おおくのテーマが考えられます。
朝日新聞
・ 入管法と参院 良識持って審議尽くせ
・ 大嘗祭 異例の発言機に考える
読売新聞
・ 日産・ルノー 連携の強み損ねず軟着陸図れ(2018年12月01日)
・ 露VSウクライナ 危険な挑発の自制が必要だ(2018年12月01日)
毎日新聞
・ 秋篠宮さまの大嘗祭発言 前例踏襲への問題提起だ
・ 4K・8K放送スタート 高度な技術をどう生かす
日本経済新聞
・ 海外の制度も参考に外国人政策を練ろう
・ 受精卵のゲノム編集は規制を
産経新聞
・ 土曜配達休止 郵便離れに拍車かけぬか
・ 大嘗祭 国費でつつがなく挙行を
中日新聞
・ 秋篠宮さま発言 大嘗祭の性格を問うた
・ 日産とルノー お互いの信頼取り戻せ
※ 秋篠宮さま発言が並びました。
朝日です。
「秋篠宮さまが誕生日前の記者会見で踏み込んだ発言をした。
新天皇の即位に伴い、来年秋に予定されている大嘗祭(だいじょうさい)について「宗教色が強いものを国費でまかなうことが適当かどうか。すっきりしない感じをもっている」と述べたのだ。
皇位継承儀式の執り行い方を決めるのは内閣であり、その判断に異を唱えた形だ。大嘗祭は国事行為ではなく皇室の行事と位置づけられる。だから質問に答えて皇族の一人として見解を明らかにしたとのことだが、政治的な対立に発展しかねない極めて微妙なテーマだ。
秋篠宮さまは7年前の同じ会見でも「天皇にも定年制が必要になってくると思う」と、いまふり返って問題の本質をついた発言をしている。
お仕着せでない肉声が発信されるのは歓迎だが、来春には皇位継承順位第1位となる立場を踏まえ、テーマや表現については慎重な対応を望みたい。
もっとも、今回の指摘それ自体は正鵠(せいこく)を射たものだ。」
発言のぜひはともかく、発言の内容には賛成する人が多いのではないでしょうか。
毎日です。
「平成の大嘗祭では、中心的な行事「大嘗宮の儀」の祭場建設を含め、費用は総額約22億5000万円に上った。秋篠宮さまは「身の丈に合った儀式」にすることが本来の姿とも述べている。時代に合わせて簡素なものにする議論は今後も必要だ。
天皇は「国政に関する権能を有しない」と憲法4条に定められている。このため、皇族は天皇に準じて、基本的に政治的な発言を控えるというのが習わしだった。
その中で、秋篠宮さまはこれまでも天皇の負担軽減を図るために「定年制は必要」と述べるなど、皇室制度についてご自身の意見を明らかにしてきた。今回も宮内庁に意見を伝えたが「(相手は)聞く耳を持たなかった」と明確に述べている。」
このあとには「秋篠宮さまは来年5月から皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になることが決まっている。発言が社会に与える影響は大きく、慎重さが求められる。今回の発言を「政治的」と疑問視する声もある。」とも書いています。
このあとは国民が論議すべきでしょう。
産経です。
「政教分離は、政治権力と宗教の分離が目的である。天皇や皇族は権力を持たないし、宗教団体を擁さない。大嘗祭をはじめとする宮中祭祀を一般の宗教と同列視して、私的行為と見なす必要はないのである。
祈りは天皇の本質的、伝統的役割といえる。大嘗祭を含む宮中祭祀を、日本にとっての公の重要な行事と位置づけるべきだ。
費用を節約し、行事を簡素化しようと促された秋篠宮さまのご発言は、国民の負担をできるだけ少なくしようというお考えとして受け止めたい。
長い歴史を振り返れば、戦乱期など大嘗祭が行われなかった時代もあった。つつがなく行えるのは日本が栄えている証しである。」
産経らしい書きぶりです。
中日です。
「そもそも戦後の新皇室典範には大嘗祭の規定がない。四六年の衆院で担当大臣は「信仰に関する点を多分に含んでいるため、皇室典範に姿を現すことは不適当」との趣旨を述べている。
国民統合の柱を国家神道とした時代から、戦後は大転換した。憲法に政教分離を明記した。さらに皇室典範も国家の法になった以上、信仰を含む大嘗祭の文字は記すことができなかったのである。
前回の大嘗祭の際も、当時の閣議では「宗教上の儀式としての性格」「国がその内容に立ち入ることはなじまない性格の儀式」であることを確認した。だが、公的性格があると政府は解釈し、宮廷費からの支出となった経緯がある。来年の大嘗祭についても現政権は「前例踏襲」である。
むしろ秋篠宮さまが宮内庁長官らに進言しても「聞く耳を持たなかった」と漏らされた。大嘗祭の性格と公費のあり方に関する貴重な意見が封じられていた事実も驚きである。
来年五月の代替わりで皇位継承順位が一位になる人だ。天皇は国政への権能を有しない。とはいえ、天皇家としての重要行事について、憲法との関わりに疑念を呈した秋篠宮さまの言葉は、国民への問い掛けでもあるだろう。」
