逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

「組織」の腐敗堕落が極限まで達する

2024年06月27日 | 政治

密かに天下大乱の下剋上「粛清」が始まっていた (^_^;) 「長いナイフの夜」の再来か 

鹿児島本部長に長官訓戒、警察庁 署員盗撮の指揮不十分、隠蔽否定

共同通信

鹿児島県警の情報漏えい事件で、警察庁は21日、県警トップ野川明輝本部長の隠蔽が指摘された枕崎署員による盗撮事件の捜査指揮に関し、きめ細かい確認と指示を現場にしていなかったとして、野川本部長を長官訓戒の処分とした。

鹿児島地検は同日、国家公務員法(守秘義務)違反の罪で、野川本部長の隠蔽を主張する前県警生活安全部長本田尚志容疑者(60)を起訴した。鹿児島地裁は同日、本田被告の保釈を許可した。(抜粋)

司法機関内部での宮廷クーデター「長いナイフの夜」のような粛清が始まった\(^o^)/

6月21日(金曜日)警察庁が鹿児島県警本部長の野川明輝を長官訓戒処分。逆に内部告発(「情報漏洩」容疑を全面否認する)本田尚志容疑者を検察が「起訴」。同一の日付けで家裁が身柄「釈放」の三つは一体構造であり、先週末に密かに政府自民党の動きに連動する形で公安委員会や警察庁、検察庁や裁判所など日本の司法機関内で「長いナイフの夜」や「応仁の乱」のような天下大乱「下剋上」が始まっていたらしいのである。2013年09月20日 | 放射能と情報操作 「敗戦前夜の陰鬱」見せしめに脱原発のみのもんたや徳田毅議員を血祭りに 

捜査の経緯を細かく説明…県警トップが異例の主張 県民からは批判も

6月22日 朝日新聞

写真・図版
 
保釈された本田尚志容疑者(右)=鹿児島中央署 左側に離れた位置の人物は担当弁護士だと思われる(スーツの左襟にはひまわり「自由と正義」と天秤「公正と平等」を象徴する弁護士バッジ)
 
写真・図版
(逮捕されてから最短の21日後に)保釈され、報道陣に向かって頭を下げる本田尚志容疑者(右)=鹿児島中央署
 
鹿児島県警でナンバー3の本田尚志警視正は「一言」も喋らず、報道陣のカメラに向かって10秒以上も無言で深々と頭を下げているが、刑事事件では異例の釈放を勝ち取った大殊勲賞の弁護士まで「右へ倣え」で、同じように無言で頭を下げているのである。わけわかめ
 
(★注、テロップが正しいなら逮捕は6月2日だ。ところが9日後の6月12日TBSテレビでは同一画像に一切の説明抜きで新しく「送致」のテロップを右上隅に小さく書き加えていた。誰にもわからないように内容を大きく修正していたのである 2024年06月09日 | 社会 「エリート」司法組織は頭から腐る
 
(鹿児島県警№3の本田尚志警視正)逮捕を発表したのが5月31日
 
前生安部長の本田容疑者を国家公務員法(機密漏洩)違反容疑で逮捕したと5月31日に発表したのは、西畑知明警務部長だった。最近まで県警最高幹部だった人物の逮捕にもかかわらず、本部長は姿を見せず、コメントを代読させただけだった。(★注、「逮捕したと5月31日に発表した」とあるが、この時メディアは一切報道していない。本田前生安部長逮捕時の画像はゼロなのですから???芸能人など有名人の場合は警察が事前にリークするので、普通なら自宅に報道陣のカメラの放列が待機していて大々的に報道する。今回は鹿児島県警発表の信用度はゼロなので裁判で公開すれるまで真相は不明)
 
6月2日不当に拘束された鹿児島県警中央署拘置所から釈放(拘置理由の説明)を求めて鹿児島県簡易裁判所に対して移送される画像なのですから、頭からすっぽり上着を被っているのは異様。もちろん放映した地元テレビ局の説明も丸々出鱈目なのですから異様そのもの。

その後、6月21日に鹿児島地検は本田警視正を国家公務員法違反(機密漏洩)で起訴した。ところが、同じ6月21日午後6時過ぎには一切の逮捕理由を否認している被告人を釈放するのです。
皆さん良くご存知のように「身柄拘束で自白を迫る」(怖すぎる「人質司法」が基本)仕組みの我が日本国では微罪でも否認している場合には釈放は無い。ましてや今回の国家公務員法の「機密漏洩」なら、天地が引っくり返っても「釈放」しないのである。
 
 
(内部告発)容疑者「起訴」の大きな意味
 
今回は今までとは180度正反対に国家公務員法違反(機密漏洩)で起訴したが、同じタイミングで釈放した意味は善悪や正誤が引っくり返っる下剋上(県警トップの本部長弾劾目的)らしいのである。
もしも逆に、6月21日鹿児島地検が起訴猶予や不起訴にすると「有耶無耶にする」との意思表示なのである。刑事裁判は必ず公開が原則なのですからヤクザとカルトの奇妙な連合体「青バッジ」の野川明輝鹿児島県警本部長は逃げ切れないでしょう。
 
