逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

「分からない」に付き合う

2024年02月07日 | 政治

遮音社会インタビュー/4 

文化人類学者・辻信一さん 「分からない」につき合う

膨大な情報が波のように押し寄せ、真実が見えづらい世になった。ネット交流サービス(SNS)を介し、陰謀論やデマにはまり込む人は後を絶たない。長年にわたりスローライフ運動を展開してきた文化人類学者の辻信一さん(71)は、今こそ「分からない」に時間をかけてつき合う力が必要だと説く。

――「ムダ」が忌避される傾向が強まっている、と著書で指摘しています。

残り1407文字(全文1594文字)

脱・陰謀論 文化人類学者が重視する、「分からない」に耐える力

――「ムダ」が忌避される傾向が強まっている

 ◆「タイパ」(タイムパフォーマンス)という新語が象徴的です。ムダの反対は「役に立つ」。役に立つことはいいことで、役に立たない、つまりムダは悪いこと。一見すると疑う余地はありません。でも役に立つということが、ある種の強迫観念になりつつあるのではないか、という問題提起です。(★注、今の東大などに象徴される効率最優先教育とは、最初から正しい答えが決められているテレビのクイズ王程度の人材しか生まれない貧弱な仕組み)

――スマートフォンの普及やAI(人工知能)の台頭などで以前より便利にはなりました。

 ◆人間はますます、高度なテクノロジーと競争しなければならなくなっています。まるで自分が機械の部品のように、取り換え可能な存在だということに目を向けざるを得なくなる。これが今の社会が到達している場所だと思います。

――検索窓に疑問を打ち込めば、「答え」や解決策は瞬時に見つかります。

 ◆今ほど「ネガティブケイパビリティー」が重要な時はありません。この言葉を日本に紹介した精神科医で作家の帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)さんはこれを「答えの出ない事態に耐える能力」と定義しました。

異質なものや役に立たないこととつき合う能力」。そして「待つ」「聴く」などの「受け身の力」。でも最近はこうした力の欠如で、よく分からないことに耐えきれず、分かりやすい答えに飛びついて、分かったことにしてしまう風潮が強まっています。

未知のウイルスが世界中に広がり、ワクチンは打っても大丈夫なのか……。(★注、ワクチンの安全性確認には最低でも10年以上が必要なのですから今の世界の動きが基本的に無茶苦茶。一瞬の判断の遅れが生死を分ける極限的な遭難時だけに許される特殊な違法行為。普通なら幾ら苦しくとも現場にとどまり、答えが見つかるまでじっと耐えて動かないのが正解なのである)

分からないことだらけだと不安が広がります。そんな中で分かりやすい物語を介して、同質性によって結びつく。同質性の吸引力がつくる疑似コミュニティーの一種だと思います。(★注、この代表例が人類が未経験の遺伝子操作mRNAワクチンの重ね打ち。政府専門家会議やマスコミ有識者が疑似コミュニティーの一種の同質性の吸引力でくっつくデストピア。平時なら100%アウト)

――異論に耳を傾けることができないと、極論に走るリスクがあります。

 ◆まさに「分かりやすさ」ですよね。どんな事象でも「分からなさ」に縁取られているはずなのに、ネガティブケイパビリティーが欠如していれば「これが真実です」という説に飛びついてしまう。(★注、地球温暖化やLGBT、新コロ(SARS-CoV-2)騒動など、自分自身で考えることを放棄して安易に権威や信用力があると信じて政府やリベラルメディア知識人の噓八百が見抜けない悲劇)

――似たような思考を持つ人が集って共鳴する「エコーチェンバー」や自分好みの情報に囲まれる「フィルターバブル」というSNSのリスクがあります(★注、テレビや新聞などマスコミに検閲があるなら、当然SNSではもっと厳しい検閲が行われている)

