夜明け前午前5時

徹夜明けの思いつきレベルな発想を、推敲なしでお届け

上大岡カリー番長

2007-07-14 01:28:46 | たべもの
今日の晩ごはんは上大岡「サニー・タージ」

元々インドカレーは好きなんだけど、ここは
セットメニューが安くて最近よく行きます。
カレー・ナン・ちっちゃなサラダで840円。

安いでしょ。普通だと1200円ぐらいかな。
味はセットメニューの場合そこそこ。

あと、カウンター席があります。
これ非常に大事。つまり一人で入りやすい。

おすすめはセットメニューでは選べないので
単品になっちゃうけどマトンマサラ。
かなりうまい。
ちょっとプーパッポンカリーっぽいのが◎。

#ちなみにプーパッポンカリーはタイ料理。
 味は大好きなのですが、タイ料理で必ずおなかを
 壊すワタシはめったに食べません。食べられません。


インドカレーは、地元(の隣)浜松で「タージ・マハール」
(既に閉店)というインド料理のお店があって、ここで
ハマりました。自分のインドカレー基準はここ。

ところが東京カリー番長の料理主任・水野氏は、
同じく浜松の「ボンベイ」(ここも既に閉店)を
絶賛してます。
えー、そんなことないって。
絶対に「タージ・マハール」の方がうまかったって。

世間一般的には「ボンベイ」の方がかなり有名らしいけど
ここはちょっと日本向けにアレンジしてる感があって
そんなに感動するほどではなかった。

上大岡カリー番長として、ここは譲れません。


今年の夏休みは、お盆からずれて、しかも
12連休なのでフルに使って長旅予定です。
でも、悩んだすえ、既にインドは落選済み。
インド人との交渉は飛びぬけて一番ハードらしく
ちょっとしんどいかなと思って。
よく行方不明になるし。

でも、インドでカレー、食いたいな‥‥。
デリーは避けて、ムンバイ着で西インドだけ見るなら
そんなにハードじゃないかも。
うーん、悩む。

カップルズ

2007-07-03 00:57:36 | 映画
カップルズ


これまで観た映画のうちで5本の指に入る大事な映画です。

そして、この映画を撮ったエドワード・ヤンが亡くなったことを
ついさっき知りました。


同じアジア系で大事な映画「恋する惑星」のウォン・カーウァイが、
恋する惑星以外ぱっとしないのに比べて、エドワード・ヤンは
コンスタントにいい作品を作り続けてきました。
それだけに、ほんとうに残念。

あ、ウォン・カーウァイは他がぱっとしないんじゃなくて、
「恋する惑星」が奇跡的にすごいっていうのが正しいな。


話は戻してエドワード・ヤン、この人はいろいろすごいけど、
特にすごいのは、劇場音楽を一切使わないこと。

映画を観てるとあまり気にしないかもしれませんが、
ほとんどの映画は、盛り上げどころはストリングスとかで
必ず盛大に「ジャジャーンッ」てやってます。

娯楽系とか歴史大作なら分かるけど、人とか街を描いた映画で
「ジャジャーンッ」ってされると、非常に違和感があります。
なんか、スケールが合わないんだよ、って思っちゃう。
生活の中で頭の中に「ジャジャーンッ」なんて大げさな音
今だかつて一回も鳴らねーよ、と逐一つっこみが入ります。

あ、今、ワタシの頭の中には北野映画の「HANABI」が流れてます。
北野映画は好きなだけに、あのおおげさな音楽だけがホントにじゃ‥。


さて、また話は戻して、カップルズのラストは、音楽がないからこそ
生まれた名シーンです。街の雑然とした映像と喧騒。

この街は欲望にまみれた汚い空間だけど、でも、こんな多様な
空間だからこそ‥
あー、だめだ。全然うまくまとまらないや。

ま、うまくまとまらないのは当たり前といえば当たり前で、
それは、この作品はじめエドワード・ヤンの作品はどれも、
映画でしか表現し得ないものを表現してるからです。
そんなところも大事に思う理由の一つ。
「ほんとうの映画」って感じがします、この人の映画は。