バガン2泊目はAung Mingalar Hotel。
20$でここも問題なし。
地方だと両替レートが悪いって聞いてたけど、
ここでは、1$=1280K(チャット)でした。
ヤンゴンのホテルと全然変わらない。
ブラックマーケットよりちょっとだけ悪い程度。
朝からポッパ山→ニャンウー(バガンの街)へ戻ります。
ミャンマーでは、トラック=人を大量に運べる車、のようです。
荷物を積んでる車のほうが少ないぐらい。
この帰路で、道路わきに子供たちがたくさん立ってる村が
いくつかありました。
みんな何か叫んでいて、Ko Toeに聞くと、「物乞い」だそう。
現地の人にとってもお参りコースなので、小銭を投げてやったり
するらしい。
※いろんな場所にお参りできる現地の人は、それなりに
裕福なのです
お金を無理に拾おうとして、交通事故もかなり多いらしい。
これまで、都市部で物乞いする子供たちはたくさん見てきたけど、
田舎でこういう光景をみるのは初めて。かなりショック。
農業の国は普通、田舎のほうが豊かなのに…。
やはり、この国はいろいろと、ちょっと特殊なんです。
死にそうになりながら、ホテルに戻ると、
時間はもう夕暮れ時。
部屋からのこんな景色に感動しつつ、疲れで2時間ぐらい
ベッドから動けなかった。
おそるべし山登り。
※注:
このコースは普通はガイド付きで行くので安全です。
自分はStartが16:00ぐらいと遅かったので、ガイドを
つけられなかったのです。
このあとが悲劇でした。
行きはわずかに見える「タウン・カラッ」を目印に
進めたけど、帰りはどうみても道が分かりそうにない。
ふもとの出店の兄ちゃんに「ポッパリゾートに帰りたいんだけど、
ここだとTaxi拾えないから、なんか呼んでくれない?」と頼むと、
「おう」と答えて、テクテクあのけもの道の方へ。
「ここまっすぐ登ってけばホテルだよ」。
がーん。やっぱりこのルートしかないようです。
覚悟を決めて登っていったら、案の定、道を見失う。
崖から落ちかけたり、木のトゲで体中傷だらけになり
20分程度で同じ場所に舞い戻りました。
ズ、ズボンも破れてるではないか!!
さっきの店に戻って兄ちゃんに泣きをいれたら、
「ガイドしてやる」と兄ちゃん先導で再度山登り。
高度は約1000m。
この時点で体力は限界です。口から心臓出るかと思った。
今度はひたすら階段を上がります。
地元の人にとっても聖地なので、ばあちゃんとかも
必死になってのぼってます。
一生に一回来れるかどうかって地方の人間なら
そりゃ必死になるよ。
がんばれ、ばあちゃん。
ていうか、おれがんばれ(ハァハァ…死にそう)。