『キャシャーンSins』第三話

結構面白いので独立して取り上げる事にしました( =゜ω゜)ノ。

今回のゲストキャラは生き残っていた人間アコーズ。
聞き覚えのある声だなと思っていましたが、『蟲師』でギンコ
を演じた方でしたな。
髭が伸びる、水を飲む、飯を食うなど、ロボットばかりの世界
で見せる人間らしい仕草が新鮮。
あの世界のロボットは人間そっくりであっても、さすがに食事
をしたりする事はないようで。
あ～るくんの方が米飯食べてエネルギー源にしてるだけ優秀な
のか（＾＾；。

アコーズの言葉によると、人間は完全に滅びたわけでもなく、
まだ少なからずどこかに生き延びてる様子。
またキャシャーンが招いてしまった「滅び」は、ロボットだけ
ではなく人間の世界も破滅させてしまったようですな。
すでにロボットが人間を駆逐していたわけでもなさそうです。

アコーズはキャシャーンとフレンダーの絆を確認。死期を悟り、
自分の存在が周囲に死をもたらすと悩むキャシャーンの前から
姿を消す。
アコーズの存在が逃げ回るばかりだったキャシャーンに光明を
与えた事になりそうです。
ここまでまったくキャシャーンとの接点がないブライキング
ボスへ向かい、自らの存在と「滅び」やルナの謎を巡る展開
になってきそうですな。

それにしても滅び行く世界の寂寥感が素晴らしい。
最近のアニメでは珍しい方向性ですね。近い物を探すとそれ
こそ『蟲師』くらいしかありません。
余り予算があるようにも見えませんが（＾＾；、キャストも
少人数に押さえながらベテラン、実力派を取りそろえて好感
が持てます。
大ヒットはしないでしょうがこのまま最後まで行って欲しい
ですね。