テレビドラマを欠かさず観たのは何年ぶりだろう。
第一話を偶然見てしまってから、のめり込むように観てました。
夏休みのブータン旅行から帰って一番初めにしたことが、その週の録画分を観る
ってことぐらいハマってました。
自分映画ランキングトップ3に「デカローグ」ってのがありまして、
これは元々、ポーランドの1時間ドラマ10話分でして、
それに匹敵するぐらい、とにかくこのドラマはすごいです。
なんといっても満島ひかり!
「愛のむきだし」で化けたなーと思いましたが、もー、なんでこんな演技ができるのだ。
普通うまい役者っていっても、地のキャラ一本で勝負するか、メソッドアクターか、そのどっちかなんですが、
双葉(あ、満島ひかりがやってた役名です)は、そのどっちでもなかった。
視線とか、口調とか、動きとか、生きている"双葉"そのものでした。
脚本も、演出も、カメラワークも、すべてがきちんとしていて、雑だったり気が抜けてるような部分が全くない。
第一話のファミレスから駐車場へのシーンで「え、これって…、すごいのでは?」と引きこまれました。
これを地上波のドラマとして観ることができたのは奇跡じゃないかと思ってるぐらい。
最終回も、きちんと「それでも、生きていく」でした。
いやー、すごい。すごいしか出てこないな。