『取替え可能な野田、安倍、橋本』
民主党代表に野田佳彦が圧倒的多数で再選され『変えて欲しい』と願っていた多くの日本人をがっかりさせる。
ダブルパンチで自ら政権を放り出した安倍晋三が5年ぶりに自民党総裁に返り咲き、自民党再生を期待するすべての支持者を白けさせる。日本の真面目な有権者にとっては踏んだり蹴ったり。
大阪維新の会の橋本徹を入れて、野田、安倍の3人(渡辺喜美も入れれば4人)の主張には大き . . . 本文を読む
『一見「選んでいる」ようで、少しも選んでいない』
就任以来3年間も選挙で負けていない谷垣禎一(67歳)を『選挙の顔』としては地味すぎて不適当と全員で引きずり下ろした自民党。
無道徳無節操の極み。目的のためには手段を選ばず権威や伝統、礼節や長幼の序を無視して、力があるものが情け容赦なく上を倒す『下克上』である。
谷垣総裁への忘恩の裏切りで自民党全体が、およそ信義とか社会正義とかに無縁な、戦国乱 . . . 本文を読む
『日中両政府に「吠え面かかして」大成功した石原慎太郎』
尖閣問題で日本に抗議するデモが暴徒化して略奪に走るが、何とも困った話です。
香港活動家とか日本人右翼が尖閣に不法上陸したことと同じ危険な『愛国ゲーム』ですが、これは石原慎太郎の言動とも同じで、本人たちは『正しいことをしている』と思っているのだろうが、単に姑息な自己顕示欲からである。
香港活動家も日本の右翼も石原慎太郎も暴徒化したデモも、 . . . 本文を読む
『9・18柳条湖事件』満州事変から81年
日本の野田佳彦内閣による尖閣諸島国有化に伴う反日デモが暴徒化して日系企業や商店が襲われる事態にまで発展しているが、今月は1972年9月29日の日中国交正常化から40周年の節目である。
また、1931年南満州鉄道を警備する役目の関東軍が自作自演の爆破事件を引き起こし、中国との15年戦争に突入した満州事変(柳条湖事件)が発生したのは9月18日午後10時で . . . 本文を読む
維新は『これあらた』であり、まったく新しく何かを創造する革命、改革の意味は無い。
チルドレン以下の維新ベイビーズの賞味期限は2ヶ月である。
総選挙を目前にして浮き足立つ自民党の狼狽ぶりは見苦しいが、民主党野田佳彦が再選されるようだと任期満了まで『選挙は無い』との結論になる。
再選された野田佳彦が最初に行うのが内閣改造で人気回復を狙うが、その目玉が維新の橋下徹
トリックスター橋本徹の野田政権への入閣動機は、希少価値のある大臣経験タレントの付加価値狙いか。
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『何もない9・11報道の異常』
今日は、11年間も絶えること無く続く対テロ戦争の原因である9・11事件発生から11年目の記念日であるがマスコミは黙して一言も語らない。
新聞やテレビの報道は何も無い。
11年前にはエンドレスで際限なく繰り返されたツインタワーの崩壊の理解に苦しむ同一映像は、今では放送されることは無くなった。
ところが、アメリカ軍によるテロ撲滅のための対テロ戦争で『テロ』は世界中 . . . 本文を読む
『67年も経った後でわかってきた放射能被爆の実態』隠し続けた放影研
9月7日のNHKニュースのWEBサイトに『両親が被爆“白血病の確率が5倍”』と題する記事が掲載されている。
NHK記事によると、
>原爆の爆心地から2キロ以内で被爆するなど、(放射線)被曝線量が高い両親から生まれた子ども『被爆2世』は、親のどちらかが被爆した子どもに比べて白血病になる確率が5倍以上高いとする研究結果を広島大学 . . . 本文を読む
(1936年9月7日に死亡した最後のタスマニアタイガーのベンジャミン)
『日本の絶滅種』河童伝説のニホンカワウソ
8月28日環境省は、1979年(昭和54年)に高知県須崎市の川で目撃されてから33年間確認できない国の特別天然記念物の哺乳類『ニホンカワウソ』について、『絶滅種』に指定しました。
絶滅の恐れがあるレッドリストの中で、絶滅種は1991年(平成3年)に4種が指定されている。
ニホンオ . . . 本文を読む
『民主選挙でヒットラーを選んだドイツ人』
当時最も民主的なドイツ憲法だったワイマール憲法を持っていて、しかも国内に共産党など左翼民主勢力が三分の一もいる状態で、何故人類の歴史上最悪の殺戮を行った極右民族主義政党のナチスやヒットラーが国民の9割以上の絶対多数を得ることができたのだろうか。
この謎の答えの一つが、第一次世界大戦敗北とその戦後処理の不公平さだった。
1918年に終結した筈の第一次世 . . . 本文を読む