庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『バディ・コンプレックス』第四話

2014年01月30日 00時09分37秒 | Anime・特撮
この作品、本当に軍隊描写がしっかりしてますな。まゆりだけでは監視にならんだろうと思っていたら、倉持艦長は副長を別につけて、しかも逃亡したら射殺しろと命じていたとか。監禁しておく事も出来たはずですが、それをしなかったのは、泳がせた方が足を出す可能性が高いと踏んだのでしょうな。しかし何も不審な行動に出る様子はないので、倉持艦長としては現状を優先したと。しかし見返してみると、本当に青葉は綱渡りでしたな(^^;。
「やっぱ俺、ゾギリアへ行くわ。じゃあな」と言っていたら、詰んでましたな(;´Д`)。

一方、ゾギリア軍も実働部隊の指揮官であるガラント中佐も、部下と特務武官の板挟みになってるとか。
名前を呼ばれた事により、不審を抱いた特務武官の一存で営倉入りなど、連合とゾギリアの組織の違いも見せてますな。

惜しむらくはかなり駆け足展開な事で。本当なら今回のエピソードは、前半の習志野探訪(笑)と後半の青葉とディオの再カップリングと民間船救助で、二話に分けるべきところかと。
今回はオープニングもなしでしたし、尺はかなりきつきつなんでしょうなあ。
さて、そのオープニングを削ってまでいれたのが、ディオの妹でどうやら真ヒロインらしきナナリーフィオナ。
ついでに(笑)父。どうやらディオは父とはうまくいってないようですな。ウェインバーグ家の船が敵艦が侵入できる辺りを飛行していたのも何かありそう。なにか急ぐ理由があったので軍や政府の指示を無視して最短距離を飛行していたのか。
船といっても空飛んでるわけですが、連合側の船は形状も描写も大型飛行機に近くて、ちゃんと空力で飛んでるようですな。離陸する時も、いきなり垂直上昇ではなく滑空して離陸しますし。一方、ゾギリアのものはどう見ても空力で飛んでるとは思えない形状で、この辺はなにか技術格差があるんですかね。

あと気になったと言えば、回想でちらりと出てきた青葉の級友。怪我をしてない方(笑)。一人、なにか目元が倉持艦長に似てるのですが、ひょっとして血縁があるんですかね。父だとすれば倉持艦長は七〇年前に習志野で巨大ロボが大暴れして、青葉という友達が失踪したと聞いていたのかも知れませんな。その情報そのものは何者かに隠蔽されて、一般には知られてないとか。