽とは言えません。


傷ついたらすぐに歯科医にかからなくてはならず、食べかすを残しておくと歯茎の炎症を起こし当たり前のことながら、歯周病の危険性もあります。


インプラント以外の自分の歯と同じように歯科医、衛生士に言われたことをしっかり守ってセルフケアは欠かさないようにしましょう。


その上で、定期的に歯科医院でメンテナンスをしてもらえば完璧です。


インプラント治療を始める前に、費用を調べておきましょう。


この治療は治療費を確保してから始めなければなりません。


ごくまれに、インプラント治療が保険適用されることもありますが、その条件はとても厳しいのです。


自費診療として始めるしかないのが高額の負担を避けられない理由です。


安い材質、安い治療で済ませても十数万円、難しいケースでは治療全体で、その数倍の費用が必要になることをくれぐれも忘れないでください。


一度埋め込んだインプラントの使用可能年数は、生涯持つと言われることが多いのですが、それは治療が完了した後のメインテナンスの頻度や質、歯科医の技量にも影響される部分が大きいようです。


毎日欠かさず歯磨きをするなどのケアを怠ると、数年でインプラントが劣化し、また手術を受けなければならなくなります。


加えて、歯槽膿漏などの病気を起こしてしまうと、インプラントの土台となっている骨にも悪影響が出るので、人工歯が役に立たないどころか、インプラントの寿命が縮められ、場合によってはインプラント治療のやり直しも必要になります。