逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

半世紀前の偉業が遠ざかる

2024年02月18日 | 政治

遠ざかりつつあるボイジャー1号、2号の現在地は? 今どこにいるのか

47年前の1977年打ち上げのNASAの双子の惑星探査機ボイジャーは2012年に太陽圏を出て未踏の恒星間空間へと入った以後も探査を続けていたが、搭載機器の老朽化で去年末からは意味不明の言葉をつぶやくようになった。何度も危機を奇跡的に乗り越えたボイジャーだが今回の故障からの復活や修復は奇跡的で駄目らしい。

ボイジャー探査機の現在位置は、NASA・JPLのウェブサイトでリアルタイムで分かり2024年2月17日時点でのボイジャー1号は地球から243億7367万km以上離れ電波や光が到達するのに約22時間35分かかる。ボイジャー2号は204億0596万km、光の速さで約18時間54分かかる。1号は秒速約17km、2号は秒速約15.4kmで地球から遠ざかる(★注、土星や海王星などの観測を目的としたボイジャーは5年程度の耐用年数で制作したが丈夫で優秀。50年近く長持ちして恒星間飛行を飛行を続けている)

「H3」ロケット2号機 打ち上げ成功 前回の失敗乗り越える 

日の丸「H3」三度目の正直 新型ロケットに課された使命 日本経済新聞

H3初飛行2023年3月7日、2段目エンジンに点火できず1号機の打ち上げ失敗。搭載されていた先進光学衛星「だいち3号(ALOS-3)」を失った。H3試験機2号機では「だいち3号」と同じ重量約2.6トン、全長は約3.5メートルの「ロケット性能確認用ペイロード」(VEP-4)が搭載され、第2段機体を軌道離脱させるための2回目のエンジン燃焼が停止(SECO2)した後に分離確認試験が行われます。(抜粋)(★注、日経新聞はロケットエンジン燃焼を途中で停止したH3初回打ち上げ失敗の姑息な言い訳「打ち上らず」を皮肉って「三度目の正直」と正しく書いている。この日経とは対照的にNHKなど他のメディアは日本的な忖度と斟酌に特化し曖昧に誤魔化した)

NASA、アルテミス計画の大幅延期を発表 月面着陸は26年以降に


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4 コメント

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本末転倒 (五月)
2024-02-20 18:43:18
ナワリヌイはロシアの刑務所で死んだじゃないですか。
プリコジン、リトビネンコ・・・・、プーチン体制に都合の悪い人間は次々に死んでいく。
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八百長プロレスの場合は、興行として成立しているが、 (宗純)
2024-02-21 09:48:59
大人の世界では、
美しい自由と民主主義の欧米民主主義の正体が、実はパレスチナ自治区ガザ地区のジェノサイド。欧米植民地イスラエルのアパルトヘイト体制だったように、
世の中は日本の勧善懲悪の水戸黄門漫遊記でも、アメリカのディズニー映画のような善と悪との世界ではない。
イギリスに亡命していたリトビネンコ暗殺では、放射性物質ポロ二ウム210で殺されたのですが、イギリスのブレア首相(労働党)は突然体調を崩したリトビネンコと会食した元同僚でロシア国会議員を犯人だとして指名手配するが、
日本や欧米のマスコミ報道では女性ジャーナリスト射殺事件と関連付けて、『元KGB長官だったプーチンなら当然やりそうだ』が、ほとんど真実として報道されている。
前代未聞の不思議な事件なのだが、今回のマスコミの報道内容を疑うものは誰もいないほど信用度が高い。
しかし、この事件は欧米や日本のマスコミの報道姿勢が 可也変です。科学的な客観的事実と合っていない。
枝野幸男が言うように、放射能で直ちに健康に被害は出ない
2008年02月01日 | 軍事、外交 イギリスの印象操作疑惑『リトビネンコ暗殺事件』https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/8af225b1f8479a313ef158944f39c405
プリコジンはリトビネンコ以上に変です。

