風 信(かぜのたより)

海風に乗せて

独標1142m(5)

2008-04-09 | Weblog
今回登った独標1142mは、旧鹿野町を流れる河内川本谷、旧河原町三滝渓(曳田川)本谷及び川小屋谷の源頭となる山だが、山名は知られていない。それなりにボリュームもある山容であっても、顕著なピークを形成していないためだろうか。
頂上からは見えなかったが、林道の付いている南斜面側には「鷲見岩(?)」という名の露岩もあるようなので、北村など麓の村々で呼ばれている名前はあるのかもしれない。


根開き 08.4.5 鳥取市安蔵 

独標1142m(4)

2008-04-08 | Weblog
1142m峰の山頂はゆるやかな広い雪原になっていて、このところの陽気で顔を出したネマガリダケの濃い緑とのコントラストが新鮮だ。
頂上は360度さえぎるものは無く、高鉢山や三国山はすぐ眼の前にある。でも、残念ながら遠くの山は春霞のためかぼんやりしていて展望がきかない。


三国山 08.4.5 


高鉢山 08.4.5

独標1142m(3)

2008-04-08 | Weblog
杉の古木が残る1002mのピークからは、高山から続いている尾根をたどる。
頂上に近づくと、送電線鉄塔の立つ980m峰の奥に先月登った三徳山も見えてきた。


三徳山(中央、左手前は三角点1136.8m) 08.4.5

独標1142m(2)

2008-04-07 | Weblog
締まった雪の斜面を登っていくと展望の利く尾根に出る。標高850m程だろうか。振り返ると鷲峰山が大きく見える。下には小さく安蔵公園キャンプ場の赤い屋根も見える。


鷲峰山 08.4.5


安蔵森林公園 08.4.5

雪の尾根には、マンサクの黄色い花が咲いている。削り節のような薄い花弁が面白い。


マンサク 08.4.5 鳥取市安蔵

独標1142m(1)

2008-04-06 | Weblog
年度替りの季節は何かと気忙しい。ちょっと落ち着いたので土曜日に山へ行ってきた。
環状道路が開通した大山方面も良いな、とも考えたが、今しか登れない前から気になっていた山に行くことにした。
冬の晴れた日に湖山池北岸から南方を望むと、鍋の底を伏せたような高山から奥高山へと続く山塊の、その奥に白く輝く山稜が見える。地図で見ると1142mの独標から1136.8mの三角点へと続く山稜のようだ。稜線は密生したネマガリダケで覆われ登山道も無いので、登るとすれば雪のある時期に限られる。
南側の中腹に河原町落河内から三朝町中津へ抜ける林道が付けられているが、除雪されていないので、安蔵森林公園から高山西方の1002mピークに取り付き、尾根通しに登ることにした。


独標1142m 08.4.5 三角点1136.8mから