ちくしの日記

懲りない女のドタバタ日記。他、いろいろ感じたことをたらたらと。

柳川さげもんとせいろ蒸し

2009-02-14 00:18:34 | 美味しいもの
さて、またもや柳川の元祖本吉屋の鰻のせいろ蒸しのお話です。

柳川では丁度11日から「柳川雛祭りさげもんめぐり」(4月3日まで開催)が
スタート、街のいたるところに雛壇やさげもんが飾られていました。


大川からバスに乗って柳川へ着いたのが17時20分頃、折角の柳川だからと、
鰻を食べて帰ることになりました。
特に情報も持ってないので、通りの看板の「元祖本吉屋500m先」の文字に
ひかれて、それを頼りに歩きました。
これが思ったより距離があり、とても500m先とは思えません。



10分程歩いてなんとかたどり着いた元祖本吉屋は、外観も店内もなかなか
趣のあるお店でした。
外まで鰻を焼くニオイが漂っていて、一気に食欲をそそります。

店の前までタクシーで乗りつけたグループが次々に店に入って行きます。
かなりの繁盛ぶりです。


さて、このせいろ蒸しが注文してから出来上がるまでがとてつもなく長い。
写真のデーターによれば、お店に入ったのが17時半過ぎ、多分注文したのは
50分近くだったと思います。
そして、せいろ蒸しがテーブルに上がったのが18時40分頃でした。

文句も言わずにビールなど飲みながらとにかく待ちました。
待つしかないけど・・・・・

 
本吉屋の座敷に飾られていたさげもん。      別のお店の玄関口の灯りがともるさげもん。

          
         お雛様やさげもんを見て時間をつぶします。
         他のお客さんも辛抱強く待っていました。     

         
たれの甘さがとてもやさしいと思いながらいただきました。

その自然な甘さの訳が後でわかりました。
実はそれも偶然知ったのですが、お店の近くにある創業130年の老舗飴屋
「大松下のあめ」の飴を甘味に使ってるんだそうです。

大松下のあめは、原料に砂糖を一切使用せず、もち米と麦芽のみで作った
飴だそうで柳川名物として古くから親しまれているとのこと。

偶然通りかかり、お店は閉まってたんですが無礼にも作業場をのぞいたら
1固いただきました。口の中で溶けるような食感と自然の甘さはちょっと
経験したことない味わいの飴でした。
手作りで1日200個しか出来ないんだそうです。


とにかく、本吉屋のたれは約三百有余年の初代より受け継がれた秘伝のたれだ
そうでございますよ。
鰻のせいろ蒸し(肝吸い付き)2800円でした。

                   

城島酒蔵びらきから大川、柳川と筑後川沿いの街をぐるっと一回りしました。
おししい新酒もいただきました。
そして、締めくくりは鰻のせいろ蒸し、いやあ、建国記念日の祝日にふさわしい
幸せな一日でございました。ちゃんちゃん!


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2 コメント

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Unknown (ひな)
2009-02-18 21:35:09
通りすがりの柳川出身者です。

せいろ蒸しって、どこのお店でも時間がかかるものなんです。
時間に限りがあるときは、事前に何時ごろ到着するか電話して、それに合わせて準備しててもらうといいですよ☆
返信する
確かに (waki)
2009-02-19 00:29:09
ひなさん、ありがとうございます。

確かに予約なしでもいいですかと断って入ったので、
ある程度は覚悟してましたけどね。
でも待つ時間も仲間とゆっくりお話が出来て
楽しかったですよ。
返信する

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