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4月10日の社説は・・・

2015-04-10 05:25:22 | 社説を読む
朝日・産経以外はパラオ訪問か。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 日米防衛指針―「世界の自衛隊」ですか
・ 再エネ比率―目標はもっと高く

読売新聞
・ 陛下パラオ訪問 戦地に立つ「慰霊」への使命感(2015年04月10日)
・ 15年度予算成立 緊張感持って懸案に取り組め(2015年04月10日)
 
毎日新聞
・ 通常国会後半へ これからが正念場だ NEW (2015年04月10日)
・ 親の監督責任 限界に配慮した最高裁 NEW (2015年04月10日)

日本経済新聞
・ 流通業は創意工夫で消費掘り起こしを
・ 戦争忘れぬ決意を共にしたい

産経新聞
・ 日銀の量的緩和 揺るがず脱デフレ果たせ
・ 親の賠償責任 「日常感覚」に沿う判断だ
 
中日新聞
・ 陛下パラオ訪問 悲しい歴史の思い深く
・ 金銭解決制度 不当解雇助長しないか 

※ 3社がパラオを取り上げました。

パラオは昨日取り上げたので、今朝は毎日と産経の親の賠償責任を取り上げます。

産経は
「多くの人が、「それはそうだろう」と納得した判決ではないか。」

毎日は
「不慮の事故に近い事案で、監督責任を問うのは厳しいとした結論は理解できる。」

記事の内容です。
読売新聞から紹介します。

 ここから http://www.yomiuri.co.jp/national/20150409-OYT1T50063.html?from=ytop_top

フリーキックの練習をしていたら、高く上がりすぎて道路に出てしまったボールが原因で、バイクが転倒したという事件です。

亡くなった方にはお気の毒ですが、故意でなく、通常の行為で、約1200万の賠償を命じた2審判決は重すぎると感じていました。

産経は
「不幸にして亡くなった男性は大変気の毒である。だが、被害救済を重視するあまり、無条件に保護者の責任を認める判断は、国民の理解を得られまい。」

「子供が外で遊べない、認知症高齢者の閉じ込めといった悪習を助長するような結果を招くことは、司法の本意ではないはずだ。」

その通りでしょう。納得できます。
しかし、次の解釈もできます。

毎日です。
「個別の事案であり、判決を一般化するのは難しい。男児がふざけて外に球を蹴り出していれば、異なる結論になった可能性がある。」

「判決は、一定の条件下で親の免責を認めただけだ。社会生活上のきまりや交通ルールに反すれば、子供自身も含めて賠償責任は問われ得る。親の子供に対する適切な指導やしつけは大切だ。それも肝に銘じたい。」

故意、あるいは、もっと門の近くで遊んでいれば、賠償責任が問われたであろうということです。

保護者、学校、設置者が、共に考えなければいけない問題です。



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