阪神間で暮らす

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

花粉は例年連休明けまで

2014-04-27 | 日記


4/27(日)



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海に落ちた71歳漁師、1時間泳ぎ生還 タクシーで帰宅

 24日午後4時半ごろ、宮崎県の日南沖で漁師山下善士(よしお)さん(71)=日南市南郷町中村乙=が船から転落して、行方不明になった。宮崎海上保安部がヘリコプターで捜索する騒ぎとなったが、山下さんはすでに1時間かけて自力で岸に泳ぎ着いていた。その場で疲れて眠ってしまい、その後タクシーで帰宅したため、安否確認が遅れたという。

 海保によると、山下さんは24日午前5時半ごろ、「祥陽丸」(1・3トン)に一人で乗り、目井津(めいつ)港を出港した。沖合約2・5キロでカサゴ漁をしている際、横波を受けて船から転落。連絡がとれなくなった南郷漁協が午後8時40分ごろ、海保に通報。午後10時50分ごろ、海保のヘリコプターが祥陽丸を発見したが、自動操舵で港に戻ってきた船は無人だった。

 救命胴衣を着ていた山下さんは転落後、自力で海岸にたどり着き、そのまま寝てしまった。25日午前4時すぎにタクシーで帰宅し、「家に帰った」と漁協に連絡。無事が分かった。

 海保は「高齢なのに自力で元気に戻ったのはすごい。みなさんも救命胴衣をつけて」と話している。
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 すごい、これが本当の海の男?


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首相「人権侵害ない世紀に」 従軍慰安婦問題

 安倍晋三首相は27日、旧日本軍による従軍慰安婦問題について「筆舌に尽くしがたい思いをされた慰安婦の方々のことを思うと本当に胸が痛む思いだ。人権侵害が起こらない21世紀にするため、日本も大きな貢献をしたい」と述べた。視察先の岩手県岩泉町で記者団の質問に答えた。

 オバマ米大統領は先に訪問した韓国で慰安婦問題に関し「甚だしい人権侵害だ」と指摘。朴槿恵大統領は日本に「誠意ある行動が必要」と具体的措置を取るよう求めた。

 首相は両氏の発言には直接言及せず「今後とも日本の考え方、方針を説明していきたい」と述べた。
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 本当にわかってるんだろうか?口先だけ、放射能は完全にコントロールされている!??


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MS、ノキアの買収手続き完了 携帯事業で巻き返し図る

 米マイクロソフト(MS)は25日、フィンランドの携帯電話機大手ノキアの中核部門である携帯電話事業の買収手続きを完了したと発表した。ノキア側の発表によると、買収額は計画していた54億4千万ユーロ(約7680億円)を若干上回る額で確定する見通し。

 MSのサトヤ・ナデラ最高経営責任者(CEO)は「ノキアを最大限活用してMSの事業変革を進める」とのコメントを発表した。

 MSは携帯端末の分野で米アップルやグーグルに水をあけられており、ノキア買収で巻き返しを図る。昨年9月に買収計画を発表し、手続きを進めていた。
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どこで作るかによるが、フィンランドで作ればフィンランドは喜ぶだろうけど多分東南アジアだろうな?
 それとグーグルのアンドロイドとアップルのiOSだけよりMSが入ることで選択肢が増えていいが、MS-OSはどうだろう?Windowsは独りよがりのところがあるからな。


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関電、積立金を全額取り崩しへ 原発停止で業績悪化

 関西電力が、経営悪化に備えた積立金1500億円を全額取り崩す方向で調整に入ったことが26日、分かった。原発停止で火力燃料費が膨らみ業績の悪化に歯止めがかからないため、これまで積み立ててきた利益を活用する。積立金の取り崩しは2012年以降、3年連続となる。

 6月の株主総会で提案し、承認を求める見通し。可決されれば、東日本大震災直後の11年3月末に最大6400億円あった積立金が底を突くことになる。積立金がゼロとなるのは1979年以来、35年ぶり。

 関電が30日に発表する2014年3月期連結決算は、純損益が980億円の赤字となる見通し。
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 さっさと業態を変換すべき、時代に合ってないからこうなる、たぶん安倍内閣なんかに巨額の献金をしているんだろう。


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英、日本の尖閣領有権に疑問 「固有の領土」支持せず

尖閣諸島に対する中国の領有権主張が注目を集めた1970年末、在日英国大使館が本国に「日本の領有権主張には疑問が残る」と報告、英外務省は翌71年に日本、中国のいずれにも領有権を証明する歴史的証拠はないと判断、どちらも支持しない立場を決めていたことが27日、英公文書で分かった。

 英の「不関与政策」は現在も引き継がれており、主要友好国でさえ、「尖閣は固有の領土」という日本の主張への立場表明を回避してきた実態が明らかになった。
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 アメリカを同じ考えだね。





今日の神戸 
最低気温  14.9度(04:36 平年比+1.5度 前日差+0.8度)
最高気温  21.0度(13:59 平年比+0.2度 前日差-3. 0度)

日の出     5時14分 
日の入り   18時41分 




 今日も晴れ、明日から雨?
 歩き回ると暑い。
 散歩から帰ると鼻がムズムズ、ハナカミの山。








独立自尊のかけらもない国を世界にさらした安倍外交

2014-04-27 | いろいろ



田中 良紹 | ジャーナリスト
(ヤフーニュースより)