 ◆僕たちは違うものと一緒にいることが、あまりにも下手になってしまっています。ただ、「陰謀論か科学か」といった二者択一に陥るのも危険です。科学者はもちろん、注意深く答えを出してはいるでしょう。でも、グレーゾーンやあいまいさを排除してしまう効率主義や科学の絶対化といった危うさにも注意する必要があります。(★注、現在、科学的な正解が全部出ているなら最早科学者は一人もいらない。決まり事を守る優秀な官僚的な存在だけで十分なのである。正しい答えが見つからないとか「間違っている」から科学的思考や批判が大事なのです)

本当に小さなステップでいいので、一見苦痛を和らげてくれるかのような「分かりやすい場所」から、外に一歩でも踏み出してほしいと思います。出たり入ったりでもいいじゃないですか。外があることに気づくことが大事なんです。

――長年、動物のナマケモノを活動のアイコンにされていますね。効率とは対極にいるような存在です。

 ◆ジャングルって弱肉強食のイメージでしょう。その中で、反対の遠くて弱くて無防備な方向、つまり一見非効率な方向に進化してきたのがナマケモノなんです。命の危険を冒してわざわざ木から下りて根元に排せつするのも、自分の命を支えている木に栄養を与えているわけです。依存し合って共生している。

 ナマケモノというアイコンが示しているのは、僕たちが見捨ててきた物事にこそ実は希望があるんじゃないかってことなんです。
(抜粋)
(★注、元々の毎日新聞の文化人類学辻信一の記事から一人前の責任ある大人として怠惰な「その話は駄目だ」「タブーなので話せない」の意味しかない「陰謀論だ」を抜くと随分と読みやすいし、誰もが納得する内容になっている。
今のように「ホロコースト」や「陰謀論」などと普通に言い出したのは極々最近の出来事で、具体的にはホロコーストは第四次中東戦争後のイスラエルの作った邪な流行語。「陰謀論」の方は9・11事件でアメリカの説明責任を放棄した横着な代物。知性の敗北である。我々の世代なら議論でコテンパンに負けて本来なら「私の間違いでした。すみません」と言うべきところを苦し紛れに「見解の相違である」と世間体を誤魔化す意味のない捨て台詞。負け惜しみ程度である)

辻信一 1952年、東京生まれ。明治学院大名誉教授。環境・文化運動などを手がけるNGO「ナマケモノ倶楽部」代表。著書に「『しないこと』リストのすすめ」(ポプラ新書)、「ナマケモノ教授のムダのてつがく」(さくら舎)など。(「逝きし世の面影」ブログのプロフィールの画像は一休禅師なのですが、つじしんいち氏に変えようかと思うほど私達家族にとって「歩く迷惑」の様だった父親に見かけがソックリ瓜二つ。今とは大違いで、当時は一番恐ろしい「死に病」と思われていたビタミンB1欠乏症の脚気と社会主義の無神論者だったので「自分はもうすぐ死ぬ。」が若いころからの口癖だったことを今思い出した。いくら預言者でも自分のことだけは分からないらしいが、生まれた限りは死ぬことだけは100%間違いない事実)

1月12日 毎日新聞(★注、日付やタイトルなど微妙に違っているが2月6日記事と同文)

トランプvs.デサンティス 重複する支持基盤

2020年11月の米中間選挙で予想よりも勝ち幅が小さかった共和党では大統領選挙時に77歳と高齢の本命候補ドナルド・トランプはギリギリ首位を維持しているが、対して40代と若いデサンティスが肉薄。トランプの支援で小差でフロリダ州知事に当選したデサンティスは2期目2019年知事選には大差で再選し上げ潮に乗っている有力候補として実業家のイーロン・マスクなどが支援していた。

