夜明け前午前5時

徹夜明けの思いつきレベルな発想を、推敲なしでお届け

夏到来!

2007-09-28 10:32:39 | weblog
もうすっかり秋ですが、ようやく夏休みが来ました!
今日は移動でおしまいだけどさ…

今年のなつやすみ

2007-09-08 23:30:36 | お休み
終に決定しました。

今年は「飛んでイスタンブ~ル~♪」
これ言いたかったから選んだ気がしないでもない。

あ、でも、学生時代によく行った飲み屋のおばちゃんが
「あんた、トルコいいわよー。なにがいいって人がいいっ!!」
としょっちゅう言ってたのも影響しているな。
もう10年前だけど。

これまでアジアばっかりでしたが、ついにヨーロッパ進出!
といっても、トルコはアジアに片足突っ込んでますけどね。

飛行機でじっとしているのが何よりも苦痛なので、
それだけが心配ですが、がんばって爆睡します。


航空会社がKLMなので、オランダにもなぜか滞在決定。
これまでまったくノーチェックでした。

アムスか…。
アムスといったら、テクノ? マリファナ?
イメージ偏りすぎか??

BOOKすごろく

2007-09-08 23:03:45 | 本:小説
読書感想文は、毎年8/31にあとがきと解説から読み始める子どもでした。

算数のドリルは、一度も最終ページまでやった記憶がありません。

進研ゼミ、郵送した回数は片手で足りる程度でした。

∴ワタシがBlogをまめに更新することは根本的に困難です。


さて、Blog書いてない間に読んだ本がたまってきちゃったので、
感想大放出です。上から順に◎。


■毎日かあさん4 出戻り編(西原理恵子)

書店で数ページめくってみて
「これは立ち読みヤバイ」と即買って家で読みました。
涙ぽろぽろ落ちてきます。

「鳥頭紀行」での鴨ちゃんとの出会いから、
サイバラはいつも鴨ちゃんのことはボロクソに書いてて、
それは照れが多分にあったはず。
鴨ちゃんのBlog読むと、サイバラの方が惚れてた気がするし。
でも、今回は真っ正面から鴨ちゃんのことを書いてます。

カンボジア編の1ページ目、
「二人で取材しました」のコメントの上に、
鴨ちゃんが撮ったサイバラの写真があって、
まぁ、なんてことない1ページ目なんだけど。

今、書きながら思い出すだけでもヤバイです。


■太陽の塔(森見登見彦)

なんで今まで読んでなかったんだろう。
モリミー、最高です!
一気に数冊読みましたが、これが俺ベスト。
初めから最後まで1ミリも進んでなくて、
妄想大暴走っぷりが尋常じゃない。


■夜は短し歩けよ乙女(森見登見彦)

一般的にモリミーブレイクした本がこれ('07 本屋大賞2位)。

これもおもしろかった。
ヒロインかわいいし(「なむなむ!」)、
主人公はあいかわらず妄想大爆発だし、
変な奴らが山ほど出てくるし。

最後の終わり方もいいなぁ。
残りページが少なくなってくると、
「あぁ、もう終わりか…」ってさびしくなる
そんな、いい小説です。


■適当教典(高田純次)

本屋で表紙の純次と目が合いました。

還暦なのに白ブリーフ一丁。
もうそれだけで、買わない理由があろうか?(いやない)
かっこよすぎます、兄貴!

そんな純次に印税が入るようにと即購入。
内容はどうでもいいんです。


■ゴーレム100(アルフレッド・ベスター)

ちょっとまだ消化不足。
内容がぶっとびすぎてて、ちょっとついていけない。

ロールシャッハテストみたいな絵が何ページも続いたり、
文章はグロい感じ満載だったり、
最後はバロウズ的な壊れた文章になってたり。


■つげ義春とぼく(つげ義春)

高校の時の副読本「高校生のための文章読本」に
確か、この本が載ってました。
よく行く古本屋で見つけて購入。

エッセイはそれほどおもしろくはなく、
やっぱり絵・漫画のパートがおもしろい。

『「大場電気鍍金工業所」が出来るまで』で
完成形とコマ割が併記してあって、
これを見ると、日本のマンガってすごい、
と思う。


■ブルーオーシャン戦略(W・チャン・キム&レネ・モボルニュ)

自分が買ったのは17刷もしてて、2年前に売れまくったビジネス書。
でもなぁ…、やっぱりここに書かれてるのは結果論です。
ポーターみたいに体系化したいのは分かるんだけど、
経営学として体系化するたぐいのものじゃない気がする。

HBRの2007年8月号に著者の弟子みたいな人が具体的な手法を
書いてましたが、この通りやったら、収集つかなくなりそう。


■悪人(吉田修一)

正直にいうと、がっかり。

骨太だし、大作だし、描写もリアルだし、でも、がっかりです。
力のある作家なら、これ書けます。吉田修一じゃなくても。

自分にしか書けないものを書くことが大事だと思うんだけどな。
「書きたいもの」を書いたらダメだと思う。

以前に全くおんなじ感想を持った小説があって、
それは重松清の「疾走」。
一世一代の力作を狙うと、みんなおんなじ感じになるのも謎。