後期シルバーの戯言

一寸した日常生活・身辺雑記と旅日記

長盛会旅行

2018年07月05日 | 演奏会

長盛会とは長野市稲葉日詰区の老人クラブである。会員125名凡そ半数が85歳以上ご多聞に漏れず長寿社会のようだ。会則では60歳以上であるが、現在60歳代はまだ働き
盛りクラブへの加入は無理、会員の増加は難しいようだ。

春・秋年2回の旅行が計画されるが、今回春の旅行は男性22名女性9名敬31名の参加であった。

 日程
    26日(火) 13時長野出発ーーー東御市北国街道海野宿ーーー小諸市菱野温泉「常盤館」泊
    27日(水) 10時「常盤館」出発ーーー小諸市マンズワイナリ見学ーーー「常盤館」昼食ーーー長野14時半頃

*北国海道海野宿
  海野宿の街並みは江戸時代の旅籠造りの建物などと、明治以降の養蚕盛んなりしころに建てられた蚕室造りの建物が、良く調和して伝統的な家並みを形成している。
  昭和61年には歴史的な家並みであるとして、「日本の道百選」のひとつに選ばれ、続いて 昭和62年4月には「重要伝統的建造物郡保存地区」の受けている。


  
                   重要伝統的建造物群保存地区 
                      東 御 市 海 野 宿 
                                                
昭和62年62年4月28日選定
  海野宿の成立は寛永2年(1625 )伝えられる。宿場の東端に白鳥神社があり、街道のほぼ中央には用水路が流れる。宿場の東西
 には枡形が置かれ、その約6町(650m)の長さであった。宿場時代の建物の多くは、旅籠屋造で出梁造りや海野格子と呼ばれる
 2階の出格子が今もよく残されている。江戸時代から明治時代以降には、蚕に病気が出にくい気候環境と矢島行康らの先駆者の
 指導により、養蚕業・蚕種業で栄え、その富により建築された壮大な建物は宿場時代の建物の風格を受けつぎ、江戸時代の建物
 と調和して、現在の町並を形成している。
                                      文部科学省・長野県・東御市



                    
                               海     野     宿     の     街     並

                       
                 袖   卯  達                           海 野 格 子(2階の格子)                            白 鳥 神 社                

      卯建(卯立)   
    卯建
は、民家の妻壁を大屋根面より一段高く突出させて、小屋根をつけたものが江戸時代の「本うだつ」出あり、他のに「
  軒うだつ」があります。防
火壁の役割を果たし「火返し」とも呼ばれています。明治時代には二階の軒下に張り出して豪華な
  意匠をこらした袖壁「袖うだつ」が設定けられるようになりました。長屋造りでの家の仕切りで造られた「脇うだつ」模あります。
  富の蓄積や格の高さをしめす意味もあり「うだつがあがる、あがらぬ」という言葉の語源にもなっています。

  


 

      気温抜き(小屋根)
   明治になると養蚕・製糸業が盛んになり、海野宿は蚕種・養蚕業で栄えました。蚕の飼育には保温ごとても大切で、
  蚕室の1階の囲炉裏で桑の根などを燃やして暖をとりました。その煙出しと調節の為、気抜き窓が付いた小屋根が大屋根の
  上に取り付けられました。

 

 

*菱野温泉
 小諸市市街から北へ高峰高原へ向かう途中、15分程の所に菱野温泉、2件の温泉宿がある。その内の一軒常盤館に泊まる。
 常盤館には登山電車に乗って1分30秒、展望露天風呂『雲の助』がある。案内には標高1,050メートルの浴槽から八ヶ岳、富士、佐久平が展望できるとあったが、生憎の曇空
 展望出来なかった。翌朝、出発まえ付近を散策する。

 

         
        常 盤 館 入 口                                 常 盤 館 入 口 の 庭                       常盤館向かいにある低塩

        
     展望風呂「雲の介」への登山電車                      「雲の助」からの登山電車軌道                      下り電車からの写真

*マンズワイン小諸ワイナリ
  2日目27日10時常盤館を出発、マンズワイン小諸ナリーへ見学にむかう。ワイン工場内を見学、製造工程のプロモーションビデオによる説明があって、工場内を見学する。
  いわゆる一般の製造工場とは違うので興味は湧かなかった。その後メインの試飲と売店、酒好きには堪えられない。ワイナリーの向かい約三千坪の広さのワイナリーの
  日本庭園「万酔園」がある.

         
                        万         酔         園                                         「万酔園」にある「善光寺ぶどう」原木

     善光寺ぶどう原木
  善光寺の鐘声わたる奥信濃に昔から伝わる善光寺ぶどう。
  その絶滅しかけていたぶどうの個性をマンズワインが
  再発見した記念すべき原木です。
  長野市郊外より保存すべくこの地に移植しました。
  平成25年現在、樹齢100年を経ております。
       
 
 


 

 



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