2024年大統領選挙候補として両者は当初支持率が拮抗していたが、何故かその後トランプの独走になる不思議。この時の最も大きな政治的イベントとは3月下旬に初めてポルノ女優慰謝料問題などの訴訟なのです。トランプが訴追されたが、訴追後に支持率を上昇させ、この動きに伴って、2番手のデサンティスは支持率を下落させている。その後も次々と合計4回も訴追されるが同じようにトランプ支持率上昇と2番手デサンティスの下落の動きが続き、とうとう共和党の初戦オハイオ州予備選で2位になって出馬断念に追い込まれる。

弁護士抜きの刑事裁判は違法なのは大人の常識、イロハのイなのに、民主主義を頭から愚弄「極悪人の弁護士は極悪人だけだ」の橋下徹と同じ非常識過ぎるジュリアーニ懲罰

全ての物事には優先順位がある

ドナルド・トランプの「最有力対抗馬」として注目されてきたデサンティスは、フロリダ州議会の会期末を待って、5月末に出馬を表明しました。メディアの報道量が大きくなることから支持率を上げる最も重要な機会だったが、デサンティス出馬の2カ月前に民主党リベラルメディア知識人などのトランプ叩きの決め手「刑事訴追」をやっちゃった。

【2024年大統領選】民主・共和両党の予備選 2023年上半期の情勢
予備選でトランプに勝利し、指名を獲得するためのデサンティスの戦略は、基本的に「トランプよりも保守に旋回し、右側からトランプ氏を攻撃する」ことです。トランプは、中絶や社会保障などの争点について、必ずしも保守的な立場を示しているわけではありません。

中絶問題に関して、デサンティスをはじめ保守派は「全米で禁止すべきだ」と主張していますが、トランプは「判断を州に委ねるべき」とし、さらには「中絶などの問題に注力することで、選挙に勝てる可能性が下がる」という認識を示しています。Trump says ‘abortion issue’ responsible for GOP underperforming expectations in midtermsFormer President Trump blamed the “abortion issue” for Republthehill.com

デサンティスは、文化的・社会的価値観を含む対立(文化戦争,Culture War)について、保守旋回することで右側からトランプ攻撃することを中心的な戦略にしています(抜粋) 2023年6月30日 Note雪だるま@選挙

ロー対ウェード判決 中絶巡る米最高裁判断、49年ぶり覆る

2022年6月26日 日本経済新聞社

▼ロー対ウェード判決 米国でそれまで多くの州で違法とされていた人工妊娠中絶をはじめて憲法上の権利として認めた判決。連邦最高裁が1973年に判事9人中7人の多数意見として、中絶を犯罪とした当時のテキサス州法などに対し「憲法で保障されている女性の権利を侵害している」などとして違憲判決を下した。

判決はテキサス州在住の妊婦ノーマ・マコービーさんが「ジェーン・ロー」の仮名で、同州のヘンリー・ウェード地方検事と裁判で争ったことからこの名前となった。(★注、日本の裁判でマスコミは裁判官の名前は出ても検察官の名前が出ることはないが、「ロー」とは匿名の意味なので「ロー対ウェード」とは匿名の一般市民対検察官なので、アメリカでは検察官個人の責任が大きいのである。そもそも警察署長も裁判官も検事なども同じで、公権力は大部分が一般市民の選挙で当選することが必須要件)

民主党やリベラルメディアや知識人は「女性の権利の蹂躙であり、トランプの責任だ」との論法でトランプバッシング大キャンペーンに成功して、11月8日の中間選挙での敗北を最小にすることに成功している。ところが明らかに対抗馬のデサンティスの方が妊娠中絶問題では、はるかにトランプより悪いのに何故かデサンティス押し(デサンティスが撤退した後はニッキー・ヘイリーに乗り換える)

民主党やリベラルメディアのド外れたトランプバッシングは辻褄が合っているようで、少しも辻褄が合っていないのである。

そもそも最高裁判決の意味とは右傾化云々とは無関係で「妊娠中絶のような個人の生活問題は連邦政府の憲法に記載がない。内政全般は連邦政府の管轄外で州政府や一般市民が自ら判断すべきだ」とのアメリカ人の常識的な判断なのである。ましてや「トランプが悪い」などは話のすり替え。悪賢い詐欺師か、悪質な手品のような話なのである。民主党やリベラルメディア知識人が期待したデサンティスが失速し、トランプ支持率が上昇したのは少しも不思議ではなかった。