その通りだと思います。
朝日新聞
・ 入管法と参院 良識持って審議尽くせ
・ 大嘗祭 異例の発言機に考える
読売新聞
・ 日産・ルノー 連携の強み損ねず軟着陸図れ(2018年12月01日)
・ 露VSウクライナ 危険な挑発の自制が必要だ(2018年12月01日)
毎日新聞
・ 秋篠宮さまの大嘗祭発言 前例踏襲への問題提起だ
・ 4K・8K放送スタート 高度な技術をどう生かす
日本経済新聞
・ 海外の制度も参考に外国人政策を練ろう
・ 受精卵のゲノム編集は規制を
産経新聞
・ 土曜配達休止 郵便離れに拍車かけぬか
・ 大嘗祭 国費でつつがなく挙行を
中日新聞
・ 秋篠宮さま発言 大嘗祭の性格を問うた
・ 日産とルノー お互いの信頼取り戻せ
※ 秋篠宮さま発言が並びました。
朝日です。
「秋篠宮さまが誕生日前の記者会見で踏み込んだ発言をした。
新天皇の即位に伴い、来年秋に予定されている大嘗祭(だいじょうさい)について「宗教色が強いものを国費でまかなうことが適当かどうか。すっきりしない感じをもっている」と述べたのだ。
皇位継承儀式の執り行い方を決めるのは内閣であり、その判断に異を唱えた形だ。大嘗祭は国事行為ではなく皇室の行事と位置づけられる。だから質問に答えて皇族の一人として見解を明らかにしたとのことだが、政治的な対立に発展しかねない極めて微妙なテーマだ。
秋篠宮さまは7年前の同じ会見でも「天皇にも定年制が必要になってくると思う」と、いまふり返って問題の本質をついた発言をしている。
お仕着せでない肉声が発信されるのは歓迎だが、来春には皇位継承順位第1位となる立場を踏まえ、テーマや表現については慎重な対応を望みたい。
もっとも、今回の指摘それ自体は正鵠(せいこく)を射たものだ。」
発言のぜひはともかく、発言の内容には賛成する人が多いのではないでしょうか。
毎日です。
「平成の大嘗祭では、中心的な行事「大嘗宮の儀」の祭場建設を含め、費用は総額約22億5000万円に上った。秋篠宮さまは「身の丈に合った儀式」にすることが本来の姿とも述べている。時代に合わせて簡素なものにする議論は今後も必要だ。
天皇は「国政に関する権能を有しない」と憲法4条に定められている。このため、皇族は天皇に準じて、基本的に政治的な発言を控えるというのが習わしだった。
その中で、秋篠宮さまはこれまでも天皇の負担軽減を図るために「定年制は必要」と述べるなど、皇室制度についてご自身の意見を明らかにしてきた。今回も宮内庁に意見を伝えたが「(相手は)聞く耳を持たなかった」と明確に述べている。」
このあとには「秋篠宮さまは来年5月から皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になることが決まっている。発言が社会に与える影響は大きく、慎重さが求められる。今回の発言を「政治的」と疑問視する声もある。」とも書いています。
このあとは国民が論議すべきでしょう。
産経です。
「政教分離は、政治権力と宗教の分離が目的である。天皇や皇族は権力を持たないし、宗教団体を擁さない。大嘗祭をはじめとする宮中祭祀を一般の宗教と同列視して、私的行為と見なす必要はないのである。
祈りは天皇の本質的、伝統的役割といえる。大嘗祭を含む宮中祭祀を、日本にとっての公の重要な行事と位置づけるべきだ。
費用を節約し、行事を簡素化しようと促された秋篠宮さまのご発言は、国民の負担をできるだけ少なくしようというお考えとして受け止めたい。
長い歴史を振り返れば、戦乱期など大嘗祭が行われなかった時代もあった。つつがなく行えるのは日本が栄えている証しである。」
産経らしい書きぶりです。
中日です。
「そもそも戦後の新皇室典範には大嘗祭の規定がない。四六年の衆院で担当大臣は「信仰に関する点を多分に含んでいるため、皇室典範に姿を現すことは不適当」との趣旨を述べている。
国民統合の柱を国家神道とした時代から、戦後は大転換した。憲法に政教分離を明記した。さらに皇室典範も国家の法になった以上、信仰を含む大嘗祭の文字は記すことができなかったのである。
前回の大嘗祭の際も、当時の閣議では「宗教上の儀式としての性格」「国がその内容に立ち入ることはなじまない性格の儀式」であることを確認した。だが、公的性格があると政府は解釈し、宮廷費からの支出となった経緯がある。来年の大嘗祭についても現政権は「前例踏襲」である。
むしろ秋篠宮さまが宮内庁長官らに進言しても「聞く耳を持たなかった」と漏らされた。大嘗祭の性格と公費のあり方に関する貴重な意見が封じられていた事実も驚きである。
来年五月の代替わりで皇位継承順位が一位になる人だ。天皇は国政への権能を有しない。とはいえ、天皇家としての重要行事について、憲法との関わりに疑念を呈した秋篠宮さまの言葉は、国民への問い掛けでもあるだろう。」
その通りだと思います。