風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

スピリチュアルな風が吹く

2006-09-15 14:35:28 | スピリチュアル
東京@一気に秋の気配
最近は季節の変わり目がフェイドアウトではなくカットダウン。『今日から夏!』という暑さがイキナリきたと思えば、秋も同様に『今日から秋!』と一気に気温が下がった。
ワタシは昔から四季の中で秋がイチバン好きだった。長袖シャツ1枚で外出し、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んで、泣けてくるぐらい鮮やかな色彩の夕暮れ空を見上げ、羽根布団1枚にくるまれて眠る。あ~、四季のある日本に生まれてよかったとシミジミ思う瞬間。

味覚の秋も捨てがたいが、やはり読書の秋(なぜか秋になると本を読みたくなる)。神保町の行きつけの本屋で、夜長の友はないかね~とブラブラしてた。この場合、「行きつけの本屋」と言っても文芸書専門店ではない。書○ブックマート地下1階の格闘技専門コーナーなんだが…(んなところで本さがすな!、って?)。
そんなヲタクなコーナーで、ふと目に付いた鮮やかなブルーの表紙。思わず衝動買いしてしまった。

            

『風の谷のあの人と結婚する方法』須藤元気・著(ベースボールマガジン社1200円)。

タイトルから察すると作者はアキバ系か!?、と思ってしまうが、れっきとした現役K-1ファイター・格闘家である。
ワタシはこの方の試合は一度も見たことないんだが、リング外でのそのスピリチュアルっぷりにド肝を抜かされて以来気になる人になってしまった(そのときのハナシはコチラ→言霊アスリートネタ)。今年の春だったかな?『オーラの泉』に出演したときにゃー、その波動の高さを存分に見せてくれたもんだった

そんな気になる人・須藤元気の著書を読んでみた。
某宮崎アニメについて語ってる本・・・ではなく、須藤元気なりの人生哲学を語ってる内容。その中には格闘技の話がほとんど出てこない。本職なのに?。自分のホームグラウンドをはずした上で、人生哲学を語るんだからこれまたビビったたじろいだ。
「人生哲学」と書いたけど、ホントはもっとシンプルなことを書いている。「どうすれば幸せになるか」「どうすれば生きにくさ・苦しさから解き放たれるか」そのテーマを感じさせる内容だった。そこに須藤元気特有のスピリチュアリティが存分に発揮されていて、心地よい眩暈がするようなアドバイスが散りばめられている。
「学びについて」「人間関係について」「心のコントロールについて」「時間について」「成功について」「身体作りについて」「リラックスについて」の7項目で書かれているのだが、どれもわかりやすい文章でスラスラ読めてしまう。その中でも「人間関係について」が、ワタシはとても興味深かった。

あと『内で未来を楽しむイメージ・トレーニングをすることで、本物の未来も楽しくなっていく』なんていう、「具体的な夢のイメージを広げることが夢への近道」的考えなんてのもあった。コレってプロレスラー・TAJIRIもたびたび言ってることと同じ。成功者が口を揃えて同じことを言うのには、耳を傾けて損はないのかもしれないな

剛のイメージの強い格闘家が、スピリチュアルな本を出す時代になったとは…。時時代も変わったもんだとシミジミ。「剛」も「スピリチュアル」も両方が好きなワタシにとっては、サンマと栗ご飯揃い踏み並みに嬉しいんだが

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