2024年のアメリカ大統領選はデサンティスかも(★注、日本昔話の様な逸話)

中間選挙を機に一気に進む世代交代
2022/12/03 東洋経済オンライン「会社四季報オンライン」双日総合研究所チーフエコノミスト吉崎達彦
デサンティス・フロリダ州知事は激戦州だったはずの同州で、圧倒的な大差をつけ再選。大統領選に出るなら「Xの経営者イーロン・マスク」も支持するという(写真:ブルームバーグ)

「親の心子知らず」

2022年中間選挙では、珍しいことに一般投票数では共和党のほうが民主党を5%くらい上回っているが、上院では1議席を失い、下院では多数を得たにせよ、現時点では共和党対民主党は、1桁台の小差に留まる見込みである。共和党が苦戦したのは、いったい誰のせいなのか?(★注、誰が何処で投票したかが不明の郵便投票では大差でないと絶対に勝てない。1割2割程度の小差ならインチキがいくらでも可能なのである)

共和党内で、澎湃としてトランプ批判が高まっている。いささか気が早いとはいえ2024年の年頭に行われる次期大統領選挙の予備選に向けて、誰を支持するかの調査がすでに共和党内で行われているのである。

アイオワ州党員集会
                         8月7~10日 11月11~13日

ロン・デサンティス 37%        48%
ドナルド・トランプ 52%        37%
未定               12%        16%

ニューハンプシャー州予備選挙
 8月7~10日   11月11~13日
ロン・デサンティス 45%         52%
ドナルド・トランプ 45%         37%
未定        10%    11%

リベラルメディア知識人の、余計な「藪蛇」

2022年最高裁判決判決後の8月はトランプ支持が小差でトップだったが、2022年中間選挙直後にはロン・デサンティスがトップ。その後両者の支持率は拮抗していたが、民主党リベラルメディア知識人のトランプバッシングの切り札である「刑事訴追」で一気に流れが変わり現在は大差でトランプの共和党大統領予備選勝利は動かない。

上手くいったせっかくの努力が、欲を出して全て水の泡に

平家物語の「加茂川の水、双六の賽、山法師。これぞわが心のままにならぬもの」と絶大な力を持った白河院が嘆いているが、トランプ失脚を目的に刑事訴追したら思わぬしっぺ返しに合う何とも教訓的な話。一度動き出した巨大な歴史の歯車は最早、誰にも止められないのである。

デサンティス大統領選撤退「トランプ氏、バイデン氏より優れている」

160年前、アメリカ合衆国の歴史で最大の死者を出した南北戦争(1861年から1865年)で北軍と戦ったアメリカ連合国(南部11州)の初代大統領ジェファーソン・デイヴィスの胸像に向かって大統領恩赦を発表するニッキー・ヘイリー共和党大統領候補のイラスト

ドナルド・トランプ第45代アメリカ大統領「現代の魔女狩りだ」の正しさを証明しちゃった民主党リベラルメディア知識人の大愚行(軍事独裁政権のミャンマーも真っ青。RIKO法で政敵を訴追する無茶苦茶)

共和党大統領予備選で明確に反トランプを掲げた泡沫候補は支持率2%と低迷。ドナルド・トランプの有力な対抗馬のデサンティスとニッキー・ヘイリーの二人とも自分が大統領選挙で勝ったらアメリカ大統領権限「恩赦」を行うことで、内戦寸前まで悪化している党派間の争いをやめ、国民の和解を進めると公約していたのである。