鹿児島県警、リークされた記者が驚く「異常すぎる」隠蔽体質“正義の警察官”内部告発を襲う容赦なき制裁
 
6月26日 SmartFLASH

6月21日に記者会見を開いた野川明輝・鹿児島県警本部長は、本田尚志被告の訴える“隠蔽疑惑”について完全に否定した(写真・共同通信)

「闇をあばいてください」

1通の封筒がいま、鹿児島県警を揺るがしている。

6月21日、国家公務員法違反の罪で起訴されたのは、鹿児島県警前生活安全部長の本田尚志(たかし)被告だ。

「3月28日に本田被告は、札幌在住のライター・小笠原淳氏に、3件の事件が県警内部で隠蔽されているという趣旨の告発文を送りました。そこで小笠原氏は、鹿児島県警の抱える問題について何度も報じていた、福岡のネットメディア『ハンター』に、告発文をPDFで転送したのです。すると4月8日、県警はたまたま別件で『ハンター』の代表の自宅から押収したパソコンから、このPDFを発見。『警察の内部文書を外部に漏えいした』として、差出人である本田被告を5月31日に逮捕しました」(抜粋)

6月25日 弁護士ドットコムニュース

鹿児島県警の元生活安全部長が内部情報を外部に漏らしたとして国家公務員法(守秘義務)違反の罪で逮捕、起訴された事件をめぐって、元部長から情報提供を受けた北海道のライターや内部告発に詳しい大学教授らが6月24日夜、県警の捜査手法やマスメディアの問題について議論した。(抜粋)


聲(声の旧字)無きに聞き 形無きに見る 
鹿児島県警への不信は深刻だ(鹿児島市の県警本部)=共同 鹿児島県警本部庁舎前に立つ、警察の父といわれた鹿児島市皆与志町出身の川路利良(かわじ としよし)初代大警視(警視総監)の銅像 

[社説]報道の自由脅かす強制捜査

6月25日 日本経済新聞

前生活安全部長が国家公務員法(守秘義務)違反の罪で起訴されるなど不祥事が相次ぐ鹿児島県警が、捜査の過程で報道機関を強制捜査していたことが明らかになった。報道の自由を侵害する可能性があり、容認できない。

同県警は4月、別の警察官による情報漏洩事件の関係先として、福岡県を拠点とするネットメディアの運営者宅を家宅捜索した。この際に押収したパソコンのデータなどを端緒に前生活安全部長を特定し、逮捕したとみられる。

取材源の秘匿は自由な報道の大前提だ。最高裁は「取材の自由を確保するために必要なものとして、重要な社会的価値がある」と認め、捜査機関も尊重してきたはずだ。公権力によって強制的に情報提供者を調べるような事態がまかり通れば、もはや健全な民主主義国家とはいえない。

県警の野川明輝本部長は記者会見で「『報道の自由』や『取材の自由』は理解している」と述べたが、詭弁(きべん)にしか聞こえない。今回をあしき前例にしないためにも、誰が、どのような経緯で強制捜査を決めたのか説明すべきだ。

野川本部長が警察官による盗撮事件の隠蔽を指示したとの疑惑も決着したわけではない。国民の不信は深まる一方だ。

本部長は記者会見で隠蔽を改めて否定した。だが最初に報告を受けてから逮捕まで5カ月近くもかかったのはなぜか。本部長は「きめ細かい確認と指示を怠った」として訓戒処分を受けたが、これだけでは納得できない。

県警をチェックすべき県公安委員会も隠蔽はないと判断した。とはいえ、どこまで踏み込んで追及したのか疑問である。既存の仕組みで自浄能力が働かないのであれば、第三者による検証も検討すべきではないか。

警察庁は24日、県警に対する特別監察を始めた。組織風土の問題点を検証するのが目的だという。徹底的にウミを出し切らねば信頼回復は難しい。

6月25日 日経社説(全文掲載)

日経新聞の特徴は、購読層が中小企業経営者や大企業の中間管理職などで政治的には最も右翼的論調だが、株投資など実体経済に対して敏感なので政府自民党にべったり、対米従属命の売国的な読売産経とは違い、極少数だが「先見の明」がある素晴らしい記事が偶に読める

 

「入山禁止」の看板が立てられ、ロープが張られた林道の入り口=鹿角市十和田大湯で2024年5月21日、工藤哲撮影


「安全」のために下山時間が午後3時は分かるが、入山時間の4時30分は夜明け前後の黎明期なので一番クマなどの野生動物が活動する危険な時間帯

クマ人身被害の捜索中に隊員がタケノコ採り 消防本部が注意 秋田


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1 コメント

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Unknown (ローレライ)
2024-06-26 15:30:56
警察革命の起点は鹿児島県からなら日本革命の起点も鹿児島県になる!
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