『仮面ライダー鎧武』第12話

去年の『ウィザード』は年明け最初の放送が１７話。オンエアがずれたおかげで『鎧武』は五話遅れなんですな。それを考えると思いの外、テンポ良く進んでいる感じです。

年明け一番の放送という事もあり、これまでの経過をミッチ先生と紘汰くんが解説。どうもミッチ自身気付いてない風なのですが、兄貴虎への対抗意識がかなり強いようです。呉島財閥の御曹司という息苦しい立場から逃れる為にビートライダーズをやっていたというよりは、どこかに貴虎の下に着くのは嫌だ。兄とは違うやり方で周囲を見返してやりたいという意識がミッチにはあるような気がします。変身を控えるように紘汰に言ったのも、むしろ貴虎の思惑に乗るのが嫌だったのかも知れません。

そのユグドラシルは黒影を量産化。確かに黒影のデザインは足軽モチーフみたいですからね。最初から戦闘員的に使う為にデザインされたのかも知れません。

そして意外なところで戒斗と舞のフラグも明らかに。実は幼馴染みだったのか。舞は気づいてないようですが、回想の演出からすると戒斗は思い出したかな。ご神木とヘルへイムの森は何か関係有るんですかね。何か『三つ目が通る』のボルボック編のエピソードを思い出しました。
しかしこうなると舞を巡って紘汰、ミッチ、戒斗と複雑な人間関係になりそうですな。

昨年の『ウィザード』は年明けと同時に２号ライダービーストが登場しましたが、今回は新型変身ベルトゲネシスドライバーが登場。ゲネシスドライバーの音声は三木なんですな。これは次の『プリキュア』のボスは三木さんというフラグか（笑）。
あれ、すると貴虎兄さんのノーマル斬月の変身シーンはテレビシリーズでは一回きりなのか？

これから証拠隠滅を図るユグドラシルライダーとビートライダーズの戦いになるのでしょうか。鍵を握るのはミッチかな。一話アバンだと竜玄は斬月に従ってますが、結局ユグドラシル側に着き、貴虎の寝首を掻くチャンスをうかがう展開もありそうですね。