トランプの訴追が、利益を目的とした組織犯罪処罰法(PIKO法の共謀罪)である大スクープの驚愕的な事実は、毎日新聞などが誰にも分からないように密かに報道していた。長い長い記事の中に1行だけ紛れ込ます手法なので、よほど注意力がないと見つからないし、たとえ見つけてもRIKO法が組織暴力団対策だと知らないと意味が分からない。それで今のように「知っているものは知っている」が知らないものはヤッパリ永久に知らないまま。

逆立ち状態になったSLIMのイメージ図(JAXA提供、CG製作:三菱電機エンジニアリング)1月30日日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」と添付写真の説明文の大殊勲(ただし記事の中身には何も書いていないが、)。しかし、1週間後の2月4日の日曜日には残念ながら挙国一致の大本営発表の横並び大政翼賛会的記事で、折角の目の覚めるようなクリーンヒットの影響を打ち消すことに必死なのである。情けない話だが、自分が叩かれるのが死ぬほど怖いヘタレの毎日新聞もトランプのRIKO法訴追で「赤旗」と同じ態度なのである。2024年01月30日 | アポロ11号・宇宙開発 三菱なおもてCGす、いわんやタカラトミーをや

大成功そして爆笑 SLIMの月着陸は「おそ松くん」のごとし

松浦 晋也
「ピンポイント着陸ができるかとうかを実地で試す」のが目的だから、SLIMの寿命は短い。月面にピンポイントで降りたらそれでもう成功。その後少しでも電力が持って動作すれば大成功、という設計になっている。
 月面は14日間の昼と14日間の夜が続く世界だ。昼夜の温度差はすさまじい。電子部品や機器が割れたりする。SLIMは、月面の比較的温度環境の良い「朝」に着陸し、太陽が高くなって温度が上がるまでの間の数日間だけ動作すればよし、と割り切っている。
超小型探査ロボットLEV(レブ)-1の通信機器で超々小型探査ロボットLEV-2が写したSLIMの画像を地球に送信している(抜粋)
★注、いつもは歯切れが良い果断な宇宙関連の物書き、松浦晋也は去年に痴呆症の母親をみとって自分もその後痴呆症状態に陥って云々と長々と言い訳するが、ようするにJAXAのインチキがあまりに下手糞、お粗末な「爆笑ものだった」と嘆いているのである

維新の会政治部の吉本興業の推し進める大阪万博の看板だった松本人志から誰も気が付かないうちに敬称が抜け「呼び捨て」になっている

ところがタイミング的にJAXAの「おそ松くん」とピッタリ同じ。2022年参議院選挙2日前の7月8日「消えた弾丸」安倍殺し後に唐突に始まった反日カルト組織「統一協会」騒動もジャニー喜多川によるベドフェリア連続ホモ強姦、吉本興業の松本人志アテンド等々、国外ではやっとコロナが落ち着いたら2年前からのウクライナや4カ月前からのガザ地区ジェノサイドなど色々な騒動が一気に噴出しているが全部がミスディレクションで、基本的に猫だましの赤いニシン。騒動自体には大きな意味がなく、やはり大本命は世界帝国アメリカの大統領選挙のトランプ再選らしいのである。

2024年米大統領選挙共和党予備選に向け、トランプ氏に対してヘイリー候補が浮上

2024年1月15日 JETRO 日本貿易振興機構(ジェトロ)

表1:2024年米国大統領選挙に向けた予備選などの日程
民主党実施州 共和党実施州
1月 15日(月曜) —(★注、アイオア州) アイオワ
23日(火曜) ニューハンプシャー ニューハンプシャー
2月 3日(土曜) サウスカロライナ
6日(火曜) ネバダ —(★注、ネバダ州予備選)
8日(木曜) ネバダ(★注、共和党員集会)
24日(土曜) サウスカロライナ
27日(火曜) ミシガン ミシガン
3月 2日(土曜)

アイダホ
ミズーリ
3日(日曜) ワシントンD.C.
4日(月曜) ノースダコタ
5日(火曜)