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独立自尊のかけらもない国を世界にさらした安倍外交


安倍総理は日米首脳会談で、オバマ大統領に「尖閣諸島に安保条約を適用する」と言わせる事に執着し、そのため足元を見られてTPPで攻め込まれた。これを外国から見れば、自分の国を自分で守る気概のない国の「土下座外交」に見えると思う。

大統領が望んでもいないのに国賓として迎え、天皇のお客様として国家総動員で最大級のおもてなしをした結果、日本は独立自尊のかけらもない国である事を世界にさらしたのである。

報道によれば、中東のテレビ局アルジャジ-ラは「日本は安全保障の大部分を米国に依存しており、尖閣諸島を守ると大統領が約束してくれたことを喜んでいる」と伝えた。

自国の領土を守るのに外国に支援や協力を仰ぐことはある。しかし今回の振る舞いは「足らない所を協力してほしい」というのではない。「お願いだから守ると言ってくれ」という卑屈な姿勢を見せたのである。



そもそも日本が「安保条約適用」の念押しをする様は、日本が「安保適用」に確信を持っていない事を示している。だから最大級のおもてなしをして疑念を払しょくしようとした。そして大統領の「お言葉」を頂き、日本は「満額回答」を得たと喜んだ。会談の成果を安倍総理は「画期的」と言ったが、世界は誰も「画期的」とは思っていない。

ロイターは、尖閣の安保適用について「従来の立場と変わらないと大統領は繰り返した」として、アメリカが軍事介入する気がない事を伝えている。BBCも「予想された通り大統領はバランスを取った」として、日中が対話の努力をする必要があることを指摘した。

しかし困ったことに、安倍政権には独自に対話に持ち込む外交能力がない。韓国との間では見るに見かねてオバマ大統領が仲介の労を取った。全く恥ずかしい話である。隣国同士であるのに、第三国からの助けで、初めて首脳同士が同席した。私なら仲介など断り、独力で解決の道を探る。他人の助けを借りれば、借りが大きな要求となって跳ね返ってくる。それが外交のセオリーというものだ。

アメリカから見れば、安倍政権は自分の事を自分で出来ないため次々に頼ってくる。そしてそのためのお土産として、アメリカの要求である日本版NSCの創設や、集団的自衛権行使や、労働市場の規制緩和をやる姿勢を見せてアメリカのご機嫌を取る。

ところが困るのは、それらがいずれもアメリカの考えとズレているのである。日本版NSCは議事録を作らない。それではアメリカのNSCと原理が異なる。日本版NSCは民主主義とは思えない官僚主導の組織である。

アメリカの不満を感じ取ったのか、安倍政権はオバマ来日の直前に閣議の議事録を公開し、閣議だけでなく日本版NSCの議事録も作成・公開する事を表明した。しかし横の連携がないままの発表だったらしく、菅官房長官はすぐさま公開に慎重な姿勢を見せた。

集団的自衛権行使も国民の理解が十分でないままやろうとするからアメリカを困らせる。様々なパイプを通して拙速な進め方に注文を付けてきた。「アメリカが変わった」と解説したメディアもあったが、アメリカが変わったのではない、安倍政権の無能なやり方にむしろ困惑しているのである。

大統領来日の前日、安倍総理は労働時間の規制緩和を検討するよう関係閣僚に指示した。これも大統領に対するおもてなしの一環である。しかし安倍総理は大統領の方ばかり向いて、国内の根回しをしていないため、野党と労働界から早速反発が出た。今後、政治問題化すればどうなるか分からない。

国賓待遇にこだわり、自らのパフォーマンスに利用しようとした日米首脳会談を、安倍総理が失敗と認める訳にはいかない。虚しくとも「日米同盟は強化された」と胸を張るパフォーマンスを続けるしかない。しかし腹の中はオバマ大統領に対する怒りで煮えくり返っているのではないか。

それを代弁するかのように、麻生財務大臣が記者会見で口をへの字に曲げながら「オバマに国内をまとめる力なんかない」と外交儀礼上問題となる発言を行った。オバマ大統領はアメリカ合衆国の元首である。アメリカの財務長官が日本の天皇を記者会見の場で批判したらどうなるか。

おそらく麻生氏は共和党がオバマに反対してTPPはまとまらないと言いたいのだろうが、TPP交渉でアメリカが日本から利益を得る話に党派性などあるはずがない。共和党が反対すればするほど日本に対するハードルは高くなる。そして交渉が決裂すればアメリカは日本を見捨てるだけの話だ。

TPPの最終的な狙いは中国をアメリカ流の市場に取り込む事である。そのための先兵として日本を利用しようとしている。日本が言う事を聞かなければアメリカは直接中国と交渉するだけの話になる。アメリカは日本が思うほど日本の事など考えていない。それを日本は認識する必要がある。

麻生氏のオバマ批判は、日本にとって日米首脳会談がうまくいかなかったことの証左である。しかしこの発言を見て、政治家とは思えないほど本音を漏らす麻生氏の総理再登板はありえない話になったと私は思った。

昨年の4月28日、連合軍の占領支配から独立した記念日に、安倍総理は天皇・皇后両陛下の出席を仰ぎ、政府主催で「主権回復記念式典」を大々的に行った。しかし今年は式典を開催しない。去年の力の入れようとは様変わりである。

日本の主権がいまだ回復されていない事にようやく気付いたのなら良いが、そうでなくとも独立自尊の精神を回復しなければ、形だけの独立を祝ったところで何の意味もない。むしろアメリカにすり寄り、日本の伝統的価値観を破壊する側に回る政権こそ、主権回復を阻む壁である事を国民は知るべきである


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