逝きし世の面影

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駆けつけ警護はkaketsuke―keigoだったカルト国家日本

2016年11月28日 | 政治
『「駆けつけ警護」英訳不要 政府、ローマ字で表記 』 2016/11/25 日本経済新聞

駆けつけ警護の英訳は「kaketsuke―keigo」――。

政府は25日の閣議で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に参加する自衛隊に付与した新任務について「英訳を作成する必要があるとは考えていない」とする答弁書を決定した。公式文書の英訳はローマ字で表記し、かっこ書きで内容を説明している。
民進党の逢坂誠二氏は質問書で「国連や諸外国の関係機関から誤解を招きかねず、現地で活動する自衛官の生命に危険を与えかねない」と批判した。
駆けつけ警護は、離れた場所にいる国連職員らを助ける任務を名付けた通称。こうした任務は、外国では軍隊の行動として珍しくないとされる。日本ではこれまで憲法9条が禁じる「武力行使」に当たる可能性が指摘され、その是非が長年議論になってきた経緯がある。

山崎 雅弘@mas__yamazaki
説明しなければ、外国人の目も誤魔化せる、と思っているわけですね。しかし実際には、外国の政府やジャーナリズムは日本の大手メディアと違い、日本の役所が作る「形式ごっこ」に付き合ってはくれない。「実質的に」「事実上の」という形で対処する。
michi-to @michito530
世界から詭弁を馬鹿にされるから訳せない。「駆けつけ警護」

山崎 雅弘@mas__yamazaki
「グローバル化推進のために英語教育を強化する」と言いながら、政府は「駆けつけ警護」ひとつ満足に英訳できない。英訳できないということは、日本以外のロジックでは明確に説明できないようなことを、今の日本政府は行っているという証しでもある。
高校の先生 @kkhrpen
@mas__yamazaki 「訳」は必要なくても、「英語で定義」することは可能だろう。何のために英語教育を受けてきたのだろう、お役人、並びに政治家の皆さん。



Shigeshi ‏@shigeshi711 · 11月26日
安倍晋三は、年金カット法案の採決時、「私が述べたことを理解しないなら、何時間やっても一緒だ」と言い放った。これは、自分の言うことを聞かなければ、時間が経てば強行採決すのるみと言う、独裁政治の本音を吐露した言葉だ。 全ての法案は、作れば必ず通る。
もう、国会は、存在意義は無くなった。

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru · 11月26日
自民党:党中核の人物、今の自民党にリベラル色が消えたことに憂慮しているという。安倍一色、タカ派路線、軍国化、この路線に国民がおかしいと感じた時、一気に脱自民党が進む懸念を危惧している。
党の中核の人物はへー、その人がそんなこと思っているかというような人物。当然安倍氏との距離は近い。



『摩訶不思議な騙し絵のような安倍晋三的無限語録』

『駆けつけ警護の英訳はkaketsuke―keigo』と言葉の繰り返し(独自思考の放棄)なのですから、安倍晋三の頭の中が何とも分かりやすい。
『私が述べたことを理解しないなら、何時間やっても一緒だ』は、もっと分かりやすい。何時間やっても安倍晋三から出てくる言葉はエンドレス状態。一緒なのです。
安倍晋三的な無限ループは『もと来た道』の繰り返しであり、何も新しいものが無い。これでは必然的に無限ループの先にあるのは『大東亜戦争の誇りを取り戻し憲法改正』だけであり最早一本道である。
それなら新進気鋭の政治学者白井聡の永続敗戦論の、『日本は敗北に終わったあの戦争をもう一度戦うだろう』との目も眩むような怖ろしい大予言の成就もほぼ一本道である。




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2 コメント

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Banzai、Kamikaze、hiroshima、に続く? (太田)
2016-11-28 15:58:45
駆けつけ警護の『 英訳』ですが、
Banzai charge(バンザイ突撃)が適切かな?
弾薬や医薬品も不足してるのに行われたガダルカナル、ラバウル、インパールの二の舞。
銃剣突撃と日本刀でアメリカ海兵隊と戦ったあの狂気の再現ですよ。或いは汪兆銘の中華南京政府の為の戦い。
自民党には破滅願望でもあるのか、或いは自衛官が死ねば憲法改正や戒厳令にしやすいと考えてるのか。
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逃げ遅れて孤立した日本の自衛隊 (宗純)
2016-11-28 16:50:59
太田さん、コメント有難う御座います。

今の南スーダン情勢ですがまさに危険がいっぱい。
大統領派と副大統領派が武力衝突しているのですが、どっちもどっち。マックス・ウェーバーによる 国家の定義では、『正統性のある暴力装置』(独占的な暴力装置)とあるが、正統性とか独占的に大いに疑問がある。
これを言っちゃ御仕舞なのですが、南スーダンですが独立させるべきでは無かったのですが、ハルツームのスーダン政府がイスラム原理主義的だとして、南部のキリスト教黒人のゲリラ組織をアメリカなどが国家として承認してしまったのが大失敗だった。国家の体をなしていないのです。
今の南スーダンでは先進国は全員『危ない』と逃げ出していて、逃げ遅れた日本の自衛隊が取り残された。

大分事情が違うが、第一次界大戦末期にロシア革命の発生で東部戦線に取り残されて、ロシアの白軍と赤軍との内戦化の危険地帯に孤立したチョコ軍のような話ですよ。 この時日本はチョコ軍救出という人道目的を口実にしてシベリアに出兵しているのですが、日本の軍民700名あまりが赤色パルチザンに虐殺された尼港(ニコライエフスク)事件というのがありましたがその再現が危ぶまれる。
この対ソ干渉戦争(シベリア出兵)ですが私の父親が参加しています。

対ソ干渉戦争(シベリア出兵)と有志連合
2008年03月11日 | 社会・歴史
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/3d21ef45ca6484553ddadbec007abb9a
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