霧島・新燃岳の噴火続く 不安募らす人吉市民-熊本のニュース│ くまにちコム
活発な噴火活動が続く鹿児島、宮崎県境の霧島山・新燃[しんもえ]岳。立ち上る噴煙は北方へ直線で約35キロ離れた人吉市街地からも見え、「火山灰が降らなければいいが」と市民らが不安を募らせている。
ホテル関係者(65)は「昨日より噴煙が上球磨方面に流れているような気がする。南風が吹く夏だったら、人吉も火山灰の被害を受けていただろう」。買い物中の主婦(36)は「灰が降れば農業や市民生活にも影響する。一日も早く沈静化してほしい」と話した。
きのう、仕事をしていたら、
風がやたらと吹いたわけでもないのに、
窓ガラスがびりびり振動した。
「地震か?」と思ってネットの地震速報を見たが、何も載っていない。
すごい局地的な地震だったので、観測所が認識していないだけなのか?
と思っていたが、仕事から帰ってテレビを見て納得がいった。
いわゆる「空振現象」だった。
空振現象とは、火山活動の影響で空気が振動し、それが広範囲に広がる現象だとか。
愛媛や高知でも観測されたというから、そうとう広範囲で起きたようである。
その新燃岳から、くまもとで一番近いところが、人吉・球磨地域。
この地域からは、新燃岳の噴煙がよく見えるという。
折からの大寒波で、灰は南方に降り注いでいるそうだが、
季節が夏であったなら・・・とゾッとする。
そうなれば、火山灰がモロに人吉・球磨に降り注ぐ。
農業なんてやってられないくらいに。
それにしても、踏んだりけったりである。
宮崎や鹿児島の人たちは。
口蹄疫の次は鳥インフルエンザで、今度は火山の噴火ときた。
この地域は、農業や畜産業をやめろという天のお告げなのか。
だとしたら、あまりにも無慈悲な天のお告げである。
なんとしても復興してほしいものである。