アラバマ アラバマ
アラスカ
アーカンソー アーカンソー
カリフォルニア カリフォルニア
コロラド コロラド
アイオワ
メーン メーン
マサチューセッツ マサチューセッツ
ミネソタ ミネソタ
ノースカロライナ ノースカロライナ
オクラホマ オクラホマ
テネシー テネシー
テキサス テキサス
ユタ ユタ
バーモント バーモント
バージニア バージニア
12 日(火曜) ジョージア ジョージア
ミシシッピー ミシシッピー
ワシントン ワシントン
ハワイ
19日(火曜)

アリゾナ アリゾナ
フロリダ フロリダ
イリノイ イリノイ
カンザス カンザス
オハイオ オハイオ
23日(土曜) ルイジアナ ルイジアナ
ミズーリ
4月 2日(火曜)

コネチカット コネチカット
デラウェア デラウェア
ニューヨーク ニューヨーク
ロードアイランド ロードアイランド
ウィスコンシン ウィスコンシン
6日(土曜) アラスカ
ハワイ
ノースダコタ
13日(土曜) ワイオミング
20日(土曜) ワイオミング
23日(火曜) ペンシルベニア ペンシルベニア
5月 7日(火曜) インディアナ インディアナ
14日(火曜) メリーランド メリーランド
ネブラスカ ネブラスカ
ウェストバージニア ウェストバージニア
21日(火曜) ケンタッキー ケンタッキー
オレゴン オレゴン
25日(土曜) アイダホ
6月 4日(火曜) ワシントンD.C.
モンタナ モンタナ
ニュージャージー ニュージャージー
ニューメキシコ ニューメキシコ
サウスダコタ サウスダコタ

注1:ここで言う「予備選など」には、党員集会を含む。
注2:大統領選の州予備選などはしばしば、民主・共和両党同一の日程で実施される。その場合、太字で州名を記載した(★注、ジェトロの日程表と実際に行われてた民主党アイオア共和党ネバダが違っている。予備選の段階で早くもアメリカは大混乱に陥っていた)

異形のアメリカ民主主義(予備選の不思議)

JETRO(ジェトロ 日本貿易振興機構)の注1の予備選と党員集会の違いですが、予備選は日本の国政や地方自治体の首長や議員の選挙と同じ無記名秘密投票が大原則だ。ところが、党員集会の方は日本の政党や組合など「結社の自由」に基ずく組織の大会と同じで投票する前にそれぞれの候補者の支持演説があり自分の意思表示を鮮明にする公開投票が原則なのである。政党とか組合は国家権力機構とは本来なら意味が大きく違っているのでアメリカのように味噌と糞を混同するなど本来なら無茶苦茶。民主主義の不思議な奇形種なのである。政党の大会ではなく、これはマンションとか町内会の住民集会のような地域のコミュニティー代表の意味になる。

JETROの注2の「州予備選などはしばしば、民主・共和両党同一の日程で実施される」は大間違いか、わざと読者を迷宮に誘い込む悪意の罠。日程表を見れば一目瞭然だが「しばしば」(偶然)ではなくて「両党が同一の日程で実施される」のが基本であり、アメリカの大統領予備選とは政党の大会ではなく、これは町内会の住民集会などのコミュニティー代表の意味になるので、同一地域で民主と共和で別々の日程にすると色々な弊害が生まれるのである。(★注、共和党トランプ独走を阻む目的で、対立する民主党員が共和党に党大会時だけ入れ替わって対立候補に投票する妨害行為が報道されている)

米民主党、2024年大統領予備選挙の実施順を変更、バイデン大統領からの要請受け

(米国)2022年12月05日JETRO(日本貿易振興機構)短信

米国の民主党全国委員会(DNC)の規則・細則委員会は12月2日、ジョー・バイデン大統領が前日に提案した、2024年大統領予備選挙の実施州の順番変更について承認した。民主党予備選挙は、サウスカロライナ州(2024年2月3日)から始まることになる。

