逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

日本が始めたアフガンPRT(地域復興支援策)の欺瞞と危険性(資料)

2009年10月30日 | 軍事、外交
『PRTは民心把握の軍事活動である』  ペシャワール会事務局長 福元満治    先日、日本のPRT(地域復興支援策)参加についてNHKで報道された。 このプロジェクトはアフガニスタンの北部で、リトアニア軍と協力して、日本の民間人(外務省関係者)が民政支援(小学校建設のための調査)を行うというものである。 報道のトーンは、PRT参加は国際社会における日本の積極的な復興支援策として評価される、というも . . . 本文を読む
コメント (2)

タリバン政権ムトワキル元外相が語るもう一つのアフガン(資料)

2009年10月30日 | 軍事、外交
『アフガン終わりなき戦場』/第22回 語り出すタリバン政権の重鎮   その男は私を慇懃に家に迎え入れた。 握手をするとその手はゴツゴツと硬く、農具を持っていただろう跡があった。 目からはなかなか警戒の色が消えない。 恰幅の良い体躯に、ピッとした白いアフガン服。 今は無きタリバン政権の重鎮、ワキル・アフマド・ムトワキル氏だ。  カンダハールの農村で育ち、タリバン時代には外務省の長官にまで上り詰めた。 . . . 本文を読む
コメント

アフガン米軍 死者数最悪に

2009年10月28日 | 軍事、外交
★アフガン米軍 死者数最悪に AP通信 アフガニスタン南部で27日、武装勢力による複数の爆弾を使った攻撃で、米兵8人とアフガン国籍の民間人1人が死亡した。同国に駐留する国際治安支援部隊(ISAF)は詳細を明らかにしていない。 米兵の死者は今月に入って計55人にのぼり、2001年以来月間最悪となった。民間組織によると、駐留軍の今年の死者は26日現在で436人に上る。 ★米軍の月間犠牲者、最大に=ア . . . 本文を読む
コメント (2)

『攻撃やめて』伊情報機関がタリバン買収工作

2009年10月26日 | 軍事、外交
イタリア軍がタリバンを買収?そのせいで仏兵士が死亡と英タイム紙 【12009年10月16日 AFP】英紙タイムズ(Times)が15日、アフガニスタンに駐留するイタリア軍への攻撃を避けるため、イタリア情報機関がイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)に数万ドルの「わいろ」を渡していたと報じた。 ■金を渡して安全確保? タイムズが西側軍事筋の話として報じたところによると、アフガニスタンの首 . . . 本文を読む
コメント (4)

産経社会部『産経新聞が初めての下野』

2009年10月18日 | 社会・歴史
記者(新聞社)はえらい 『報道』とは読者に情報を正確に伝達する事ではなく、記者(新聞社)自らの主張を読者に正確に伝えるのが仕事なので、独自の創作活動をする『作家』と同じなのです。 記事の内容以上に大事な、『何を報道するか、あるいは報道しないか』は報道機関(編集部)の仕事(権限)で、アナウンサーなどとは性質が根本的に違うので(作家が偉いように)『記者(新聞社)は偉い』ことになる。 . . . 本文を読む
コメント (4)

(続)日本だけの特権的談合組織『記者クラブ』の開放

2009年10月16日 | 政治
『記者クラブ問題』という問題の存在 『既得権益』とか『談合』とか『キャリア官僚』の問題は国民の多くの皆さんが良く知っている。 しかし、これ等3者が複合した大問題である『記者クラブ』問題は、『これが問題である』こと自体、知っている人は関係者以外では実に少ない。 確かに新聞などでは各社が談合がばれないよう紙面の編集に実に良く気を使い、それぞれの新聞社が別々であるかの様に装って成功していますが、いか . . . 本文を読む
コメント (2)

オバマ大統領のノーベル平和賞の意味するもの

2009年10月12日 | 軍事、外交
2009年のノーベル平和賞を、バラク・オバマ米大統領に授与すると発表。 ノーベル賞委員会は授賞理由として、外交と人びとの協調を押し進めたオバマ大統領の努力を挙げ、プラハ演説に始まる『核なき世界』への取り組みをたたえた。 現職の米大統領のノーベル平和賞受賞の初回は、セオドア・ルーズベルトが1906年に日本とロシアの戦争終結の為の講和条約締結に尽力した功績により授与されている。 二回目は第一次世界 . . . 本文を読む
コメント (2)

日本の公職選挙法は公正な選挙も政治活動も禁止?

2009年10月09日 | 政治
国民の意思を反映する選挙のために『新政権で公選法改正断行を』 『私の主張』毎日新聞2009年10月8日(抜粋) 『一票の格差』訴訟最高裁判決で、投票価値の大きな不平等を認めるとともに、『国民の意思を適正に反映する選挙制度が民主主義の基盤である』として、 選挙制度の見直しを含めた(国会に対して)早急な取り組みを求めた。 言うまでもなく、主権者の国民が選挙で正しい選択を行うためには、候補者や政党 . . . 本文を読む
コメント (6)

吉田茂の再軍備問題顧問とCIA(資料)

2009年10月03日 | 軍事、外交
『吉田茂側近がCIAに情報を提供』 吉田茂元首相の再軍備問題のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将(1895~1988年)が、米中央情報局(CIA)に「POLESTAR―5」のコードネーム(暗号名)で呼ばれ、自衛隊や内閣調査室の創設にかかわる内部情報を提供していたことを示す資料を3日までに、有馬哲夫早大教授(メディア研究)が米国立公文書館で発見した。 日本の再軍備をめぐり、吉田元首相の側近までも巻 . . . 本文を読む
コメント (1)