庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『ガンダム Gのレコンギスタ』第23話

2015年03月12日 00時33分22秒 | Anime・特撮
いやあやはり宇宙での決戦となると、冨野節が冴え渡りまくりですなあ。
どうやらベルリたちがビーナス・グロゥブに行ってる間、キャピタルガードがカシーバミコシを奪取。それで三勢力の睨み合いが続いていた所、フルムーン・シップ、クレッセント・シップの帰還で一気に情勢が動いたようですね。
ビーナス・グロゥブからテン・ポリスが同行したのは、やはりラ・グー総裁から地球で起きている事の現実を彼等に見せて欲しいと依頼されたからでしょうか。ポリジットが魅入られたように戦いへ飛び込んでいく様は、やはり戦中派の冨野監督なりに思うところがあって入れたのでしょうね。
もっとも激しい戦闘になっているにもかかわらず、なぜかマッシュナーのプロフィールにカメラ目線の水着画像があったり、ポリジットを助けられなかったベルリが謝罪すると、他のポリジット部隊が手を振って「気にするな」と意思表示したりと、ところどころくすぐりが入ってくる辺りが、全体的にシュールな雰囲気を醸し出してくれています。

ベルリに続いてアイーダも親離れですかね。メガファウナもアメリア軍と同行するものの、あくまで海賊として行動する事に。
でも冨野監督作品としては、これはまだ中盤から終盤の最初辺りなんですよねえ。その点ではやはり早送り状態なのがちょっと残念なのは事実です。

アイーダがビーナス・グロゥブの経験を経て、指導者として一歩踏み出した事もあって、戦場ではラライヤ、ノレドがベルリの相棒に。う~~ん、これも中盤から終盤の最初あたりの展開なんですよねえ(;´Д`)。冨野監督作品では主人公が機体を変えると、ヒロインに旧機体が払い下げられる(?)場合が多いのですが、今回は乗り換えがなかったので、新機体が二人に回ってきたという感じですかね。
しかしまぁラライヤ、ノレドはいいコンビですな。漫才も板に付いてきたし、ロックパイを殺してしまい、その共振(?)に震えるベルリを叱咤激励する二人も息が合ってていい感じです。ラライヤもノレドに面倒を見て貰った影響はあるのかも知れません。
今回のサブタイトル「ニュータイプの音」というのは、ロックパイの死に共振したベルリの事か。あるいは戦場に引き込まれていく、人間一般の事なのか。マッシュナーもロックパイの死を感じ取っていましたからねえ。

さて次回。web版の予告ですと「悲劇も起こった」という事で(;´Д`)。なにやらグシオン総督が危なそうですな(;´Д`)。
カレイドスコープはピラミッド型のユグドラシルを指すのでしょうか。あまりカレイドスコープという感じではないですが、ひょっとして変形するかな?