そもそも各政党の行う予備選の会場とか費用は民主党や共和党など政党側が負担するのではなく、すべてが州政府が賄っている公的行事なのである。それなら今回のように居眠りバイデン必勝目的で、政党側が勝手に日程を変更するなど異常事態である。(★注、ところが居眠りバイデンが勝てないからと民主党全国委員会が初回アイオワ州や2回目ニューハンプシャー州を勝手に無効にして「不戦勝」にする無茶苦茶。民主主義のイロハとか基本的決まり事を無視するなど民主党全国委員会のお粗末クーデターである)


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6 コメント

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耐え切れない知識人。 (遍照飛龍)
2024-02-07 16:28:37
>普通なら幾ら苦しくとも現場にとどまり、答えが見つかるまでじっと耐えて動かないのが正解なのである
>地球温暖化やLGBT、新コロ(SARS-CoV-2)騒動など、自分自身で考えることを放棄して安易に権威や信用力があると信じて政府やリベラルメディア知識人の噓八百が見抜けない悲劇

もしかしたら、日本では、知識人が「わからない」に一番耐え切れなかったのかもしれません。
なので、なんでもかんでも陰謀論とレッテルをつける。
まあこれも「日本の受験」の「試験方式」に合致した精神・思考法なのですよね・・
返信する
アイオワ州の州法 (ルンバよりは賢い積り)
2024-02-07 21:44:44
どこかのTV局のニュースで言っていた。記憶が不確かなので、間違いが含まれていると思います。

1.民主党全国委員会が、アイオワ州の民主党の党員集会の日時を変更すると発表したが、アイオワ州の民主党は怒りまくっている。そもそもアイオワ州の州法には「アイオワ州は連邦のどの州より1週間早く予備選を実施する」と規定している。アイオワ州の州法に対する違反を全国委員会はやっている。
2.アイオワ州の民主党は州法を守って、連邦の他の州より早く党員集会を実施すると発表。
3.民主党全国委員会は「アイオワ州の民主党の党員集会の結果は、民主党全体のカウントに入れない」と発表。
(虐殺者バイデンを無理矢理勝利させる、姑息なインチキ極まれり です)

こんな内容だったと思います。おぼろげな記憶では、もう1州あったような・無かったような???です。
何月何日のニュースかも記憶していません。不確かな記憶ですみません。
返信する
お父上 (セコイアの娘)
2024-02-08 09:24:09
辻信一先生の写真、しげしげと見入ってしまいました。
世渡りのうまい常識人より、信念の人。
平時ならともかく、有事の際に、信念を持ち続けることがどれほど困難で、どれだけ尊いことか。
菰に包んで川に流せの名言を残されたご尊父のファンです。
返信する
タイパ (セコイアの娘)
2024-02-08 09:57:40
タイパって何ですかね。
効率が悪いと言う時の「効率」って何ですかね。
わからないことを、わからないまま受け入れ、年を重ねながらじっくり思索を続けていくこともタイパが悪いんですかね。
タイパを追求したら、一体生きることの意味って何?
タイパが良いって何?いかに短期間で効率よく稼ぐかってこと?
私にはタイパという発想自体、理解不可能です。
返信する
Unknown (名無し)
2024-02-26 19:10:17
毎日新聞 2月6日 

>膨大な情報が波のように押し寄せ、真実が見えづらい世になった。
>ネット交流サービス(SNS)を介し、陰謀論やデマにはまり込む人は後を絶たない。
>長年にわたりスローライフ運動を展開してきた文化人類学者の辻信一さん(71)は、今こそ「分からない」に時間をかけてつき合う力が必要だと説く。