繰り返されるロシア(プーチン)と米英の不可解な騒動ですが、悪のロシアと正義の米英EU諸国の争いではない程度はイスラエルの軍事行動に対する極端過ぎるダブルスタンダードを見れば明らかだが、
それなら180度逆の正義のロシアと悪の巣窟アメリカNATOの構図になっていると見るのも早計で、色々と辻褄が合わない部分があるのですよ。
「今までが間違っていた」「お前たちが間違っている」とのオルタナティブな左翼護憲派「逝きし世の面影」ブログの判断とは、米ロ馴れ合いの八百長プロレス。わざと騒動を大きく見せている「インチキだ」というものです。
プロレスラーのジャイアント馬場は還暦を過ぎても現役だったが、本気を出していれば三十代でスポーツ選手は引退するのですよ。対戦相手との八百長だから成立するのがプロレスなのです。
レスリングに限らず格闘技では必ず勝つために対戦相手の得意とする技を外すようにして努力するが、
強靭な肉体をぶつけ合い、熱い試合を見せるプロレスは180度逆になっている。
対戦相手の仕掛ける技は決して外さない。見物人を意識して、その際あえて技を受ける(決して避けない)のがプロレスラーなのです。
対戦相手の技を避けるどころが、逆に如何に100%綺麗に技が決まるように双方が協力するのがプロレスで、勝敗ではなく観客の興奮を盛り上げる興行目的で日頃から強靭な肉体を鍛え上げている。プリコジンが怒っていたのは当然で、「生かさぬように。殺さぬように」ダラダラ牛の涎のように続くウクライナ戦争とはプロレスに一番似ています。
そして、普通なら同時に並行して行われることが少ないが、今回はウクライナの騒動が終わる前に、イスラエルが本物のジェノサイド(民族浄化。植民地化のための地上げ)を始めたので今まで隠していた世界帝国アメリカの真実が色々浮上してきています。
返信する
月で逆立ち横倒し! (ローレライ)
2024-02-25 10:29:27
月着陸、逆立ち日本対横倒しアメリカ、示し合わせたか?
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1994年細川護熙首相(8党連立)と河野洋平自民党総裁の合意バッサリ「企業献金はやめる30年前の約束」 (宗純)
2024-02-25 15:53:01
細川護熙首相(8党連立)と河野洋平自民党総裁の合意(★注、共産党を除く挙国一致の合意)では。共産党排除のための小選挙区「二大政党制導入」と、政党助成金を導入すると決めたが、
限り無く、違法行為である、民主主義の大原則「参政権」に違反する企業団体献金の廃止。バッサリ「企業献金はやめる30年前の約束」 1994年合意を行っているのですよ。

裏金問題で、自民党国対委員長がテレビ番組で「企業にも参政権があり企業献金は正しい」と主張しているが、
そもそも資本主義の大原則とは何かを悪れている痴呆症。個人の参政権は憲法や法令にあるが、世界中で何処にも企業の参政権を認める法令は存在しない。営利企業の目的は「利益」の追求であり、もし企業献金で利益が出ないなら、それは商法の特別背任罪であり社長や役員の責任が問われる(損害賠償の義務だけではなく、厳しく処罰される)、
逆に利益があるなら公職選挙法の買収容疑で、何れに転んでも違法行為。企業献金を認めるとは自動的に個人の参政権をないがしろにする民主主義を愚弄する違法行為なのです。だから30年前に止めると細川首相と野党第一党の自民党総裁が合意していたのです。
ただし、実行するのは今ではなく5年先だと決めたが、これは幼稚園児や小学生低学年の「来年から頑張る」以上に実効性はゼロ。

日本の三菱重工やJAXAの月面軟着陸に成功の話と同じで、
「民間企業では世界初」との触れ込みのアメリカNASAと民間企業との月面軟着陸に成功では横倒しと発表したが、
問題なのが、発表している画像では何故か正しく直立しています。
しかももっと問題だったのが、日本の逆立ち画像発表は1週間近く後で時間差があったが、アメリカNASAと民間企業の場合も月面軟着陸に成功ニュースと、逆立ちだったとの発表の間に時差があり、「民間で初めての月面軟着陸に成功」ニュースで爆上がりした株価が大暴落する騒ぎに発展するが、これは駄目ですね、情報の逐次投入は御法度なのです。負け戦の定番である戦力の逐次投入以上の大問題。
インサイダー取引で膨大な利益が見込まれる資本主義では厳罰なのですよ。だから今までアポロにしろ何にしろ「民間企業」の参入には大きな困難があったのです。現実の製作はボーイングなどの軍事産業でもアメリカ政府NASAが民間企業に発注する形で、民間が前面に出ないように配慮していたのですが、21世紀になってからは政府(NASAやJAXA)は裏方で営利企業である「民間」の方を前面に出して責任逃れをする傾向になったが、営利が目的の民間企業の場合は今回の横倒し月着陸船の発表遅れのインサイダー取引疑惑が必ず発生します。これは駄目ですね。レッドカードの一発アウトです。
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