ちくしの日記

懲りない女のドタバタ日記。他、いろいろ感じたことをたらたらと。

二月花形歌舞伎へ

2010-02-10 20:02:18 | 映画・演劇

久しぶりの歌舞伎見物でした。

博多座では、市川染五郎、市川亀次郎、中村獅童ら出演の二月花形歌舞伎が
公演中ですが、若手3人の歌舞く姿見たさに行ってまいりました。

演目は「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」と
猿之助十八番の一つらしい「金弊猿島郡(きんのざいさるしまだいり)」
若手歌舞伎俳優3人の華のある舞台、第一話の世話物には涙が出そうになり、
猿之助十八番のひとつと言われる金弊~は、亀治郎の宙乗りあり、猿之助の
演出らしい華やかさと、早変わりや立ち回りなど歌舞伎の醍醐味全てが
網羅されたような演出でわかりやすく、3人の若手役者の競演を大いに
楽しませてもらった2時間余りでした。
今回の亀治郎上演の猿之助歌舞伎を観て、あらためて猿之助さんの歌舞伎への
熱い想いを見たような気がしました。

また、歌舞伎における役者中村獅童を観るのは初めてでしたが見直しました。
いやいや、華があって声にも張りがあってなかなかの立役者であります。


さて、第一話が終って30分の休憩となり、その間にメイの手作り弁当で
昼食。博多座を意識してそれぞれ重箱に詰めてお重弁当。

中味はおにぎりにオムライスと朝採りの蕗の薹の天ぷら。
蕗の薹のほのかな香りと苦味が口の中に広がり、まさに春です。
(不覚にもカメラを忘れて携帯で撮影)

最後の演目「双面道成寺」は、狂言あり、踊りあり、早変わり、立ち回り
常磐津、清元、長唄と囃子も総出で、3人揃い踏みの大見得で締めくくり、
まさに春を迎えるにふさわしい華やかさで非常に楽しめました。

もし時間とお金に余裕があるなら、博多座の2月花形歌舞伎昼の部を
(夜の部は見てないのでわからないけど)是非ご覧あれ。
おススメです。

2月25日まで公演中。


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