まだこんな事言ってるのか。
確かにデマもあるだろう、思い込みよる錯誤もあるだろう。
しかしだからと言って陰謀論などと言って都合の悪い情報を一緒くたにして封じ込めようとするのをやめなさい。
「木を隠すなら森」が毎日新聞の限界で、その為に辻何某を担ぎ出したと。
辻正信といい何やら大日本帝国の残滓漂う記事の内容ですね。
こんな残滓ならお父上 (セコイアの娘) 2024-02-08 09:24:09の仰る様に”菰に包んで川に流せ”が正解ですな。
蛭子は所詮は蛭子にすぎない。

>膨大な情報が波のように押し寄せ、真実が見えづらい世になった。

まるで自分たちだけは真実が見えていたと言わんばかりの傲慢さには知性の欠片も感じられません。
返信する
この『逝きし世の面影』では、繰り返し繰り返し何回も書いているのですが・ (宗純)
2024-02-27 14:53:01
ここは正誤が判りやすい高尚な科学ブログでは無くて、正誤や善悪が判り難い、大悪党子悪党が跳梁跋扈する汚いし、おどろおどろして不可解な政治の世界を扱う下世話な政治ブログです。
しかも、この『逝きし世の面影』ブログは、『お前達は間違っている』(今までが間違っていた)というオルタナティブな政治ブログとして、政府やマスコミだけではなくてネット空間での数々の擬装や悪質なプロパガンダを告発した関係で多くの読者を獲得した半面、
自分たちの悪事を暴かれて恨みに思っている阪大の菊池誠を教祖とする不思議な偽科学教カルトとか解同の糾弾会モドキを繰り返すkojitakenグループ、護憲左翼を装う極左暴力集団の生き残りBLOG BLUESなど、何とか足を引っ張りたいと思っている悪党連中も数多い。

良好なブログ環境の維持とコメント管理の必要性から、タイトルや名前が無いコメント、あっても通りすがりとか日本人の一人とか匿名などの、個人を特定しているとは思えないHNは無記名と看做して不掲載とするローカルルールの設定をしています。

次回のコメント投稿時には、何でも結構ですから必ず忘れずに適当なHNとタイトルを書いて下さい。是非ともお願いいたします。
(名無し)では本来削除対象であり、色々と困るのです。

今回の記事では「2月6日付け毎日新聞」に続き 明確に、

(★注、元々の毎日新聞の文化人類学辻信一の記事から一人前の責任ある大人として怠惰な「その話は駄目だ」「タブーなので話せない」の意味しかない「陰謀論だ」を抜くと随分と読みやすいし、誰もが納得する内容になっている。
今のように「ホロコースト」や「陰謀論」などと普通に言い出したのは極々最近の出来事で、具体的にはホロコーストは第四次中東戦争後のイスラエルの作った邪な流行語。「陰謀論」の方は9・11事件でアメリカの説明責任を放棄した横着な代物。知性の敗北である。我々の世代なら議論でコテンパンに負けて本来なら「私の間違いでした。すみません」と言うべきところを苦し紛れに「見解の相違である」と世間体を誤魔化す意味のない捨て台詞。負け惜しみ程度である)

とちゃんと書いています。
繰り返しになるが、

元々の毎日新聞の文化人類学辻信一の記事から一人前の責任ある大人として怠惰な「その話は駄目だ」「タブーなので話せない」の意味しかない「陰謀論だ」を抜くと随分と読みやすいし、誰もが納得する内容になっている。

リベラルメディア知識人の中では毎日新聞や文化人類学の辻信一は一番良心的で、何とかして真実を知らせたいとも思っているのですよ。
ところが悲しいかな、
自分が叩かれるのが死ぬほど怖いヘタレなので「誰にも分からなうように」書いているので、読んだ読者の方も誰も分からない仕組み。なんとも残念な話である。
人間は誰しも命は一人に一つしかない。
一番大事だが、生まれた限りは必ず最後には死ぬ。今の知的エリートのエスタブリッシュメント連中のように命惜しさに真実を隠蔽するなど最悪であり、最後には全員後悔するでしょう。多くの人はこの世に泣きながら生まれてきて、後悔しながら死んでいく。
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